相棒 season11 第3話 ゴールデンボーイ

「ごめんなさい」
犯人の隠れ場所を見逃したカイト君、あっさりと謝ります。ここで意地を張らないだけの素直さがあるようです。せっかく予約したお店もパーになったのですから、彼女にも謝ったんでしょうね(´∀`)
公式HPよりあらすじ
笛吹悦子(真飛聖)と食事へ行こうとしていた甲斐享(成宮寛貴)は、矢先に近くのマンションの管理人に呼び止められてしまう。人が転落したというのだ。転落した男=宮坂はすでに死亡していた。右京は現場の状況から自殺説に疑問を抱く。宮坂の死因は撲殺と判明。宮坂は死ぬ直前、パソコンでボクシングの動画を見ていた。右京と享はそのボクサー、荒木(趙珉和)が所属するジムへと向かう。スポーツ記者の松井(渡嘉敷勝男)によると、荒木は代役として出場した試合で世界ランカーをKO。一気に世界タイトルへの挑戦権を手に入れ、ゴールデンボーイともてはやされているボクサーだという。元ボクサーでトレーナーの石堂(山本龍二)や荒木の話では、殺された宮坂は荒木の同郷の先輩。なぜか石堂の手は包帯で覆われていた…。
ゲスト: 山本龍二 趙珉和 若杉宏二 渡嘉敷勝男 脚本:太田愛 監督:和泉聖治
自殺と見られた被害者、実は撲殺だった。
被害者が最後に見ていたサイトは荒木というボクサーの記事。
マンションの持ち主の柳田社長がパトロンをしていたボクサー荒木。

手分けして捜査することになった右京さんとカイト君。ゴングが二人の対決の開始の合図にも聞こえますよねw
カイト君はジムに入会して、荒木に地近づくカイト君。荒木のコーチの石堂は迷惑顔。スポ根の主人公気取り。世界戦を控えての練習中、いきなり倒れた荒木。無茶な減量のせいらしい。お坊ちゃまには、どうしてそこまで辛い思いをして、オカネにもならない事をやるのか理解出来ない、出来ないので聞いてしまうカイト君。まあ、素直といえば素直だよね(ノ∀`)
「ボクシングってのは、最も美しくて残酷で奇跡的なスポーツなんだ」
それが荒木の答え。
右京さんはスポーツ記者に聞き込み。今時あんな鳥打帽をかぶったスポーツ記者はいるのでしょうか。プロレスの仕事をしていた事があるのですが見た事ないな、ボクシングはいるのかな?トカちゃん。とか妙な事が気になるのが、私の悪い癖(ノ∀`)

そして右京さんが柳田社長のオフィスで見つけた閲覧履歴。暇課長が踏み込んだスポーツ賭博の元締めの会社。そこで見つけた柳田社長の借金。荒木を援助する余裕などあるはずのない状態。
詐欺師は最初は親切なふりをする。
巧妙な罠にはめられ、八百長を強いられていた荒木!!!
追悼のテンカウント・・何故、荒木はその話をしたか。
ひたすらに頑張ったボクサーを食い物にした人間。
夢の直前に自ら命を断つしかなかったボクサー。

カイトの手に残ったのは、幻となってしまった世界戦のチケット。
カイト君、もっと反抗的かと思ったら、ちゃんと「一応、警察官ですから」見るべき事は見ているし。右京さんも満足そうでした。カイトパパと右京さんの会話、これからも恒例になるのでしょうか。不肖の息子といいながら、右京さんに褒められると満更でもない顔をするのが、親心かもしれませんねw
スポーツ系が似合うカイト君の特徴を上手く生かした話でしたねえ。
理屈よりも情緒に訴えるストーリー、なるほど、太田愛さんでしたか。
感傷に流れ過ぎるきらいはありましたが・・
今シーズンで一番面白かったです☆



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