BONES -骨は語る- シーズン8 Vol.7-9

第7巻
第13(155)話 最後のメッセージ The Twist in the Plot
森林公園で地面に埋められた死体が見つかる。ブレナンらが発掘を始めると、そこからもう一つの遺体が。FBIの調べにより、第2の遺体は肺がんで死亡したモニカという女性で、ある自然葬会社が埋葬したことが分かる。彼女の夫の話から、第1の遺体はモニカの死を看取った自然葬会社のコンサルタント、レイチェルと判明。ブレナンたちは会社の代表ミルザから事情を聞く。そんな中、レイチェルを告訴していた男が浮上するが…。
デイジーが戻って来た。スイーツはボーンズ家に居候のまま。ボーンズはスイーツがいると便利なので気にしていない。ギクシャクしてるが二人の関係に周囲は気を使う。二人はお互いデート相手がいると見栄を張り合う。レイチェルは自然葬のビジネスをしていた。共同経営者ミルザは挙動不審、レイチェルを訴えたライバル会社のオーナーも怪しい、モニカの夫クレイグ博士も怪しい。ディジーはモニカは癌だったがまだ死期には至っていなかったと気づく。現場の虫から禁止薬物のメチロンが発見される。レイチェルは一人の男と三ヶ月しか寝ない、夫のクレイグとレイチェルの電話は三ヶ月続いて途絶えた。事件はあまりひねりはなく、浮気した夫の犯行と判明。今回のメインはスイーツとデイジー。その他、それぞれが自分の葬儀や遺言について考える。ブースが遺言をビデオに録画する。ボーンズがそれを覗き込んでいる姿が画面の隅に映っているのがおかしい。ボーンズの遺言は306ページもあるw
第14(156)話 ローラーゲーム殺人事件 The Doll in the Derby
封鎖された食肉処理場で腐乱死体が見つかる。遺体は切断された上、薬品をかけられ溶けかかっていた。人工歯の製造番号から被害者はメリンダという女性と判明。外科医の元夫が浮上する。また、所持品のGPS付き腕時計から殺害現場はローラーゲーム場と判明。彼女がローラースケートの選手だったことも明らかになる。頭蓋骨からはスケート靴で殴られた痕跡も見つかり、アンジェラが選手に扮して潜入捜査を行うことになるが…。
ウェンデル君は29歳の誕生日、まだ助手の自分を恥じている。執拗に食い下がるホッジンズ、アンジェラとウェンデルの過去に嫉妬してる。殺された殴り屋メリンダはローラーゲームの選手だった。死因はスケート靴で殴られた事。ドラッグに乱交、迷惑行為、元夫の家の前で男といちゃつくような女だった。アンジェラがローラーゲームのチームの潜入、ホッジンズは心配。骨の切断面から木工用の道具が使用されたと判明、だがウェンデルはその他にも犯人は解剖学に詳しい痕跡を見つけ出す。ホッジンズは更にメリンダの目は鍵で刺されていたと発見する。ホッジンズとアンジェラに誕生日を祝ってもらうウェンデル君、アンジェラが昔描いた自分のヌード絵をホッジンズに贈る、パンツを描き加えてw皆に内緒でブースが会っていたのは遺伝性の難病の専門家、カミールはクリステインが病気かと心配するが、ブースは病気の子供達を遊園地に連れて行くボランティアをしているだけだった。善行は秘密にすべきとの聖書の教えに従って。
第8巻
第15(157)話 母との再会 he Shot in the Dark
橋から落下した男の遺体を調べていたブレナンはいったん帰宅するが、ささいなことからブースと口論となり家を飛び出す。しかし夜中のラボで働く彼女は何者かに撃たれてしまう。同時に夜勤の警備員ハルも銃撃され死亡。そこへやってきたブースに助け出されたブレナンは、緊急手術を受けるが、夢の中で亡くなった母親と再会する。落下遺体は飛行機のリース会社に勤める男で橋から落とされる前に殺されていたことが判明するが…。
山小屋で親子3人で休暇を過ごそうと提案するブースに、生後14ヶ月のクリステインには無駄というボーンズ。ケンカになって戻ったラボで銃で撃たれるボーンズ。ブースに発見されたものの、生死の境をさまよう中で母と会う。幻覚の中でも「これは幻覚」と主張するボーンズがらしくていい。エジソン君が博士の事件を進んで手伝う。殺された警備員のハルとボーンズの体内に弾はなかった。父のマシューもかけつける。マシューは妻の口癖の”たじろぐ”を口にしたボーンズに驚く。科学万能主義者のボーンズが「あの世で母と会った」と言い出すのにブースは驚きと自分の信仰が裏づけされたうれしさを感じるボーンズが血液の不適合を起こした事から、ホッジンズは弾丸が血液を固めたものだと解明。。ボーンズが調べていた被害者グルートとハルは絵画修復師のバトゥアンと組み、ジェファソニアン収蔵の絵画を贋作と摩り替えて売りさばいていた。所員の不祥事にカミールが事後処理に頭が痛そうだ。
第16(158)話 危険なパーティー The Friend in Need
川を流れてきたスーツケースから腐乱死体が見つかる。歯型から被害者はマニーという15歳の少年と判明。自宅を訪ねたスイーツとブースは幼なじみの少女キャットと会う。マニーが最後に目撃されたのは2週間前のパーティー。遺体からはドラッグが検出される。そんな中、スイーツはキャットから「パーティーの夜、誰かにドラッグをのまされレイプされた」と打ち明けられる。一方フィンはカミールに内緒でミシェルと会うことになるが…。
