BONES -骨は語る- シーズン8 Vol.3-6
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第3巻
第5(147)話 殺しのレシピ The Method In The Madness
昔ながらの職人の店が軒を連ねる商店街で、切断死体が見つかる。骨には複数の切り込みがあり肉や臓器は削ぎ落とされていた。復顔により被害者はアップルソース店を営むジェシカという女性と判明。ブレナンたちは店の共同経営者を訪ね、ジェシカが持病の検診に通っていたこと、近所の精肉店主アダムが怪しいことなどを聞き出す。一方オフィスに寝泊まりしているスイーツを見かねたブースは、彼を家へ泊めてやることにするが…。
今回の助手はコリン・フィッシャー君。容疑者の肉屋から豚の骨を仕入れて来たり、犯人が切り裂きジャックの手口を真似ていると提言したり、役に立っている。カミールには「気持ち悪い」と言われてたが。
バラバラの遺体、犯人はかなりの残虐性がある。復元した遺体の顔に驚くアンジェラとホッジンズ、子供の好きなアップルソースの瓶に印刷された顔だった。そのアップルソースの店の経営者のひとりが顔の持ち主ジェシカだった。相棒のブルックの証言から近所の肉屋のアダムが容疑者に。だがアダムはジェシカにつきまとうなと大柄の男に脅されたという。胃の内容物から酒が検出、製造元からジェシカの主治医のコールに容疑が。ジェシカは夜は売春婦をしてして主治医はお客だった。彼も大男に脅されたという。大男はジェシカの伯父だった。
ハンドメイドの9ドルのアップルソースを買っているブレナンに激怒するブース。乳母車の件といい、みみっちい男。デイジーにアパートを譲った傷心のスイーツはブースとブレナンの家の居候に。パーカーの部屋に落ち着いたスイーツ。掃除洗濯と甲斐甲斐しく働くスイーツ、養子だった彼の苦労した過去がしのばれる。同居に根をあげたのはブース、変わり者のブレナンよりも先に。スイーツを元気づける為のブレナンのダンスがおかしい。彼女の大好きなジャングルの奥地の民族の踊りに見える。
第6(148)話 あの日を忘れない The Patriot In Purgatory
バスケットボールの監督に触発されたブレナンは、実習生たちを集めてチームを作り、研究所の保管庫に眠る1000体以上の遺体の身元を特定しようと思い立つ。実力を示すべく競って古い遺体を調べ始める実習生たち。しかしバジリは2001年に死亡した路上生活者の遺体を選択。その後の調べにより、彼が同時多発テロの時、国防総省で負傷したこと、湾岸戦争の帰還兵であることが判明する。ブースは情報を求め、国防総省にいる戦友を訪ねるが…。
バスケの監督にかぶれて5人の実習生を呼び集めたブレナン。実習生達は互いを潰し合うためだと誤解して競い合う。バスケの監督になりきって、チームワークの大切さを説くブレナン。思ったより影響されやすいのね、ボーンズ(ノ∀`)次から次へと鑑定を進めていく同僚の中で、バジリ君だけひとりのホームレスにこだわって成果を上げていなかった。ホームレスだからと軽視された遺体、調べるうちにみんなは一丸になっていく。5人は特技を駆使し、2001年9月11日に彼が大怪我をしていた事を突き止める。
遺体からウランが検出された事などから元軍人のブースは、遺体が湾岸戦争の”砂漠の嵐”作戦に関わった軍人と推測。「仲間を見殺しにしない」とブースは身元判明の手ががりを求めて国防総省にかけあうが、極秘だと追い払われる。湾岸戦争から戻った兵士達はホームレスになった者も多かった。お国のために戦って祖国に戻ってくればやっかい者扱い。ホームレスのシェルターを探し回り、ブースは遺体の身元を割り出す。彼はマーフィー、国防総省の西側で警備員に追い払われていた。彼の叫んでいた「ウォーケンムーアパーク」という謎の言葉。妻と息子は音信不通の夫との辛い生活を思い出すのを嫌がる。
ラボの面々、それぞれの9.11が語られる。
アメリカ人にとって、それは特別な日。
