Fate/Zero 第16話 栄誉の果て

公式HPよりあらすじ
キャスター討伐の褒賞として令呪を得ることに成功したケイネス。これにより、再び聖杯戦争への復帰が叶う―そう思ったのもつかの間、何者かによってソラウを人質にとられた事を知り、激しくランサーを罵倒する。主ケイネスに忠誠を誓い、騎士道を貫こうとすればするほど深まる溝にランサーは絶望する。
「戦場に希望なんてない」
何という切嗣の言葉の重さ
セイバーの唱える栄誉だの正義が、何と空虚な絵空事に見える事。騎士道は自分が背中から刺されないための安全保障条約のようなものだ。人の殺し合いをどんなに美化しても、そこにあるのは血生臭い命のやりとりだけ。切嗣はそれを言っているのだが、セイバーには通じない。
あまりにもかけ離れた二人が主従となった悲劇
ケイネス先生も己の欲の為に人を殺し、栄誉を守ろうとしたが・・それを切嗣が知っていたら、更に皮肉に口元をゆがめるだろう。切嗣はあえて非情で非道になる事で、世界を守ろうとしている。自分の手を血に染めても、二度と血を流す事のない世界を作ろうとしている。
ランサーはあるじに恵まれなかった。しかし驕り高ぶったケイネスだが、許婚への愛だけは純粋であった。人としてはそれが救いだ。その愛が彼を滅ぼしたとしても。許婚の愛が彼の上にはなかったとしても。

衛宮切嗣:小山力也
セイバー:川澄綾子
アイリスフィール:大原さやか
遠坂時臣:速水奨
アーチャー:関智一
言峰綺礼:中田譲治
アサシン:阿部彬名
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト:山崎たくみ
ランサー:緑川光
ウェイバー・ベルベット:浪川大輔
ライダー:大塚明夫
雨生龍之介:石田彰
キャスター:鶴岡聡
間桐雁夜:新垣樽助
バーサーカー:置鮎龍太郎



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