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映画「甦る三大テノール 永遠の歌声」感想

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偉大なる三人が一堂に集った夢の祭典とその後を綴るドキュメンタリー日本人には分かりにくいかも知れないが、欧州のサッカー熱は物凄い。W杯の時期にフランス人と仕事をした事があるが、彼等は試合が始まるとそわそわとし出して、他の事には身が入らない。とにかくTVのある場所へ移動しようとする。「サッカーは人生だ」と当たり前のように語る人々。サッカー=人生を邪魔する事は許されない。たとえ私の仕事人生を邪魔しようと、...

映画「ファーストラヴ」感想

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殺された父、血まみれの包丁を持った娘。その裏に隠された真実とは・・毒親のせいで人生を潰された子供が気の毒だった。ロリは犯罪、それに尽きる。「SPEC」のうすら寒いギャグが苦手だったので、堤監督どうかと思ったが「人魚の眠る家」に続いての家族の葛藤がすんなりと語られていました。カウンセラーが患者に自身のトラウマを投影して入れ込んでいるのは、違和感。そういう人物がカウンセラーとして著作物を出して有名だという...

映画「AWAKE」感想

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人間とAIの闘いの影の、かつて共にプロ棋士を目指した二人の物語子供の頃、将棋の天才と呼ばれた。奨励会(日本将棋連盟の棋士養成機関)に入ると、周りは同じように天才と呼ばれた少年ばかりだった。清田は浅川と出会う。浅川は強かった。挫折はすぐにやって来た。選ばれた真の天才のみがプロ棋士になれるのだと思い知らされる。将棋だけにすべてを掛けてもかなわない夢があるのだと。将棋を捨てた人生は空っぽに思えた。大学へ行...

映画「ワンダーウーマン 1984」感想

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愛を貫くか、世界を救うか・・究極の選択を迫られたダイアナ!スミソニアン博物館で働く考古学者・ダイアナのもう一つの顔―それはヒーロー界最強とも呼ばれる桁外れのスーパーパワーを秘めた戦士<ワンダーウーマン>。1984年、人々の欲望を叶えると声高に謳う実業家マックスの巨大な陰謀と、立ちはだかる正体不明の敵チーターを前に、ワンダーウーマンに絶対絶命の危機が訪れる。ワンダーウーマンはたった一人で世界の崩壊を止め...

映画「サイレント・トーキョー」感想

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とにかく浅い。同じテーマなら「相棒」のSPの方が数倍マシ。平和ボケで能天気のパリピとユーチューバー達が、警察の警告を無視して爆弾で吹き飛ばされるのはいいが、中途半端でリアルさも爽快感もない。もっと緊迫感がある場面にしないと怒りは伝わらない。そう、何もかも中途半端。犯人の心の痛みも上っ面だけ。絵空事をうわごとで言っているだけ。総理の会見も似たり寄ったり。西島秀俊なのか、中村倫也なのか、ADの葛藤なのか。...

映画「エノーラ・ホームズの事件簿」感想

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ナンシー・スプリンガー原作のミステリ小説「エノーラ・ホームズの事件簿シリーズ」の映画化推理力と行動力を発揮して、兄シャーロックを出し抜き、行方をくらました母親を捜す16歳のエノーラ・ホームズは、若き侯爵をめぐる陰謀に巻き込まれていく。「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」で、キチママに育てられ途中で洗脳が解けた娘マディソンを演じたミリー・ボビー・ブラウンが、シャーロックの妹エノーラに。髪型や服装で女...

「LEGO スター・ウォーズ/ホリデー・スペシャル」感想

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いつもの公式やりたい放題。このノリでep9をやれば良かったのに・・本作の舞台は、昨年公開され大ヒットを記録した映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の直後。ヨーダによる「はるかかなたの銀河系で…」というお馴染みの言葉で始まる予告編では、レイやチューバッカ、ポー・ダメロン、ランド・カルリジアンたちが、銀河系で最も陽気でマジカルな祝日“ライフ・デイ(生命の日)“を楽しく祝う様子が描かれる。レイは...

映画「罪の声」感想

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グリコ・森永事件をモチーフとした小説の映画化平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテ...

映画「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」感想

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ちょっと贅沢な2時間ドラマ終末期の患者ばかりが次々と不審な死を遂げる事件が相次ぎ、捜査に乗り出した刑事の犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させる「ドクター・デス」と呼ばれる医者の存在にたどり着く。しかし、そんな矢先、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘の沙耶香が、ドクター・デスに安楽死を依頼してしまい……。綾野北川のバディドラマの劇場版といった雰囲気。フィルムを思わせるざらざらした質感という...

映画「スパイの妻 劇場版」感想

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「私と夫が世界を救うのよ(はあと)」からの超展開2020年にNHK制作、2020年6月6日NHKで放送されたテレビドラマ。スクリーンサイズや色調を新たにして映画として劇場公開。第77回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞。脳内お花畑状態の蒼井優の笑顔が怖い。夫考案の「俺たちの正義実現計画」がガバガバ過ぎて酷い。突っ込み所は満載ではありますが。結局はどんな高邁な理想を言った所で、カ...

シネマ歌舞伎「三谷かぶき 月光露針路日本 風雲児たち」感想

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「月光露針路日本 風雲児たち(つきあかりめざすふるさと ふううんじたち)」原作はみなもと太郎の「風雲児たち」。オープニングはみなもと先生原画のアニメ。難破してロシアに流れ着いた伊勢の漁師達が絶望と苦難の末に日本に帰国するまでの実話を元にした物語。歌舞伎とはいえ現代劇要素が多い。三谷幸喜だけに古畑任三郎のパロディも入っていました。猿之助さん凄い。片足を失いロシアに残される事が分かった時、不自由な身体で...

