Dr.HOUSE／ドクター・ハウス シーズン8 第17話 感想

娼婦にも見限られたハウス先生(´・ω・`)

第17話　恋愛事情　We Need the Eggs

公式HPよりあらすじ
目から流血した男性がハウスたちの診断を受ける。チェイスたちが患者の自宅を調べると、彼の恋人エイミーが等身大のラブドールだったことが発覚。さらにラブドールに腫瘍のようなこぶが見つかり、アダムズは切開して調べることに。一方、お気に入りの娼婦エミリーが引退することになり、その後釜の面接を始めたハウス。しかし、やはりエミリーを引き止めようと決意し、ドミニカの助けを借りてエミリーの婚約をぶち壊そうとする。

一応、日本語では売春婦や娼婦とは言えないのでコンパニオンという言葉に置き換えられてます。

患者の”恋人”は等身大のラブドール！！

彼に気がある女性、相手が今ひとつなのに強引にアタック。でも彼の恋人エイミーの正体がラブドールだと知ってどん引き、去って行きます。せっかく彼の方が真っ当な人間として生きようと思い始めたのに。やっぱり人形の方がいいとまた元に戻ってしまった彼。でもその人形が、片思いの女性にそっくりに特注したものなだけに、彼自身の平穏を思えば、それはそれで良かったのかもとも思える結末。

いつも通り「私は正義」アダムスが、患者をけちょんけちょんにけなしまくります。わざと患者の前で大切な人形を切り裂こうとしたり。こういう無神経な行為で自分の正しさを主張したがるのが白人女性の典型なら、幻想の大和ナデシコに憧れるかの国の男性の心も察しられるというもの。チェイスがやんわりと彼女の行為をたしなめます。同じ男のチェイスには患者さんの切ない気持ちが感じられたのでしょう。

そんなアダムズがチェイスを誘います。ハウス先生が散々焚きつけた後だけに、ハウス先生の思い通りになってはと、チェイスは断ります。それがなくても、チェイスはアダムズには今は好意は感じていない模様。これだけ自己顕示欲ばかり強い態度を見せられて来たら、いくらチェイスでも無理だったのかも。アダムズは、結婚すぐに夫に浮気をされた被害者だと自分では言いますが、あれじゃ男はやりきれまいと思えるキャラ設定です。

パクもミュージシャンの男性にデートに誘われます。それを自慢顔でみんなに披露するのも、好感度を低下させるキャラクター。結局、女性陣はキャメロンと13の足元にも及ばなかったのも、打ち切りの原因だったかもとここでも思ったり。



ハウス先生のドタバタも大きな見所

ハウス先生には結婚して引退すると言ったエミリー。実はハウス先生にウンザリして縁を切りたかっただけと判明。エミリーは「あくまで偽装結婚」とハウス先生がいっても、二人の間に親密な雰囲気が芽生えているのを指摘。ハウス先生、愕然とします。その言葉に影響されたのか、移民局からの永住権許可の手紙をドミニクに見せずにゴミ箱へ（でも本当に移民局の手紙を捨てたのか、微妙に見せない所が、トリッキーなこのドラマらしい所なので、他の手紙かも）

タウブは新しい出会いを嘘でダメにしてしまいます。赤ちゃんの事を上手く説明出来ない事もあったのでしょうが、同じ事の繰り返しに疲れたような。

そう・・同じ事の繰り返し。

ラストへと向かうハウス先生とチームの物語。誰もが変わろうともがいている、その動きが少しずつ、加速しはじめているような。



FOXTVにて視聴

CAST
グレゴリー・ハウス ヒュー・ローリー 木下浩之
ジェームズ・ウィルソン ロバート・ショーン・レナード 蓮池龍三
リサ・カディ リサ・エデルシュタイン 仲村かおり
エリック・フォアマン オマー・エップス 勝沼紀義
アリソン・キャメロン ジェニファー・モリソン 藤本教子
ロバート・チェイス ジェシー・スペンサー 興津和幸
クリス・タウブ　ピーター・ジェイコブソン　岡哲也
レミー・ハドリー オリヴィア・ワイルド タルタエリ
ジェシカ・アダムズ　オデット・アナブル　
チ・パク　シャーリーン・イー


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