寄生獣 セイの格率 第7話 暗夜行路 感想

同類発見!?新一と同じ、脳が無傷な宇田との出会い
公式HPよりあらすじ
母の仇であるパラサイトを発見したと思いきや、その正体はなんと自分と同じ様な境遇に置かれた宇田守であった。お互いに自分の境遇を語り合う二人。宇田は新一の置かれた現状を不憫に思い、協力することを提案する。そしてついに決着をつける為、断崖絶壁の崖の上にはパラサイトと対峙する新一の姿が・・・!
顔下半分から胸にかけてパラサイトされた宇田守
気が弱くて煮え切らない性格で妻にも逃げられた。隣町のホテルに勤めている。母のかたきと思った気配は彼だった。同じ境遇の新一と出会った事を喜び、新一の境遇に同情して泣きじゃくる宇田。新一の目は乾いている。
その晩、ミギーから打ち明けられた。ミギーのあまりにも細かく分裂してしまったミギーの身体が回収出来ずに新一の全身に散った事を。そのために新一の身体能力が格段に上がった事を。メガネがいらなくなった事実、車よりも速く走った事実、3mも跳躍した事実、新一には思い当たる事があった。自分が普通の人間ではなくなっていた事実、絶望する新一。それでも母のかたきは取らねばならない。
奴が来た、宇田から連絡が。
脳が残っている宇田が襲われる可能性があると忠告する新一、逃げながら岬へと誘導する宇田。追い詰められて戦うが、中途半端な宇田が完全体に勝つ見込みはない。急ぐ新一にもトラブルが発生、ミギーに眠りが来てしまった。せめてもと武器の形になって眠るミギー。宇田は心臓を貫かれて崖から落下、新一はミギーの助けのないままに戦う。止めを刺したのは宇田のパラサイトだった。咄嗟に心臓の位置をずらし致命傷をさけたのだ。

「君がやっちゃいけない気がする」
元は自分の母親であったモノを新一に殺させないために。煮え切らない性格だといっていた宇田さんですが、彼にもパラサイトの影響か、変化があったようです。
父との苦い会話。互いに母がバケモノに殺された事には触れず。
新一の気配を感じたふたりの少女。振り向いた新一にはあの気弱な少年の面影はなく・・ひとつが終わり、これから新たな戦いがはじまる予感。
宇田との出会い、決着まできれいな流れ。

原作 岩明均(講談社「アフタヌーン」所載)
企画 田村徹、田村学、成島誉
監督 清水健一
シリーズ構成 米村正二
キャラクターデザイン 平松禎史
音楽 Ken Arai
ミギー 平野綾
泉新一 島﨑信長
村野里美 花澤香菜
君嶋加奈 沢城みゆき
立川裕子 安野希世乃
鈴木アキホ 前田玲奈
田宮良子 田中敦子
浦上 吉野裕行
泉一之 相沢まさき
泉信子 笹井千恵子
長井和輝 浜添伸也
ミツオ:KENN
真樹子:芹澤 優
宇田守:鈴木琢磨
宇田のパラサイト:村瀬 歩
島田秀雄:石田 彰
広川剛志:水島 裕

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