Dr.HOUSE／ドクター・ハウス シーズン8 第5話 感想

チェイスとタウブが復帰。放蕩息子の帰還を喜ぶ父親を気取ってみせるハウスに仏頂面の二人が楽しいｗ

第5話　告白　THE CONFESSION

公式HPよりあらすじ
シーダーヴィルの地域社会貢献賞を受賞したボブが、ミス･シーダーヴィルと浮気中に心室細動を起こして病院に運ばれる。ハウスのチームにはチェイスとタウブが復帰し、早速ボブの診断を開始。当初は浮気を隠していたボブだが、罪悪感にさいなまれて妻に告白。さらに町民たちを前にこれまでの罪をすべて告白し始め、治療にも支障を来していく。一方、ハウスはタウブの２人の娘の出自を怪しんで、ＤＮＡ鑑定を行おうとする。

タウブは二人の子供を連れて来る。双子用の乳母車、元妻と愛人の子供。本当のタウブの子なのか？本人も疑惑を抱いているけれど、それを賭けのネタにしてしまう病院の職員達も相当に人が悪い(ﾉ∀`)

ウィルソン先生、ここでも人の良さを発揮
ハウスに隠れてタウブの子供達の子守を引き受ける

患者のボブは浮気中に倒れて運ばれて来た。彼は死期が迫ったと思い、色々な罪を告白する。町一番の善人の本当の顔は悪人なのか？だがそれは病気が言わせた事だった。全部が嘘とわかり、妻と友人の信頼が戻って来る。しかしすべてが嘘だったわけではない。嘘だったという嘘を彼はこれからも突き通さねばならない。嘘も方便というやつだ。

病気の言わせた彼の嘘、病気には関係なかった彼の嘘

”何が真実なのか”というテーマがタウブの二人の娘の話に絡んで来る。何とか鑑定しようとタウブのDNAを入手しようと奮闘するウィルソン先生達が楽しい。下品な言葉を並べても上質のコメディでまとめるのが、このドラマの上手い所です(´∀｀)



タウブは子供達を愛してる。だが戸惑いはある。

ハウス先生がすりかえたDNA鑑定の結果。どこまでも検査を拒否して子供達への愛を主張するタウブを落とそうと、ハウス先生はお得意の誘導を試みる・・が、タウブは検査結果をシュレッダーにかけてしまう。それは真実を知る勇気がないからか、賭けを成立させたくないからか。でもあのハウス先生ですよ？結果など資料を手に入れた時にすでに見ているのではないでしょうか。それがまたいつか、ハウス先生の悪ふざけの道具に使われそうで・・タウブのした事はともかく、大人の事情で人生を左右されてしまいそうな二人の赤ちゃんが心配ですよ(>_<)



オフィスも取り戻し、チームも再結成
意気揚々のハウス先生

アダムズとチェイスのペア、パクとタウブのペアに組み分けされそう。前者は白人の名家の子息子女、後者は移民とユダヤ人という、ハウスも何か言おうとしてやめた、相性が良いのか悪いのか微妙な雰囲気。しかし診断に関しては、後者のペアの地道な検査や有能さがチームの縁の下の力持ち的な存在になりそうです。

ラスト、ずっと工事中だったオフィスの半分。やっとハウスがお披露目を。ソファに並んで座って待っているチームの面々。大げさな身振りでの除幕式、でもそこには今までと変わらないオフィスの壁と床。そこでハウスがやおらリモコンを取り出して操作する。するすると壁が上がり、向こう側のウィルソン先生のオフィスが丸見えに。

一瞬、驚いた顔をして、また何事もなかったかのように書類を読み始めるウィルソン先生。さすが長年のハウス先生の友達です。これしきの事では動じませんｗ

フォアマンとチェイスも、最初はギクシャクしていたものの、こちらも長年をハウス先生の下で過ごした二人、今の立場は違えど、通じるものは残っているようです。チェイスがひげ面になってしまったのが残念ですが。

レギュラーの復帰の回。オフィスの改造やらタウブの子供の件やら、ハウス先生のおふざけも、どんどんと以前の娑婆の調子を取り戻して来たようで何よりです。それだけにファイナルシーズンなのが寂しい。最後までじっくりと楽しみたいと思います！！！

FOXTVにて視聴

CAST
グレゴリー・ハウス ヒュー・ローリー 木下浩之
ジェームズ・ウィルソン ロバート・ショーン・レナード 蓮池龍三
リサ・カディ リサ・エデルシュタイン 仲村かおり
エリック・フォアマン オマー・エップス 勝沼紀義
アリソン・キャメロン ジェニファー・モリソン 藤本教子
ロバート・チェイス ジェシー・スペンサー 興津和幸
クリス・タウブ　ピーター・ジェイコブソン　岡哲也
レミー・ハドリー オリヴィア・ワイルド タルタエリ
ジェシカ・ アダムズ　オデット・アナブル　
チ・パク　シャーリーン・イー


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