(新)大河ドラマ「軍師官兵衛」第1回 生き残りの掟 感想

久々に大河ドラマらしい雰囲気が漂う幕開け
公式HPよりあらすじ
1590(天正18)年、小田原。天下統一を目前にした豊臣秀吉(竹中直人)の大軍が、最後の敵、小田原城を包囲していた。死を覚悟で抵抗する敵を降伏に導いたのは、軍師・黒田官兵衛(岡田准一)の捨て身の説得だった。時はさかのぼり1558(永禄元)年、播磨国。姫路城主の嫡男・万吉(後の黒田官兵衛/若山耀人)は好奇心旺盛な少年だった。父・職隆(もとたか・柴田恭兵)は、主君である小寺政職(まさもと・片岡鶴太郎)の領地を守るため日々奮戦していたが、宿敵である赤松家から裏切りを誘う調略の手が伸び始める。そんななか、万吉は病弱な母・いわ(戸田菜穂)の薬草を摘みに赤松領内に入ってしまう。職隆は万吉を取り戻すため、危険を覚悟で赤松政秀(団時朗)のもとを訪れる。 時を同じくして、木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)は、織田信長(江口洋介)と運命の出会いを果たす。
子役がメインであったのも、見やすかった理由のひとつかも。
岡田准一は地雷の方が多いので、今後はわかりませんが・・本人というよりも似合わぬ役を無理矢理やらされるというか、サイズの合わない服を無理に着せられているような印象の時が多いのですよね。
竹中直人が秀吉というのも、大河ならではの遊び心だろうし。信長の「であるか」はちょっと気負いすぎ。以前の信長で受けたからだろうけれど、ちょっと鼻につく。上り坂の信長に勢いは江口洋介が良い感じ。

万吉時代のエピソードを披露しつつ、当時の時代背景や黒田家の成り立ちなど、初回らしい説明を含めての進行。厳しい父、狡猾な主君、妬む古参、他国の謀略、内通など、戦国時代らしい展開も見る側を飽きさせないテンポの良さ。
父上の柴田恭兵、おじじ様の竜雷太も良かったです。官兵衛へと受け継がれていく黒田家の根底にあるものを、彼らのやりとりで解りやすく伝えてくれたというか。
前作よりも、私には面白かったです。
問題はこれから。お気楽チャラチャラタレントに時代劇は無理。昔日の人々らしい凛とした演技が出来る人がどれほど登場してくれるかで決まって来る。ゴリ押しさんを突っ込むなら受信料は払いたくない。見ている側を白けさせない程度の人選をお願いしたい。
やっぱり戦国の世はどこを切り取ってもドラマチック。
それを大河ならではの蓄積で、上手く料理してくれるとうれしいな(ノ∀`)
音楽も好み。サントラ欲しいかも☆

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