クローザー The Closer Final season7 vol.6-7

第6巻

第12話 サンタが市警にやってきた You Have the Right to Remain Jolly

妹の気象学者ケーシーと”サンタの北極村”にやって来たサンタ大好きバズ。ケーシーのスマホとバズのカメラの映像で作る映像が面白い。こういう時のお決まりで事件が起きる。滑車をつかって滑り降りたサンタに扮したランディが落下して死んだ。滑車に細工がされていた。本当は村の経営者のジャックが滑り降りるはずだった。死んだランディの妻と愛人が大喧嘩。ジャックの周囲には不可解な事故が起きていた。ギャビン・ベイカーへの弁護料が尽きてポープが説得する中、ブレンダはフリッツが母の遺産を切り崩して出していた事をようやく知る。魅力的なケーシーにロス市警の男性陣はメロメロ。兄のバズは気が気ではない。

第13話 内輪もめ Relative Matters

FBIが見張っていた盗品売買の容疑者エリック・ショーはポール・バーグという男と殴り合いの末、逃亡。ポールは遺体で発見。無能なFBIのモリス捜査官は撮影した映像の一部を隠している。ブレンダの両親がいきなり来訪、クリスマスが口実だがどこかおかしい。父に癌を告白され、さすがのブレンダもショックを受ける。FBIの事件解決が優先か、殺人事件が優先か。ブレンダがいつも通りなら怒鳴り散らす所だが、上の空。しかし医師から心配ないと聞いて、俄然元気になり、人前の夫のフリッツを侮辱し恥をかかせても気にしないいつものブレンダに戻る。最低なのはブレンダの方。それでも尻尾をふって擦り寄るフリッツのドＭ体質には毎度ながら感心する。良き婿としてお父さんをもフォローするフリッツ。良い人すぎる。


第7巻

第14話 絶たれた未来　Road Block

フリンの目の前で少女グレイシーが轢き殺される。グレイシーの未来はフリンに看取られて終わった。犯人は警察委員の妻マイヤーズ夫人。彼女はアリバイ工作をする。夫人が警官の酒に酔っていたという証言は、警察委員の夫人だからということで記録されていなかった。夫人の嘘をブレンダはすぐ見抜く。だが警察委員の妻である彼女への取調べには市警の壁があった。ブレンダはFBIのフリッツを存分に利用する。夫人も夫の権力を存分に利用して事件を揉み消そうとする。少女を轢き殺しても反省ひとつしない態度にポープですら夫婦に嫌悪を覚える。カネと権力さえあれば、自分達以外は虫ケラと思う傲慢な種族。ブレンダは夫人に加担している娘をゆさぶってアリバイを崩そうとする。自分と同世代の娘を失い、グレイシーの両親の悲しむ姿に娘は動揺する。母のアル中に娘も苦しんでいた。署内の身内を逮捕した事でブレンダの立場は悪くなる。身内の不祥事を揉み消すのが正義というのも万国共通らしい。大した警察官の正義だ。

第15話 ゆがんだ恩返し Silent Partner

ゴールドマンの歪んだ正義がまた罠を仕掛ける。ブレンダを追い詰めるためにタレルの兄を殺害したレジー・モーゼスを利用しようとする。タレルの車に乗った男Ｊロックが殺された。Ｊロックはゴールドマンの名刺を持っていた。ブレンダの代わりにレイダーが取調べをする。彼女もしたたか、ゴールドマンに負けていない。ゴールドマンは取調室でブレンダに敵意をむき出しにする。サンチェスはＪロックが仲間に殺されたといい、密告者が判明するまでは一人で捜査した方がいいと忠告する。ゴールドマンはタレル殺しの犯人を知っていた。ゴールドマンの不正揉み消しと引き換えに和解案が持ち込まれる。ジョンソンルールという、ブレンダがまるですべての汚名をかぶったようなルールと共に。ブレンダを守れるものはロス市警にはいない。わずかにレイダーだけが最良の道を探している。

The Closer

ブレンダ・リー・ジョンソン キーラ・セジウィック 山像かおり
デビッド・ガブリエル コリー・レイノルズ 竹若拓磨（‐シーズン3）福田賢二（シーズン4‐）
ルイ・プロベンザ G・W・ベイリー 宝亀克寿
アンディー・フリン トニー・デニソン 稲葉実
マイク・タオ マイケル・ポール・チャン 小高三良
アイリーン・ダニエルズ（‐シーズン４）ジーナ・ラヴェラ 藤井千夏
フリッツ・ハワード ジョン・テニー 藤真秀
ウィル・ポープ J・K・シモンズ 佐々木勝彦
ラッセル・テイラー ロバート・ゴセット 石住昭彦
バズ・ワトソン フィリップ・P・キーン 田島裕也


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