(新)革命機ヴァルヴレイヴ 第1話 革命の転校生

革命・・だと?
公式よりあらすじ
高校生・時縞ハルトは争いごとが嫌いだ。だから、転校生のエルエルフに殴られても、殴り返せない。しかし、彼の思いとは裏腹に、より大きな争いが彼を襲う。巨大な軍事国家・ドルシア軍邦が奇襲をかけてきたのだ。戦火に巻き込まれる学校。殺される学友たち。中立平和をうたう小国ジオールには為す術もない。その騒乱の中、ハルトは謎の兵器「ヴァルヴレイヴ」と出会う。それは、転校生と偽り学内に潜入したエージェント・エルエルフの標的でもあった。
公式のメイン絵を見た時、主人公は女の子だと思った。またメカと女の子か・・と思ったら男だった。けれどもスタドラ同様、どちらにしてもその手の路線で間違いはなさそうだ。
アニメの作り手は、過去に見たアニメを忘れた方がいい。オマージュだかパクリだか、どこかで見たような場面、どこかで聞いたような台詞廻しが鼻につく。”オリジナル”ならそんな過去の残渣は捨て去った方がいい。ぎこちないオジサン兵はそんな象徴。
過去作品を織り込んでシャレにするには、ケロロ並の高度なテクニックが必要だ。
前半のアハハウフフキャハハは、戦争という現実の悲惨さを出すための対比だろうけれど、お子様潜入部隊が死を茶化して絵空事にしてしまった時点で、その試みの嘘ばかりが目立つ印象が強くなってしまった。
ニンゲンヤメマスカ?はあざと過ぎ。
狙いすぎていて微妙。
ハルトがメカに乗り込むあたりの流れが不自然。血をもって契約すれば、自然に操縦出来るようになるとか、そのあたりの詰めの甘さが、もぎ取られたリアリティを更に希薄にしていく。それでもってオカルトをぶちこんでしまい、更に混沌としていく。SFなのかファンタジーなのか近未来モノなのかホラーなのかという論争は、とっくに過去のもので「ラノベ風です」と言い切ってしまえば何でもありというのが、最近のアニメの王道なのだ。
どこかアクエリオンEVOLのノリに近い。
キャラクター原案は「D.Gray-man」星野桂。残念ながら星野先生らしさはあまり感じない。言われなければ気づかなかった。もっとも先生もかなり絵柄が変化しているけれど。

とりあえず・・・カッコイイOP&EDもアニメ界の売れ筋を持って来ている。メカのAGEっぷりがいただけないけれど、人気声優と萌えキャラとイケメンとカップリングで同人向けの対応は手厚い。後はどこかで吹っ切れて、意外な方向へと突き抜けてくれるとうれしいな。
サンライズ、やれば出来る子の所を見せてよw



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