相棒 season11 第18話 BIRTHDAY

散漫になりすぎて、緊張感を欠いてしまった。
時系列を入れ替える手法は、余程綿密に考えてやらないと。
謎解きの面白さを殺ぐことに。
公式よりあらすじ
右京(水谷豊)が「花の里」へと向かうと、店の前で自らを「家出少女」と名乗る小学校低学年くらいの女の子と出会う。右京は享を呼び出し少女を自宅まで送ることに。少女は自宅マンション近くで降りると、いつの間にかオートロックで施錠されているマンションのエントランスの中へ。右京はマンションの目の前にある不審な一軒家を見つける。近隣の聞き込みで江美子(左時枝)という卓球のコーチをしているしっかり者の老婆が一人で住んでいることがわかる。そのころ、財務省に勤務する官僚・鷲尾武弘(古川悦史夫婦の12歳の誕生日を迎える息子の隼人(加藤清史郎)が家に戻らないと通報が。一方、伊丹(川原和久)ら捜査一課は、強盗殺人容疑で指名手配されている大場(榊英雄)をかくまっていた恋人・咲子(中村真知子)の自宅へ。が、大場は咲子に追い出され、すでにどこかへと逃げた後だった。老婆・江美子の失踪と、少年・隼人の行方不明、そして強盗殺人容疑者の逃走…。一見、無関係な3つの事件の関連とは? その不可思議な結末とは!?
ゲスト: 加藤清史郎 左時枝 榊英雄 脚本:古沢良太 監督:橋本一
いい話にしたかったのでしょうが・・まずは宗教かぶれで引きました。
これが外国ならアリでしょうが、宗教というと日本の場合は幹部の良いように騙されてカネとられるか、信仰の押し付けをする狂信者というイメージが強いですからね。確かに神頼みはアリかもしれませんが、日本の官僚と設定されているのに、これはダメでしょう。宗教なんかに国事を左右されそうな官僚なんて、自分の意見も持たずに上司の言うがままに操られているか、周囲のイエスマンで既得権益を甘受するような印象しかないでしょう。まあ、官僚という設定はこのTV局お得意の官僚=日本の腐敗を言いたくて、犯人に「あいつらが悪い」と叫ばせるだけのためだったのかも知れませんが。
実際、子供が病気だったり障害があると、宗教がすりよって来るんですよ。前世がどーこーとか、祈ればなおるとか、両親が罪を悔い改めればどーこーとか、適当な事を言って、カネだけむしりとろうという奴等が。純粋な信仰は否定しませんよ、それで本人が救われるなら。ただ、無知なままに洗脳されていくのだけは勘弁です。
殺人犯にもホトケ心とか、誰が見ていたのかも分からず。単に水に沈めて子供を殺そうとした可能性もあるはず。遺体は隠したとかね。先生を殺さなかったのも、それよりも子供に通報される方を恐れて追った可能性も考えられるよね。みんなイイ人にしたいにしては、あのかくまっていた女性の設定も弱い。
あの家出少女は何だったのか?
カイトパパも友達がいない人のようです。おべっか使いは沢山いるのでしょうが。右京さんと友達がいない同士、仲良くしたかったのも知れませんね。いくら溝があったとしても、イイ歳して「大人はわかってくれない」病が治らないカイト君も困ったものです。
ホントにカイト君は相棒というより小間使い。
何も考えず、右京さんの言いなりに電話をかけるだけ。
刑事になりたいというのなら、なるための努力を見せて欲しい。
女と同棲してイチャついてばかりでは好感度は上がりませんよ。
途中で見るのをやめてしまったほどの駄作。子役の賞味期限も切れているし。時間は残酷です。まあ、せっかく録画したので我慢して最後まで見ましたが。相棒をラノベ並にしないでくださいよ、脚本の人(苦笑)
再放送は面白いな(゜∇゜)



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