成田の航空科学博物館へ

成田の航空科学博物館へ行って来ました☆

1989年に開館した博物館は成田空港の端に位置します。

主な展示は1階と2階にあります。

吹き抜けを生かした大きな展示


色々な展示が興味深いのですが、もう少し説明があると良かったかな。XS-1のコクピットがありましたが、音速を初めて越えた飛行機である事は普通は分からないですよね。マニアには嬉しい展示ですが、宝の持ち腐れなのがもったいないかも。

こんなものも展示されていました!

ANAの成田シアトル間就航の記念に配られたスターバックスのマグカップとトートバッグです。最近も限定タンブラーを機内限定で販売したりと、スタバはANAと仲良しですねw


秋葉原にあった交通博物館から来たのでは?と思うものも。入館料を払った時にもらうピンクのシールを胸に付けていれば出入りは自由なので、外と中の展示を好きなように見る事が出来ます。1階にはミュージアムショップもあります。

JALのファーストクラスの隠れメニューとして有名になった「うどんですかい」などのですかいシリーズもありました!ミニカップヌードルと同じくらいの大きさです。これとおにぎり1個でお昼ならOKかも(^.^)

展望台からは、風向きなどによって方向は異なりますが、離着陸の様子が良く見えます。

成田空港建設の暗黒面を象徴する場所も見えます。

親子連れが楽しげにピクニックをする敷地の片隅にある航空神社も、知る人が見れば複雑な思いが。

4階のレストラン「バルーン」では、食事をしながら飛行機を見られます。空港方面の席が取れるとラッキーですよ!休日は満員ですが、お店に人に聞いてみると良いかも。

レストランの機内食風ランチ
機内食のプレート風にしただけですが気分は出ますねwもっとも今の機内食はこんなオーソドックスではありませんが。

外の展示で見逃せないのは、何といってもYS-11試作1号機でしょう☆
第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが開発した旅客機です。戦後、日本にあるすべての飛行機を破壊され、航空機メーカーは解体され、航空会社は潰されました。大学の授業からも航空力学の科目は削除されてました。そんな時代を経て、復活した日本の航空技術の象徴といえる機体です。

YS-11といえば木村秀政先生を忘れてはいけないでしょう。航空機設計者として高名な木村先生が日本大学の教授だった頃は、東大でも楽々合格しそうな秀才が「木村先生に学びたい」とやって来たのは有名な話。


機内の見学が可能です。コクピットは透明なしきりがあって、外部から眺めるだけですが、座席には座る事も可能です。


ギャレーやむき出しにされたストリンガーが見られる場所もあります。機体の構造に興味がある人も喜びそうですよ。

セクション41と名付けられたジャンボ機の機首部分の実物展示は、時間の都合で出来ませんでした。次回はぜひ・・(*^_^*)



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