イスラム教徒のバジリ君の辛い思い。他の実習生の軽口に彼は反論する、テロは信仰ではないと。思い上がった人間の傲慢さや欺瞞が生み出したもの、真に神を信じる者たちを侮辱するものだと。生い立ちも人種も異なる実習生達に友情が生まれる。
クウェートで3人の仲間に救われた命。彼の叫んでいたのは助けてくれた仲間の名前。9.11の時、マーフィーはテロの犠牲者を3人助けていた。そして助けた際の骨折で死んだ。人助けをした事も知られずに死んだ。ボーンズ達のおかげで、マーフィーは英雄として葬られる事になった。
第4巻
第7(149)話 証拠なき殺人 The Bod In The Pod
液状化した死体が入った容器が海岸に打ち上げられる。ホッジンズはSFの「莢人間」だと大喜び。バジリと調査を進める。その後、液体に浮いていた木片と復顔図から、被害者は殺人現場の清掃業を営む男性と判明。木材店の女性と不倫関係にあったこと、妻の連れ子を後継者として可愛がっていたこと、ライバル会社の男性に訴訟を起こしていたことなどが明らかになる。一方バジリがペルシア語の詩集を出版していることが分かるが…。
容疑者はみんな清掃業者、証拠を消し去るプロ。捜査は難航する。容疑者メルビンは証拠は見つからないと高をくくるが、相手はボーンズ、消し去れなかった血痕を見つけ出す。
詩人だったバジリ君。新聞に書いた詩のせいで当局に睨まれて亡命した。それを知ったホッジンズはカッコいいと賞賛。ペルシア語のカミールの名前が詩の中に。カミールに詩を聞かせている所に来たホッジンズは、二人が寝ていると確信。バジリ君はホッジンズにみんなに黙っていて欲しいと懇願するが、ホッジンズはアンジェラと一緒の時にカミールとバジリのキスシーンを目撃、打ち明けてしまう。カミールはブレナンに知られる事を心配するが、バジリ君はブレナンは聞かれなければ言わないという。確かにボーンズはゴシップには興味がなさそうだ。居候のスイーツはクリスティンの子守。
第8(150)話 人気コメディアンの死 The But in the Joke
街の看板に自分の作品を貼りつけようとしたストリート・アーティストが足場から転落。遺棄されていた遺体と接着剤でくっつくという珍事が起きる。遺体には頭に矢が刺さったように見える小道具が。首の手術跡から、被害者は会社勤めの傍らクラブでの公演をこなすコメディアンと判明する。彼の上司や恋人、ライバルが浮上する中、ブースは犯人の情報を求め、スイーツやフィッシャーの協力でコントのステージに立つことになる。
遺体の上に墜落した男。背中にくっついたままラボに運ばれる。陽気な男は伝説のストリートアーティスト・ゼッドだった。彼の作品が大好きなアンジェラは舞い上がって彼にキス、ホッジンズは面白くない。彼と話しているうちに、芸術家としては堕落した自分に思い悩むアンジェラ。ゼッドのいった見事な技術、それはほめ言葉ではない。
奇妙な遺体の時に最適な助手のフィッシャー君。彼はコメディアンとして舞台に立っていた。前回の詩人のバジリ君といい、ブレナン博士の助手は多才な人間が多いらしい。
第5巻
第9(151)話 魂の宿る骨 The Ghost in the Machine
室に埋められた少年の白骨死体が見つかる。霊能者アバロンは彼の魂が頭蓋骨と共にあると指摘。ブレナンは魂など信じないと言いつつ、遺体に話しかけながら調査を進めることにする。復顔により、被害者は2年前に失踪した14歳のコリンと判明。両親は遺骨と対面し泣き崩れる。友人たちもラボを訪ね、コリンが作成したミックステープを提供。その後、頭蓋内にあったハチの巣から、遺体が最初に放置された小屋が明らかになるが…。
シンディ・ローパー演ずる霊能力者アヴァロン・ハーモニアが再登場。
頭蓋骨からの視点で描かれるストーリーが面白い。
第10(152)話 輝く骨の秘密 The Diamond in the Rough
