真夜中のパン屋さん 第5回 感想

食べ物屋に動物は禁物、でも・・「二足歩行の動物なら置いていい」。人間の居候がまたひとり増えましたw
第5回「元カノの秘密」
公式HPよりあらすじ
冬の寒さがしのびよる「ブランジェリークレバヤシ」に現れたひとりの美女(野村痲純)。弘基(桐山照史)の昔の彼女だと名乗る由井佳乃は、いきなり弘基に抱きつき、暮林(滝沢秀明)や希実(土屋太鳳)を驚かす。突然ブランジェリーに住み着いた佳乃は、店のアイドルになり、斑目(六角精児)や常連客たちが毎日のように現れる。面白くない希実であったが、ある日、佳乃の部屋で、大量の札束が入ったかばんを見つけてしまう。彼女には何か秘密がありそうだが、昔を知っている弘基はとりあわない。そんな折、見知らぬ男2人が「ブランジェリークレバヤシ」に。
男あしらいの上手い佳乃(よしの)
ブランジェリーがキャバクラみたいに・・ちょっと嫌(^^;
良いようにコキ使われて、靴下や洋服、あげくに携帯まで。勝手に借りても佳乃は悪いと思っていない。いますよね、こういう無神経な人(^^;希実、面白くない。だけど希実はそこで終わる子ではない。佳乃の中の寂しさも感じ取る。そして弘基とクレさんの信頼も大切にする。

美和子さんが作っていたのと違うシュトレン 絶対再現すると意地になる弘基
好きだったから知りたくない事もある
まだバリバリの会社員だった頃のクレさん。送られて来た思い出のシュトレン。クレさんはまだ美和子が死んだ事を受け止めきれないでいる。レシピの「愛を少々」の正体はキャラウェイ。二人が離れ離れにならないようにとの願いがこめられていた。シュトレンの試食、班目さんも参加。お馴染みになった顔を混ぜる事で、主要三人だけでほとんど進んでしまうドラマに、さりげなく変化をつけていますね。
希実のお母さん、やっと手紙で連絡が・・・
ソフィアさん、良い登場の仕方。自分勝手な母親の手紙に複雑な心境の希実に良い慰め方。人生の酸いも甘いも噛み分けてきた貫禄十分ですよ。「恋というより居場所を探している」と母親を語る希実ちゃん、出来た子ですねえ。母親が反面教師になっているようです。ソフィアさん、恋人の医師との関係は半月で終わると予言。人の色恋を散々見て来たであろうソフィアさんの言う事だけに説得力があります。
ムロツヨシさん、「空飛ぶ広報室」と続いて日曜日は好演続きです(^o^)

「2013年もお疲れさま」
話がいきなり2014年の元旦、未来に飛びました(^^;
尋ねて来た二人の男、二人とも「佳乃の恋人」だと名乗ります。佳乃はこっそりとボストンバッグを持って逃走。遂に弘基が告白します・・彼女は結婚詐欺師だと
またまた事件に巻き込まれた「ブランジェリークレバヤシ」(^^;クレさんの人の良さが事件を呼び込んで来るとしか思えないのですが(^^;。あのクレさんがバリバリのエリートサラリーマンだったとは思えないのが難点ですが、それ以外は合格点のドラマ。いや、かなり優秀なドラマかな☆
BSプレミアム
原作 大沼紀子「真夜中のパン屋さん」
演出 大原拓
脚本 寺田敏雄
制作統括 落合将
暮林陽介 滝沢秀明 「ブランジェリークレバヤシ」のオーナー
柳弘基 桐山照史 「ブランジェリークレバヤシ」のブランジェ(パン職人)
篠崎希実 土屋太鳳 暮林の妻・美和子の腹違いの妹
暮林美和子 伊藤歩 暮林の妻。半年前に事故で帰らぬ人となる
斑目裕也 六角精児 ブランジェリークレバヤシの常連客
ソフィア ムロツヨシ 心優しきニューハーフ。斑目同様の常連客
水野こだま 藤野大輝 8歳の小学生。名前の由来である新幹線が大好き
水野織絵 前田亜季 医療関係の仕事をするこだまのシングルマザー
篠崎律子 ともさかりえ 希実の母



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