クリミナル・マインド FBI行動分析課 season11 第3話 感想

デブスの妄想が引き起こす悲劇。ロッシ役のジョー・マンテーニャ監督回

第3話　死がふたりを分かつまで　'Til Death Do Us Part

人気ウェディングスポットとして有名なジョージア州サバナで、結婚目前の女性がバチェラーパーティーの夜に失踪し殺される事件が2件発生。さらに3人目の被害者が出ると、BAUは恋愛関係に失敗して精神を病む大柄な女性が犯人だとプロファイリングする。捜査線上に浮かんだのはフラワーショップで働くデイナ。彼女は中学時代にひと夏付き合ったライアンが同じ店で働きだしてから、彼と結婚する妄想を膨らませていた……。

花屋の姉妹、醜い姉デイナと美人の妹ニコール

誰にも愛されない、見向きもされない姉。結婚など夢のまた夢。妄想の中で幼馴染のライアンと恋をしている。切り抜きでライアンと自分のコラを作って、にやにやして見ている。気持ち悪い。妹は姉を心配している。だが美人の妹は美人特有の鈍感さで、姉の闇に気が付かない。

最初から犯人が判明していて、BAUがそこにたどり着くまでの舞台仕立て。

タラがごく普通にレギュラーとして扱われている。
プレンティスやキャラハンのような立ち位置で。

ロッシ役のジョー・マンテーニャ監督回。妹の気色悪さの中に、結婚に関しての憧れや人の心の綾を織り込んで来る。派手なアクションが目立つ回より、こういう人と人との絆などの物語の演出に持ち味を発揮する方なのでしょうか。最後のラスベガスでの3度目の結婚のエピソードや、エルヴィスの真似など、大人の貫禄と余裕のロッシもいい。

タラは婚約しているが、相手のダグラスと問題が。結婚絡みの事件、モーガンへ皆は矛先を向ける。まだまだ結婚はしたくないと思っている様子。モーガンのお友達として登場したのは、1990年代のダラス・カウボーイズ黄金期に活躍したマイケル・アーヴィン？