映画「ダーク・シャドウ」感想
![ダーク・シャドウ(ジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督) [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/515wxgMWhzL._SL160_.jpg)
舞台は1972年、メイン州コリンズポートの町
カーペンターズの歌、アリス・クーパー(本人)、ヒッピーなどのノスタルジアも混ぜながら、ヴァンパイアになりきりジョニーが町中を駆け巡る。ベースは昔のTVドラマらしいが、それはあまり気にしなくても良さそう。チョコレート工場やアリスと同様に、片鱗は残されていても、すべてがティム・バートン色に染められているから。
ホラーにはなりきらず、ギャグも中途半端・・ストーリーや設定に突っ込み所が満載なのもいつも通り。その歯がゆさがティム・バートンの映画の持ち味なので、気にせずに闇の中に仄かに青白く光る監督の世界を眺めればいい。
飛び切り上等の道化師であるジョニー・デップの道案内で
映画としては駄目だろうと予想はしていても、ティム・バートンの真面目な悪ふざけが好きだから、やっぱり今回も見てしまった。世界を作り上げる執拗なまでの意欲が良いのだよね。コリンズ家の屋敷はホーンテッドマンションだし、部屋中を壁も天井も転がりまわるラブシーン。吸血鬼になった理由の弱さとか、いきなりのオオカミ人間とか、ラノベに慣れた層なら、その程度の破綻した物語に目くじらを立てる事もないだろう。
自分の味わいたいものが、そこにあるなら。
・・・いささか、マンネリではあるけれど(´∀`)
Dark Shadows
監督 ティム・バートン
脚本 セス・グレアム=スミス
原案 ジョン・オーガスト セス・グレアム=スミス
原作・オリジナル脚本 ダン・カーティス
音楽 ダニー・エルフマン
撮影 ブリュノ・デルボネル
編集 クリス・レベンゾン
製作会社 ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ GKフィルムズ インフィニタム・ニヒル ザ・ザナック・カンパニー
配給 ワーナー・ブラザーズ
バーナバス・コリンズ ジョニー・デップ 平田広明
アンジェリーク・ブシャール エヴァ・グリーン 深見梨加
ヴィクトリア・ウィンターズ ベラ・ヒースコート 本名陽子
ジョゼット・デュプレ ベラ・ヒースコート 本名陽子
エリザベス・コリンズ・ストッダード ミシェル・ファイファー 高島雅羅
キャロリン・ストッダード クロエ・グレース・モレッツ 白石涼子
デヴィッド・コリンズ ガリー・マクグラス 矢島晶子
ジュリア・ホフマン博士 ヘレナ・ボナム=カーター 高乃麗
ロジャー・コリンズ ジョニー・リー・ミラー 清水明彦
ウィリー・ルーミス ジャッキー・アール・ヘイリー 佐々木睦
ミセス・ジョンソン レイ・シャーリー
ジョシュア・コリンズ イヴァン・ケイ
シラス・クラーニー クリストファー・リー 家弓家正
アリス・クーパー アリス・クーパー



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