（新）BONES -骨は語る- シーズン7 第1話

第1話(130)　埋もれた記憶　The Memories in the Shallow Grave

前シーズンは、ブースの子を妊娠したとボーンズに告白され、ブース的には衝撃のラスト。あの時の、泣き笑いのような複雑なブースの顔が何とも(ﾉ∀`)

公式HPよりあらすじ
ペイントボールのバトルフィールドで女性の腐乱死体が発見される。被害者の女性には二度の捜索願いの届け出があり、ブースとスイーツが被害者の夫に証言を求めると、女性は記憶障害を患っていたことが判明。一度目の失踪後帰宅した際には、失踪時の記憶がなかったという。 一方、ブレナンとブースはふたりの間に生まれてくる子供のためにも、お互いの家を行き来する生活から、同居生活や結婚を視野に入れ始めるが…。



銃の音が軽過ぎて、戦場にしてはちょっと変だと思ったら、案の定、サバイバルゲームでした。戦争ごっこの最中に本物の死体を発見した”戦士”達の間抜けな大騒ぎがいいね。

ぽっちゃりしたボーンズ、実際に妊娠中の撮影でしたっけ。5ヶ月経ってもボーンズは結婚を拒否し続けている。互いの家を行き来しての半同居生活だが、ブースと同居しての子育ても頑として同意しない。ブースも頑固、二人の新しい家を探したいブースと今の自分の家での同居なら同意すると妥協したボーンズとの溝は埋まらない。どっちもどっち。

さっそく遺体のハエを楽しげに調べるホッジンズ、遺体を切り裂くカミール、助手はウェンデル・ブライ君。彼は今シーズンも居残り決定、良かったね！



ブースとスイーツの会話もいつもの通り。二人の家の件での同意が難しいと判断したスイーツは、お得意の心理分析で力になろうとするが、ブースが茶化して終わり。スイーツも少し大人になったのか、あきれながらも引き下がる。エロ女アンジェラもいつも通り、結婚しても出産してもそれは変わらないらしい。ブースの全裸写真を「親友だから」とボーンズに見せるようにねだる。

遺体の身元が判明、クレア・セラーノという女性。夫は牧師。殴られて健忘症となっていたらしい。グループセラピーで一緒だった男が彼女に執着していたと解る。スイーツの出番をたくみに作ってるよね。夫の暴力、愛人の存在が匂う。夫は自分が聖職者である事を盾に否定する。カルテの空白から医師へと疑惑は移行する。患者の信頼を裏切った事に同業者として怒るスイーツ。分析結果から犯人を特定していくラボの面々。この徹底した証拠主義が、人情で何でも解決しようとする日本のドラマと大きく異なる所。人情話はメインキャラにまかせておけばいい。

自宅での事故で動けなくなり、同居の必要性を認識したボーンズ。どこまでも理詰めなのが彼女らしい。いや、理論の後ろの感情はあるのだ。それを分析して組み立てて理屈にしないと自分で納得出来ない性格なのだ。

新しい思い出と生活

里子だった辛い過去、一度は失敗した結婚生活
それぞれに傷を負いながらも、未来を信じる二人

結婚の暗黒面をさらけ出した事件と並行に、ボーンズとブースの将来への不安と希望を見せるストーリー、上手いね。

FOX（字幕）



CAST
テンペランス・ブレナン 法人類学者 エミリー・デシャネル 湯屋敦子
シーリー・ブース 捜査官 デヴィッド・ボレアナズ 木下浩之
アンジェラ・モンテネグロ ミカエラ・コンリン 北西純子
ザック・アディ エリック・ミレガン 青木誠
ジャック・ホッジンズ 博士 T・J・サイン 鈴木正和
カミール・サローヤン 博士 タマラ・テイラー 高橋理恵子
ランス・スイーツ 博士 ジョン・フランシス・デイリー 近藤隆
キャロリン・ジュリアン 検事 パトリシア・ベルチャー 磯辺万沙子
デイジー・ウィック 助手 Carla Gallo 斉藤梨絵
ウェンデル・ブライ 助手 Michael Grant Terry 真仲恵吾
クラーク・エジソン 助手 ユージン・バード 利根健太朗
コリン・フィッシャー 助手 ジョエル・ムーア 落合弘治
マシュー・ブレナン 父親 ライアン・オニール ふくまつ進紗 小山武宏


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