居候のスイーツ、超常現象の番組に突っ込みを入れながら見ている。馬鹿にしていたのに、そのうち悲鳴をあげる。アンジェラはまだ”芸術家”にこだわっている。今の仕事に疑問を持ち始めている。スイーツの怯えた光る遺体がラボに運び込まれる。たった6日で全身結晶で光る遺体になったとブレナン達は分析。
今回の助手はウェンデル君。
骨の損傷から被害者はアスリートかダンサーだとブレナンは断定する。身元はすぐにドイツから来たカタリーナと判明する。ダンサーのケンドリックのパートナーだった。ダンスの選考会の優勝に関わる事件なのか。母親がダンサーだったブースは学生時代にダンスを教えるアルバイトをしていた。ジゴロだった?潜入捜査にやる気満々のボーンズ。二人のダンスの鬼気迫る迫力が凄い。事件は優勝を狙う人物と過保護な母親と母親から逃げ出したい人物。
第6巻
第11(153)話 繭の中の考古学者 The Archaeologist in the Cocoon
負けず嫌いのボーンズ、娘が他の子に負けたのも気に食わない。心理学者としてスイーツは強烈なプレッシャーの中で育つクリスティンを心配する。
枝に絡まったパラシュート、その隣に繭に包まれた遺体。蛾人間だとホッジンズは大興奮、中から大量の虫が出現、ボーンズの顔面に。遺体は冒険小説家のサットン。チェチェン共和国で出会ったロシア人のサットン夫人、兄はアメリカに来て5年。通訳を務める。夫人はロシアからサットンが持ち帰ったものがあるという。考古学専門だからとエジソンがやって来て、サットンの収集物を横取りしてしまう。怒りまくるブレナン。それでもエジソン君の発見は認める。
古代の異人種高配の家族の化石、現在の家族の古いしきたり。
第12(154)話 悪魔の帰還 The Corpse on the Canopy
ペラントが帰って来た。エジプト人となって罪から逃れた彼が。
アンジェラとホッジンズの家に不気味な男性の遺体とエジプトのサフランの花びらが。怯えるアンジェラ。ホッジンズはカミールに知らせずにボーンズ達とペラントを探そうと提案する。だがブースは反対。エジプト人としての身元も抹消、今は誰になっているかわからないペラント。巧妙になっている手口。フリンがかぎつけてやって来る。
ペラントがボーンズに電話をかけてくる。母親になったボーンズが馬鹿になったと嘲笑し、ヒントとして指を送って来る。
遺体は元特殊部隊員フリーマン、傭兵会社セルベラスに所属していた。ホッジンズは自分達が眠らされた原因が麻酔ガスだと解明する。ホッジンズの会社にもペラントの魔手が。セルベラスにも潜入している。ブース達がやって来るが一足遅く、ペラントは逃げる。途中でフリンが撃たれる。ブースは手傷を負わせた。ペラントは無人機で学校を襲い、アンジェラがハッキングに成功して攻撃は回避したものの、その間にホッジンズのすべての口座から金を引き出し破産させる。自分で自分の顔の傷を縫うペラント。
まだまだペラントの不吉な影がまとわりつく展開が続きそうだ。
CAST
テンペランス・ブレナン 法人類学者 エミリー・デシャネル 湯屋敦子
シーリー・ブース 捜査官 デヴィッド・ボレアナズ 木下浩之
アンジェラ・モンテネグロ ミカエラ・コンリン 北西純子
ザック・アディ エリック・ミレガン 青木誠
ジャック・ホッジンズ 博士 T・J・サイン 鈴木正和
カミール・サローヤン 博士 タマラ・テイラー 高橋理恵子
ランス・スイーツ 博士 ジョン・フランシス・デイリー 近藤隆
キャロリン・ジュリアン 検事 パトリシア・ベルチャー 磯辺万沙子
デイジー・ウィック 助手 Carla Gallo 斉藤梨絵
ウェンデル・ブライ 助手 Michael Grant Terry 真仲恵吾
クラーク・エジソン 助手 ユージン・バード 利根健太朗
コリン・フィッシャー 助手 ジョエル・ムーア 落合弘治
アラスト・バジリ 助手 ペジ・ヴァーダト
フィン・アバーナシー 助手 ルーク・クラインタンク
マシュー・ブレナン 父親 ライアン・オニール ふくまつ進紗 小山武宏

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