ローゼンメイデン 第5話 天使の黒い羽根 感想

水銀灯があらわれた！！

公式HPよりあらすじ
ジュンの部屋に「新・少女のつくり方」が届けられた。真紅は雪華綺晶の罠を警戒して、それを決して開けてはならないと忠告する。その後、バイトに出勤したジュンは、同僚の女性である斉藤から、演劇の公演用衣装についてアドバイスしてほしいと頼まれる。何かが変わる気がする――そんな予感を覚えながら帰宅したジュンを待っていたのは、部屋の中で盛大に喧嘩する真紅と第１のドール・水銀燈の姿だった。

斉藤さんに他の衣装のアドバイスも頼まれるジュン
面白くなさそうな屑店長、何かやらかしそう

新しい本が配達された。次はどんな人形か期待に胸を膨らませるジュン。だが真紅は雪華綺晶の罠かも知れないという。決して開けてはならないと。渋々と本を押入れにしまいこむジュン。ジュンはまだアリスゲームの意味するものもドール達の闘いも知らない。何が起きているのかも教えられていないのだから、当然ではあるけれど。



イレギュラーに開いたnのフィールドの通路、そこから現れたのは水銀灯

いきなりバトル、真紅VS水銀灯☆

帰宅したジュンは部屋中に散らばった薔薇の花びらと黒い羽に激怒、さすがの真紅も掃除をすることになる。水銀灯は知らん顔。水銀灯の思いはまったく別の場所にあった。彼女は雪華綺晶に拉致された”めぐ”を探しているらしい。

めぐ、死に掛けているわりには元気に見えるのですが（^^;

水銀灯は”しもべ”にしようとしますが、命を奪われるのを返って喜ぶ相手から奪うのは、彼女の趣味に合わないらしく、指輪を与える事をやめてしまいます。このあたりに彼女の性格の複雑さがあるわけですが。

めぐは、かなり精神状態が不安定な子です。父親は仕事を理由にほとんど会いに来ない、母親もいない様子。気にかける看護士には当り散らすのは甘えから。死ぬ、死ぬと言って周囲の気を引こうとするタイプ。愛に飢えている、なのに愛し方も愛され方も知らない。周囲を攻撃するだけ。自分が天使という特別な存在になれば、愛されないのは愛さない人々の方が間違っていると、自分の中で正当化出来る。良くある夢見る女の子の論理。さすがの水銀灯が、勝ち誇る事が出来ない位に。

めぐの歌う「からたちの花」、メロディーが妙なのはJASRAC対策なのでしょうか。まさか壊滅的にめぐの音程が自由過ぎるのでしょうか（^^;　感動するかどうかも微妙なのですが、水銀灯は気に入った模様。何故水銀灯がボロボロになったのかあたり、ここもスルーされているので、解りにくいかも。



真紅と水銀灯のお馴染みの、お父様の人形としてはお上品とはいえない、あまり次元の高くない憎まれ口のたたき合い、「嫌いだから嫌い」「気に食わないから気に食わない」みたいな理屈ではどうにも出来ない、互いに苛立つ存在である二人のやりとりを楽しめば良い回という事でｗ

残り少ない時間も気がかりですが・・・

こんなコラボもあるのですね（^^;→「ローゼンメイデン海の家」

原作　PEACH-PIT （集英社「週刊ヤングジャンプ」連載）
監督　畠山 守
シリーズ構成・脚本　望月智充
キャラクターデザイン・総作画監督　坂井久太
音響監督　望月智充
音楽　光宗信吉
音楽制作　ランティス
アニメーション制作　スタジオディーン

桜田ジュン　逢坂良太
真紅　沢城みゆき
雪華綺晶　千葉千恵巳
水銀燈　田中理恵
翠星石　桑谷夏子
蒼星石　森永理科
金糸雀　志村由美
雛苺　野川さくら
桜田ジュン(中学生)真田アサミ
桜田のり　力丸乃り子
柏葉 巴　倉田雅世
ラプラスの魔　三上哲


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