NCIS: ニューオーリンズ 第5話 人質を捜せ It Happened Last Night 感想

嫌味なFBIも美味しいケイジャン料理付きなら笑顔で協力?w
公式HPよりあらすじ
バイユーで海兵隊の上級准尉ウィリアム・リードの遺体が見つかる。水責めにあっていた可能性から、過去に尋問した囚人の報復行為かと思われた。妻のマリリンとは連絡が取れなかったが、自宅から血痕が見つかり、そこが殺人現場だということが分かる。隣の家に住むヘレインからは、黒っぽい車を見かけたという証言を得るが......。
タレーランの時代から、美味しい料理は様々な問題を解決するというのは変わらないらしい。あれだけ対立したり手柄を持っていったFBIも、笑顔で協力。もっとも本人は悪い人間ではなく、あれは立場上の仕方のない事だった、お互い大人だから的な流れのようで。プライドの方も捜査の為にFBIに便宜を図ってもらったわけだし。
「ニューオーリンズの貴族に逢わせるよ」
他所から来たブロディにいうプライド。大金持ちの地方の有力者一家は家族が同じような権力者を選ばず、たかが兵隊風情と結婚したのが許せなかった。おそらく娘は両親よりも聡明だった、少なくともカネ膨れしたボンクラ兄よりも。
事件はお決まりの弁護士の横領。
ドラマでは例の天秤が悪に傾きっぱなしの弁護士が多いらしい。
ヴァンス局長が映像でちらっと登場。元祖NCISメンバーは映像だけというパターンはこれからも続きそう。それで補填したとしても、肝心のニューオーリンズのメンバーに魅力がなければ続かない。
会話に粋さが足りない。
NCISの元祖が同時に放送しているのは、こちらのシリーズが何故FOXでない局での放送となったのか「それとなく察し」になってしまう気がする。加瀬康之と皆川純子の両名の会話が堅いのだよね、もっと大らかな土地柄が出てもいいのに。それは元の脚本や翻訳のせいもあるかも知れないけれど。それでも地上派のドラマの大半よりはストレスを感じない。
ディノッゾとトッドのような楽しさがない。ディノッゾの新人やマクギーいじめが不愉快だが、アメリカの感覚ではパワハラや差別やイジメは普通らしい。権力者のイジメは自由、弱者の報復は犯罪。それがあってもギブスとストーリーの面白さが上回る。ニューオーリンズと並べる事で過去シリーズの人気が再燃して、吹替版がもっと先のシーズンまで出てくれるといいな。井上和彦さんのギブスが聞きたい。
NCIS: New Orleans
ドウェイン・“キング”・プライド スコット・バクラ 内田直哉
クリストファー・“クリス”・ラサール ルーカス・ブラック 加瀬康之
メレディス・“メリー”・ブロディ ゾーイ・マクラーレン 皆川純子
ロレッタ・ウェイド CCH・パウンダー 宮寺智子
セバスチャン・ランド ロブ・カーコヴィッチ 武藤正史

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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紀州のプーさん
年の瀬ですね
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- 2015.12.01 (Tue) 09:58 | 紀州のプーさん のんびり日記