新聞のクロスワードをあっという間に解いてしまうボーンズ、それが面白くないブース。カミールの娘ミッシェルとつきあっているフィン・アバーナシー君が今回の助手。カミールに嘘をついてあいたがるミシェルに困惑するフィン君。結局嘘をつきとおせずにカミールに白状する。しかし家族の間に被害者のマニーの部屋は機械だらけ、メールは母親と幼馴染のキャット、そしてニック。ニックはマニーに携帯やPCが無料になるように細工させて客から金を取っていた。ニックは典型的なずるいだけの悪餓鬼。マニーはしつこくキャットにメールを送り、パーティもキャットを追い回す。いわゆるヲタクの悪い部分が表に出たような少年。キャットはレイプされたが、母親はキャットのせいだといい、被害届を出させなかった。家族だの支えあうだのといっていた割には、キャットの母親はマニーを気持ち悪がっていた。キャットはスイーツを責めるが、スイーツは自分が里親に虐待された過去を明かし、事件を向き合うのが大切だと諭す。スイーツはキャットのために犯人を捜すと約束し、それを果たす。それは同時にマニー殺害の犯人を捜す事にもなった。10代の危うさと愚かさと親達との関係がひとつのテーマ。
第9巻
第17(159)話 未来から来た死体 The Fact in the Fiction
ある畑で頭のない死体が見つかる。ブレナンはヒスパニック系の男性と断定。新しい実習生のウェルズと共に調査を始める。彼は多くの学位を持つ優秀な科学者。ブレナンをやりこめる。被害者はベンジーという大学生と判明。整備工場を営む兄や元恋人の話から、彼がタイムトラベルの研究をしていたことが分かる。その後、彼にそっくりな遺体がもう一つ発見されたことから、一方が未来から来た同一人物ではないかと語るウェルズだが…。
新実習生のウェルズ君、彼も相当な変人。どうやらホッジンズと気が合う様子。ダイナーに頭蓋骨を持って来る。ボーンズは怒るがそれはダイナーに頭蓋骨を持って来た事ではなく証拠を損なう再生ビニールに入れて来た事だったw被害者のベンジーの元彼女コートニーは不細工だが自分はセクシーで美人だと勘違いしている女。彼女はベンジーがタイムマシンの研究をしていたという。タイムマシンは死んだ父親に会いたかったため、だが麻薬中毒のろくでなしの父親は生きており、そのせいでベンジーは死んだ。傲慢なウェルズ君はボーンズにやり込められても反省しない。
第18(160)話 癒やされぬ過去 The Survivor in the Soap
廃棄物処理場でドラム缶詰めの死体が見つかる。遺体は薬品で溶け、骨以外は石鹸と化していた。ブレナンは西アフリカ出身の男性と断定。シエラレオネからの難民と判明する。国務省のラズウェルによると彼は14歳で難民申請をし、アメリカ市民となっていた。バジリが洗浄した骨を調べたブレナンは被害者が少年兵だったことを知る。彼女はブースと共に、難民支援をする弁護士や友人、内戦の写真展を開く写真家らから話を聞くが…。
バジリ君とカミール、カミングアウト。ドラム缶に詰まった遺体は西アフリカのシエラレオネからの難民シムチェイ。通報したアルビン・ジェームズは偽名。シムチェイは過去を捨てて人生をやりなおそうとしていたとスイーツはいう。不法滞在者のブリマが容疑者として浮上、だが内戦の写真から反政府軍の親玉エンバーガが見つかる。少年を兵士として教育した張本人。犯人はその極悪人をかばった弁護士、表向きは難民を助けるふりをして。バジリ君は母国で悲惨な戦争を見ていた。バジリ君は特権階級だったために救われたが、従兄弟はシムチェイと同じように少年兵となって殺された。身内を救えなかった後悔に今もさいなまれていた。戦争の傷は過去から今も人々を傷つけ続けている。
CAST
テンペランス・ブレナン 法人類学者 エミリー・デシャネル 湯屋敦子
シーリー・ブース 捜査官 デヴィッド・ボレアナズ 木下浩之
アンジェラ・モンテネグロ ミカエラ・コンリン 北西純子
ザック・アディ エリック・ミレガン 青木誠
ジャック・ホッジンズ 博士 T・J・サイン 鈴木正和
カミール・サローヤン 博士 タマラ・テイラー 高橋理恵子
ランス・スイーツ 博士 ジョン・フランシス・デイリー 近藤隆
キャロリン・ジュリアン 検事 パトリシア・ベルチャー 磯辺万沙子
デイジー・ウィック 助手 Carla Gallo 斉藤梨絵
ウェンデル・ブライ 助手 Michael Grant Terry 真仲恵吾
クラーク・エジソン 助手 ユージン・バード 利根健太朗
コリン・フィッシャー 助手 ジョエル・ムーア 落合弘治
アラスト・バジリ 助手 ペジ・ヴァーダト
フィン・アバーナシー 助手 ルーク・クラインタンク
マシュー・ブレナン 父親 ライアン・オニール ふくまつ進紗 小山武宏

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