映画「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」感想

上質の冒険活劇アニメ初期の東映の長編アニメや、辻村ジュサブローや川本喜八郎の人形劇を思わせる。ストップモーションアニメで丹念に描かれた絵、子供の頃に親しんだおとぎ話やドラクエ等のRPGで遊んだ楽しさを思い出す物語。素朴で単純に見せてはいるが、見る側に負担をかけずに楽しませる工夫が隅々までなされている。隻眼の少年クボのかき鳴らす三味線に合わせて、舞い踊るオリガミの人形達、それを見入る村人や子供達の喜び...

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映画「マイティ・ソー バトルロイヤル[IMAX3D・字幕]」感想

「ソーなんですか?」「ソーなんです!」・・で感想を終わっても良さそうな映画。いつもの大味のマーベルですが、ポップコーン食べながら見るのに最適なのがこのシリーズの良い所なのです。ギャグといってもデップーほどのおふざけはなし。まがりなりにもソーは王子様ですから。ヴァルキリーも"Majesty"とソーに呼びかけてましたし。ソーの髪を切る床屋さん(?)にお馴染みのスタン・リー爺。当所はワンカットちらり位だったのに、最...

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映画「ブレードランナー 2049[IMAX3D・字幕]」感想

SF好きにはたまらない映像。圧倒的な個性で多大なる影響を与えた作品の続編。前作を超える事を義務付けられている映画。人造人間に魂はあるのか?難しい質問だ。人間にすらあるかどうかわからないのに。1982年に想像された2019年のLAはオリエンタルなディストピアであった。日本人はスクリーンの中に見慣れた文字や和食らしきもの、ハリソン・フォードが箸を持つ姿に驚愕した。未来=洗練された西洋文化ではなく、東洋風味の退廃的...

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映画 Netflix「Death Note/デスノート」感想

海外ドラマを気軽に見るノリで見るなら、なかなか面白い。先頃公開された続編の邦画よりはずっと楽しめる。少なくとも邦画より真面目に映画を作っている。デスノの実写化というより、ティーン向けの映画だと思えば悪くはないと思う。日本で言えばスイーツ向けか。藤原ライト版や宮野ライト版と比べてしまうと物足りないが・・ライト君はシャイだけど女の子への関心は旺盛で、女の子に良いカッコしたくてすぐにノートの秘密をばらし...

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映画「散歩する侵略者」感想

「地球の静止する日」のJホラー風味。物騒な侵略と淡々とした日常の対比が良い味。少し前の青年誌に良くあったような普通の生活の中に気づかぬうちに異変が系の話。しんちゃんと天野くんのキャラ、長谷川博己の熱演にかなり助けられている。彼が岸田森大好きなのが何となくわかる。笹野さんも要所で締めるキャラ。黒沢清監督だけに細部まで作り込む資金があったのだろうな。青味がかった色彩にウルトラセブンを感じたのは、侵略者...

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映画「エイリアン:コヴェナント[2D・字幕]」感想

マイケル・ファスベンダー無双!!エイリアン誕生の謎が明らかに・・・「アラビアのロレンス」大好きのアンドロイド、ディビッドが再登場。同型のアンドロイド、ウォルターとマイケル・ファスベンダーが一人二役で活躍・・というか、無双してました。ここまで彼(いや、彼らかな?)中心の話になるとは思ってもみませんでした。マイケル・ファスベンダー大好きな私には楽しい映画でした。コヴェナント号の乗組員の印象が薄いという...

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映画「ダンケルク[IMAX2D・字幕]」感想

空中戦が素晴らしい。あえてヒーローは作らない。作らないがささやかな望みは叶えられる。台詞で解説しない。映像で語る。IMAXのスクリーンの隅々までノーランの意思が行き渡る。戦争の中で人は単なる物となり、政府の命令に決断を迫られる将校は、冷たい方程式に従いつつも、良心と抗う道を見つけようとする。自国民が先、だが共に戦った者達も救いたいというエクスキューズも含めて。生き残りたいという共通の決意と無言の友情で...

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映画「ワンダーウーマン[IMAX3D・字幕]」感想

地上最強の美女は天然の王女さま?!前作でバットマンとスーパーマンを引き連れたワンダーウーマンの姿を見た時、思い出したのですよ。タイムボカンシリーズの三悪を。さしずめ、ワンダーウーマンがドロンジョ様なら、妙な機械を作るのが好きなバットマンは「ポチッとな」のボヤッキー、パワー自慢のスーパーマンがトンズラーという感じ。野郎二人を従えて「行くよ、お前たち」的な雰囲気がね。王女様ですから、生まれながらのリー...

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映画「関ケ原」感想

平岳大の島左近が素晴らしい!!映画の中ではあまり説明はされないので、ざっと当時の歴史などを頭に入れてから見た方が理解しやすい映画。武将やら側近も大勢登場、いちいち覚えていられないけれど、とりあえず三成と家康の動向と、邦画の悪しき定番のアイドル忍者の女の子でも追いかけていればOK。ここはメリジュリゴリゴリ押しジャニタレ岡田准一が一番に褒められないとジュりが不機嫌になるだろうけど、こっちは見る側、作る側...

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映画「スパイダーマン:ホームカミング[IMAX3D・字幕]」感想

若さゆえの過ちを認めたくないピーターの暴走が、周囲に糸と不幸を撒き散らすお話。サム・ライミ&トビー・マグワイア版は、糸で飛び回る映像は楽しかったけれど、童顔のピーターにヒロインがオバサン過ぎて。リブートは年齢を下げて若者の軽さを出そうとしたものの、それが正義の味方の概念から逸脱、そこがアメイジングになって失敗、今度は更にピーターの低年齢化、軽薄で成績は優秀でも頭の悪い子に。アイアンマンことスターク...

