相棒 season12 第16話 聞きすぎた男 感想

大山鳴動、鼠一匹
第16話 聞きすぎた男
公式HPよりあらすじ
高性能の盗聴探知器を開発したという小曽根(山崎樹範)が花の里を調べると厨房から盗聴器が発見される!?幸子は小曽根にお礼として1万円を渡すが、あとでその話を聞いた右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)に詐欺ではないかと疑われてしまう…。そんな小曽根が白金の住宅街で盗聴探知機の実験を行っていると、聞こえてきたのは悲鳴とともに「夫の遺体を見つけた」という女性の声。「警察に届けよう」という声も聞こえてくるが、それを打ち消すように「解剖なんかしたら、絶対見つかっちゃうじゃない」と反対する声が続く。小曽根は発信源が「鍵谷」という家であることを突き止め警察に通報するのだが…。警察がすぐに鍵谷家を訪れる。遠くからその様子を見ている小曽根。家の中からでてきた里枝(嘉門洋子)が応対するが「何の話なのか?」という反応のため、警察は「イタズラ電話」と決めつけて帰ってしまう。納得がいかない小曽根は特命係に相談。小曽根が盗聴した内容はなんだったのか? その家で一体なにが起きていたのか? 聞こえてきた「解剖したら見つかる」というのは何なのか?右京が“ある声”から事件を解決へと導く!
ゲスト:山崎樹範、嘉門洋子、俊藤光利 脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治

八木式のアンテナでフォックスハンティングをしている怪しい男。幸子、盗聴器を発見してくれた親切な業者さんと思ってお金を払ってしまいます。その男、小曾根は右京さん達に締め上げられて・・気の弱そうな小曾根、詐欺をするつもりはなかった。思い込みが激しい上に強引な幸子に流されてしまった模様。幸子のこういう性格が不幸を招きよせて来たのかも(^^;
小曾根は盗聴器感知器を実験をしていただけと主張。そして殺人現場の物音を聞いてしまい、通報。だがその鍵谷宅では、かけつけた巡査に何もなかったという。小曾根は右京さん達に相談を。
死んだ(?)鍵谷氏は顧客データを持ち出したと疑われていた。
鍵谷氏の上司の大藤氏は部下を信じたいというが。
すっかり謎の解明に乗り気の小曾根
何となく陣川君並に面倒臭い性格みたいです
特命係の勝手を怒るつもりが、うっかり捜査情報を漏らしてしまう刑事部長と参事官のあわてぶりが面白いwしらばっくれて、あっさりと引き下がる右京さん。
一流会社の研究職が営業に転属にさせられ、それでも研究を続けたい小曾根は会社を辞めて研究所を設立。夢だけでは食べていかれない、妻子は彼の元を去った。見栄っ張りな彼は妻は親の介護でいないといっていたが。襲われて病院に運ばれた事で右京さん達にバレてしまいます。虚言癖、妄想・・うーん、奥さんはたまりませんね(^^;性格は変わらないと思うので、本当にすぐに完成するかどうか。
覚せい剤、白金近辺というあたりで・・ネタバレしてたような。
それでも、最近の相棒は脚本や演出質を大事にしようとする姿勢があるのを感じる出来でした。と思ったら、脚本:戸田山雅司 監督:和泉聖治、なるほど。
ただ・・花の里を昔のような雰囲気にしようとする画策があるのでしょうが、幸子にたまきさんの代わりは無理、チャラ男とお気楽スッチーでは熱血刑事と社会派ジャーナリストの代わりは無理。右京さんだけ浮いた存在どころか、格落ちに見えて来ます。最初から設定が違うのだから、昔の企画に今の人間を当てはめようとする方が無理なのでは。もっと別の生かし方をしてあげないと、役者さんがかわいそう。
ビストロオーナーの三沢さん、俊藤光利さんでした☆
ウルトラギャラクシー大怪獣バトルの魔術師クマノさんですね(^o^)最近はちょくちょく色々なドラマでもお見かけします。映画の舞台挨拶の時、緊張しっぱなしで言葉が出なかった純な気持ちを感じられる姿を見てから応援したくなってw
大藤氏の佐渡稔さんなのもうれしかったです。東京ヴォードヴィルショーを良く見ていた頃から好きな役者さんのひとりです。

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