弥生美術館と竹久夢二美術館

1984年、弁護士・鹿野琢見によって創設された弥生美術館。
東大の弥生門のすぐ前にあります。弥生式土器の出土でも有名な地に、高畠華宵のために建てられた美術館。隣接する竹久夢二美術館と中で繋がっています。

彼が終焉を迎えた地でもあります。

大正から昭和にかけて一世を風靡した高畠華宵
当時のモダンな絵、清楚な令嬢、凛とした少年。様々な魅力的な絵がありますが、今回は着物に焦点をあてた展示となっていました。この人の絵の憂い、華やかでありながら一抹の孤独感が漂うのが好きです。時々、無性に見たくなるのですよね。

「田村セツコ展」も開催されていました。70年代に活躍したイラストレーター


夢二カフェ港や
美術館のカフェです。静かな落ち着いた雰囲気。夢二の楽曲が流れています。入場券で珈琲の割引もあります。

夢のあと(カプチーノ)
”夢のあと”と名付けられたカプチーノ、表面には夢二のデザインした切り絵の花が。珈琲にたゆたう花からいしにえのモダンの香りがしてきそうです。私の好きな場所。落ち着けるのです。土日はさすがに人が多いですけれど。17時半までなのが残念です。
ここで、待てどくらせど来ぬ人を待つ気分になってみるのも良いものです。
弥生美術館・竹久夢二美術館



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