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映画「トランスフォーマー/最後の騎士王[IMAX3D]」感想

最後の最後で頼りになる男&オートボットのタッグが熱い!!設定ガーの人には色々と突っ込むべき箇所はあれど、次々と勃発する戦闘、襲い掛かる危機、そしてまた危機&戦闘のリピートの中ではどーでも良くなってしまうのがマイケル・ベイ。結局は戦い抜く胆力ですよ、それは淑女であっても。せっかく買ったストロベリーレモネードを飲むのも忘れて、スクリーンから目が離せず、最後まで見てしまいました。それですよ、それ。それが娯...

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映画「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女(IMAX3D)」感想

やっぱり脱ぐ、そして走る!!!大まかな路線は、インディジョーンズ、ハムラプトラの延長線上です。まったく怖がらせる気がないゾンビ映画でもあるので、ホラー映画が苦手な人でも大丈夫。むしろあまりにコミカル過ぎて、何というかゾンビもここまで世間に浸透してしまったかというか、お約束のオンパレードになってしまったのだなと。(ロメロ監督のご冥福をお祈りいたします)トムは何処までもトムなので、美人にモテモテです。...

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映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(IMAX・3D)」感想

ジャックのオネエ歩き、健在☆IMAXでも特別仕様だったらしく、海の広さと深さが堪能出来る画面作り。こういう映画にはいいね。無茶苦茶過ぎて、細かい所はどーでもいい類の映画。それでいいんです、その中で親子愛や大英帝国と海賊の闘争、ジャックを巡る様々な因縁を絡ませて、娯楽映画としては文句ない出来。これは映画館で見るのを前提の映画ですよ。TVだと画面にじっくりと集中出来ないし。雑用や野暮用で気が散ってしまう。集...

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映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」感想

藤原竜也無双、彼あっての映画。やはりこの個性は誰にも真似できない。それを存分に生かす役回り。面白かったのだけれど、欲を言えば、最後の「命日には戻ります」はいらなかった。せっかく過去から解放されての旅立ちなのに、その一言でまた過去に引き戻されるというか、吹っ切れていない歯切れの悪い印象になってしまった。あのまま見送って終わるだけで良かったのに。昔の時間軸の映像はあえてフィルムっぽい質感だったり、その...

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映画「花戦さ」感想

花の作り上げる空間の美しさ、広がる世界はまさに宇宙、すべてを包み込む。それは人をも包み込むもの。専好は花で、利休は茶でなしとげた境地。「お・も・て・な・し」の大騒ぎも一段落した感のある日本ですが、そんな時だからこそ見て欲しい映画かも。秀吉の金ぴか茶室と利休の抵抗の意味するものも。「おもてなし」が誰かの思惑や虚栄心を押し付けるものではない事も。信長は暴君と言われようと一国一城の主なるべく名門の家で育...

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映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(IMAX3D)」感想

ナイトライダーを見たくなりました!!!デヴィッド・ハッセルホフの吹替もスタナー役のスタローンもささきいさおさん、解ってらっしゃる。前作で気になった音楽的な無理矢理感も改善され、それぞれのキャラもこなれて来て、家族関連のエピソードも色々あって、良い感じでメアリー・ポピンズでした。前作より好きかも。冒頭から3Dを意識した戦闘シーン、エゴの星の景色もそう、人が落ちていくシーンなども3Dの方が臨場感が増して、よ...

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映画「追憶」感想

スクリーンに切り取られた世界は儚くも美しい。豪奢で華美という意味ではない。現実に寄り添って作られた映像。大抵の邦画の薄っぺらい画面とは違う。ゴミも埃もあっていいのだ、その世界を描くのに必要なら。泥が作られた泥ではなくあめつちで作られた泥に思えるほどに自然。巧みに作られた日常が物語に真実味を与える。これは人生の深みを知った人ほど感じるものが多い映画。人生経験が浅い人間には理解出来ない事が多いようだ。...

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映画「美女と野獣(IMAX3D)」感想

ディズニーアニメ「美女と野獣」の実写化邦画ではアニメの実写化=駄作が定番ですが、さすがディズニー、良作に仕上げて来ました。うんざりする安っぽいCGにセット、役者以下の芸能人の猿芝居でお茶を濁すような事はしません。ハリポタのハーマイオニーだったエマ・ワトソンがベルを演じるのが話題。残念ながらしゃくれあごはベルのイメージには合わないけれど、映画の宣伝としては十分だったでしょう。他にも達者な役者陣が作品を...

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映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」感想

MAX・3Dと吹替版、両方鑑賞。両方見た私が言いますが・・IMAX・3Dの吹替版で観たい!!・・・と、私のゴーストが囁くの。吹替版は、オリジナルの声優陣と川井憲次リスペクトの音楽で気分はもう「攻殻機動隊」。それにIMAX・3Dの迫力の映像が加われば最強なのに。(追記:後日、IMAX・3Dの吹替版も無事鑑賞。やっぱり最高でした!)ヴィジュアル的には、少佐もバトーも悪くなかった。だから声がついて世界がぐっとイメージの近くにダイ...

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映画「キングコング: 髑髏島の巨神(IMAX・3D)」感想

これは良い怪獣映画!!コングさんに惚れた!!美女を救って、哀愁漂う背中を見せて去って行くコングさん、イケメン過ぎる。怪しい調査隊とかいきなりの土人さん達とか、過去の怪獣映画へのオマージュ満載。今の日本で作るのは絶対無理。ゴジラは微妙だったけど、これは文句なしの傑作。末期の特撮映画のどんどんどんと走って来てがっぷり組み合うだけのシラケる戦闘シーンなど足元にも及ばぬ、緊迫感もあり迫力もあるシーンの連続...

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