映画「TENET テネット[IMAXレーザー・字幕]」感想

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ノーランの暗黒面の方だった。とにかく人物に魅力がない。主人公に芯が感じられない。世界を救うはずなのに、女にかまけて大失敗、その繰り返し。ボンドなら女性を助けても、それは彼の信条だからと納得出来るけれど、こちらの彼はとにかくいきあたりばったりで、信念も何も感じられない。最後にニールにネタばらしされても「だから何?」的。テンポの悪い007もどき?ノーランといえども、肝心の「時間逆行」を映像で説明するのは...

シネマ歌舞伎「怪談 牡丹燈籠」感想

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台本は、昭和49年(1974)年に大西信行氏が文学座のために書き下ろしたもの。言葉は口語に近く人物像もより深く掘り下げられた、笑いどころも満載の現代版『怪談 牡丹灯籠』。公式よりあらすじ伴蔵とお峰は、18年ぶりに仁左衛門と玉三郎が演じ、息の合った絶妙な夫婦のやりとりを見せています。そこに、萩原新三郎(愛之助)とお露(七之助)、宮野辺源次郎(錦之助)とお国(吉弥)の二組の男女の物語が重なり、幽霊よりも怖い人...

映画「2分の1の魔法[IMAXレーザー・吹替]」感想

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一番得をするのは、ニートの長男。厨二全開で「俺はまだ本気を出してない」と思い込んでいる能天気。シングルマザーの母親にも弟にも近所の人にも警察にも厄介者扱いされている。その兄に圧倒されて、自分に自信がなく友達もいない弟。イジメにあってるのに家族は無関心。本当は魔法の才能のあるのは弟の方、でも結局は弟は父親に会えないという酷い話。お父さんを独り占めした兄に、子供の頃に親切にしてもらったからと諦める弟。...

映画「ドクター・ドリトル[2D・吹替]」感想

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藤原啓治さんの為に、あえて吹替で。こんな今だからこそ見て良かった映画。動物も人間も関係なく皆で一緒に頑張るのです。女王様の病気を治す為、天才だけど変人ドリトル先生とスタビンズ少年は伝説の島を目指して旅立ちますが・・女王暗殺の陰謀や、ドリトル先生の亡き妻リリーにまつわる因縁、そして一方的に先生をライバル視する男が軍艦で追いかけて来て・・・確かに内容は単純だし、色々と途中の道中は簡略化されているので、...

映画「ランボー ラスト・ブラッド[2D・字幕]」感想

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国家の為でも組織の為でもイデオロギーの為でもないランボーのランボーによるランボーの為だけの戦いイキったチンピラが舐めてかかったら、実はすごくヤバイおじさんで、見事返り討ちされました的な。ベトナムから帰還したものの、祖国の冷酷さに絶望したランボーが、故郷のアリゾナでようやっと得た平穏な日々。それは10年しか続かなかった。「根っから悪い人なんていない」と脳内お花畑の少女ガブリエラは、祖母マリアやランボー...

映画「嘘八百 京町ロワイヤル」感想

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大人のコメディ。こういう軽く楽しめる映画が本当に少なくなりましたね。漫画アニメ原作のチーパッパ学芸会もお子ちゃま需要を満たすのには必要という事で。映画をまったく知らないクライアントに使われるうちに、チープで手抜きが邦画だと、作り手も思い込んでしまったのでしょう。以前は明らかに下だった近隣諸国にも後れを取るクオリティの低さ。誰かに根性出してもらって、飛んで埼玉どころかあの世までぶっ飛ぶ勢いの映画の一...

映画「ダウントン・アビー」感想

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エリザベス女王もご覧になったと評判のドラマの映画化ドラマのファイナルシーズンの1年半後、1927年が舞台。国王夫妻が滞在する事になったダウントン・アビーで、住人側と使用人側のそれぞれの騒動が描かれます。映画の始まる前に、パットモアさん演ずるレズリー・ニコルの主要人物の紹介あり。キャラクターの作り方が上手く、映画そのものが良く出来ているので、TVドラマを見ていなくても楽しめます。過ぎ去りし日の英国の王侯貴...

映画「フォードvsフェラーリ」感想

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日本でF1華やかりし頃、ある技術者が「ドライバーには2種類ある。車を一緒に作りあげてくれるドライバーとそうでないドライバー」と言っていた。だとすればケン・マイルズは前者の中でも最高峰の人材だったのだろう。性格としては難があったとしても。車の状態、そして何が必要なのかを感じとる能力は、誰よりも優れていたのだろう。その稀有なるドライビングテクニックと共に。クリスチャン・ベールのやさぐれたマイルズがいい。...

映画「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」感想

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先日「世界忍者戦ジライヤ」で戸隠流正統・磁雷矢を演じた役者さんが戸隠流忍術第三十五代宗家を本当に継いだというニュースが流れていましたが、「スカイウォーカー」の名も、その技と志を受け継いだ者が襲名するというのもありかなと。七代目スカイウォーカーとか、カッコいい!・・たぶん?ルーカスの手を離れたスターウォーズの完結となる映画は、ファンメイドの映画だと思えば良く出来ていますよ。過去の諸々を引っ張って来て...