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(新)珈琲屋の人々 第1回 人生を変える一杯 感想

☆もるがん☆

珈琲屋の人々

訳アリの珈琲屋の店主とそれを取り巻く人々の物語

公式HPよりあらすじ
東京下町の商店街にたたずむレトロな珈琲屋。店主の行介(高橋克典)は人を殺めた過去をもつ。亡き父の「一杯の珈琲が人生を変えることもある」という言葉を信じ、珈琲をいれ続ける。そんな彼の一杯を求め、常連客が絶えない。ある日、ひとりの女が行介の前に現れる。冬子(木村多江)と名乗る女は、観察するように行介を見つめ、カップに口をつける。行介は冬子にひかれるが、それは決して交わるはずがない恋の始まりだった。


高橋克典の新境地といった所だろう、悪くはない。

ただ、妙にドラマ全体が作りこみ過ぎている印象。見ている方がほっと出来る珈琲屋の雰囲気とは言いがたい。役者もそれなりというか、役柄が定番過ぎて意外性がなさ過ぎるのも、退屈な原因かも。水準としては合格点以上なのに。

行介が殺したといっても、闇金の取り立て屋で極悪非道な男。自分の慕う上司の妻がレ○プされているのを助けたはずみでの出来事。妻の冬子はそれを知らなかったのだろうか?夫が利子代わりに取り立て相手の妻の身体を楽しんでいたのも知らなかったのだろうか。自分だけ妙に良い子になっている感じが過ぎて、まずはそれが嘘臭いのが気になる。大体、夫が殺された時に、何故殺されたのか、妻なら知らされているのではないだろうか。自殺に追い込まれた夫の被害者達の事を、彼女はどう思っているのだろうか。あまりにもお気楽過ぎる、冬子の精神状態が納得出来ない。

「パンとスープとネコ日和」的なほんわりと暖かいドラマかと思ったが、どうもそうではないらしい。

普通の人を装っているが、男は浮気者ばかり、女は身勝手ばかり、主人公は煮え切らないで流されるだけ。うーん・・何をやりたいのか、何を言いたいのか、見えて来ないと辛そうなドラマ。

ちっぽけな恋 珈琲屋の人々

原作 池永陽「珈琲屋の人々」
脚本 渡辺千穂
音楽 めいなCo.
演出 井坂聡 山内宗信 金澤友也

宗田行介 高橋克典
柏木冬子 木村多江
南野千果 倉科カナ
島木雅大 八嶋智人
木綿子 壇蜜
笹木省子 美山加恋
塚本圭次 秋元龍太朗
天野直道 岩松了
矢部 津田寛治
天野元子 渡辺えり
熊谷章枝 吉行和子
秋元英治 小林稔侍


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Posted by☆もるがん☆

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