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(終)ZETMAN 第13話 葬列 感想

「ZETMAN」Vol.2 DVD【初回限定生産版】

正義という名の究極の自己満足
これほどに心卑しく醜いヒーローは初めてだ


父親を殺し、母親を見殺しにし、妹の慟哭を無視し、俺様正義に奢り高ぶる男。ヒーローになりたくて、ヒーローの皮をかぶった冷酷な男。この性格異常者こそ、生かしておいて良いのだろうか。口甘い賞賛と女に心の闇を誤魔化して。

コウガの心は今もジンへの劣等感で一杯だろう。
だから”正義”の名の下にジンを抹殺したいのだ。


自分を正当化したいが為に・・正義は方便に過ぎない。

暴きの輪を有効活用してプレイヤーを殲滅していく方法など、いくらでも考え付けるだろうに、あえてそれを無視する所に、コウガの根深い嫉妬が見える。

「ZETMAN」Vol.1 Blu-ray【初回限定生産版】(イベント参加応募券付)

そして醜い身体の中に高潔なる人の心を隠し、孤独に戦い続ける男。暴きの輪がある限り、彼はプレイヤーでありながらプレイヤーと交わる事はない。ジンは見つかればコウガに殺されると知りながら、偽ヒーローのコウガを真の意味でヒーローたらしめる存在。

正義とは?ヒーローとは?・・という問いかけへの
これは最悪の答えの一例なのかも知れない。


明美さんの明るさがわずかに救い。裏返ったのがジョシコウセイの方、というのもギャグのつもりだったのだろう。掃除人やマスターのように”人の心”を持つプレイヤー達と、人の心を持たぬ人間。これも痛烈な皮肉なのだろう。

詰め込み過ぎだな。

「ZETMAN」Vol.3 Blu-ray【初回限定生産版】

アメリカのドラマにはありがちな「権力=正義」の影響も匂う。権力者は警察をカネで買い、悪事を揉み消す。コウガも”正義”という権力の下、親殺しも不問で終わっている。まあ、答えが出ないのが答えなのだろうが。

数人の小市民の安全を守った実績だけが大げさにマスコミで流され、多大な損害を被った人々の事実は隠蔽され、抗議のデモも握りつぶす現状への風刺とでも思えば、このアニメの存在意義も少しは評価されるべきか。

「漫画は風刺」だと言ったのは、手塚治虫大先生だった。

STAFF
原作:桂正和
監督:鍋島修
シリーズ構成:冨岡淳広
脚本:冨岡淳広
キャラクターデザイン:高谷浩利
メカニックデザイン:水村良男
音楽:ガブリエル・ロベルト、suble 笹本安詞、柳浦遊 笹野芽実
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:「ZETMAN」製作委員会

CAST
神崎人/ジン:浪川大輔、朴ろ美(子供時代)
神崎悟郎/じィちゃん:千田光男
川上明美/おばさん:早水リサ
天城高雅/コウガ:宮野真守、甲斐田ゆき(子供時代)
天城小葉:花澤香菜
天城光鎧:飯塚昭三
天城清造:広瀬正志
天城葉子:久川綾
加部衛:楠見尚己
早見:鈴村健一
灰谷政次:遊佐浩二
掃除人:小山力也
佐山:菅生隆之
橋本茉柚:藤村歩
田中花子:伊瀬茉莉


姿は似ていても、スカイハイさんとは大違いだ(゚Д゚)

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