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ブラックリスト 第13話 サイプラス養子縁組事務所 The Cyprus Agency (No. 64) 感想

☆もるがん☆

ジェームズ・スペイダー

子供は道具ではない・・はずだが、そうとしか思っていない人間もいる。そして彼らには女も子供を生む道具でしかない。

公式HPよりあらすじ
養子を迎える日を間近に控えたリズは、しばらく仕事を休もうと決意。そんな彼女にもたらされた次のブラックリストの名前は「サイプラス養子縁組事務所」だった。レッドはその事務所が盗んだ子を養子として「売って」いると言い、次に養子を迎え入れる予定のローランド夫妻の情報を渡す。


養子縁組をあっせんする業者。親達は作る努力はせず、金髪碧眼の優秀な子供を物を買うように買い、気に入らなくなったり、いらなくなったりすれば返品する。神の領域に踏み入った人間達は、己の尊厳を踏みにじっているのに気がつかない。人間を粗雑に扱ったものは粗雑に扱われても文句はいえない。

自分を壊れたおもちゃの如く扱われた人間が犯人

どうして私は養子になったの?

夫婦間の問題から目をそらす為に、養子をもらった夫婦。本当に子供が欲しかったわけではなく、子供に愛情を持てずに施設に返品した。その事を今になって後悔している。その子が犯罪者になってしまった今は。

夫トムの謎に目をつぶったまま、幸せな家庭のふりをしようとしていたリズには、彼らの姿に未来の自分が重なって見えた。そのために、レッドはこの仕事をさせたのだと、リズは怒りを覚えるが・・

育児休暇を取らない事を人前でわざとバラし、他人に非難させる事でリズを傷つけ、今度は仕事中毒の妻に疎かにされた悲劇の夫を演じて、美人アーティストと仲良くなっているトム。愛してるだの、嘘はないだのと薄っぺらい言葉を並べながら。プロファイラーとしてFBIで仕事をしているはずなのに、夫にすら騙されるリズ、レッドの助けがなければ、今頃FBIからもお払い箱だったかも知れない。レッドはそれも見越していたのかも知れない。

レッドはスパイは長官のダイアンだと突き止めるが、彼女も所詮は傀儡だった。レッドの家族に起きた本当の事をエサにしても、レッドは動じない。彼女の知る真実など、他の人間でも知っているだろうと。そして自分を陥れた罰を与えた。ミスター・キャプランが再登場、レッドの後始末をする。

リズとトムの謎も、リズとレッドの関係も、まだまだ引っ張る様子。


THE BLACKLIST

レイモンド・“レッド”・レディントン ジェームズ・スペイダー
Raymond "Red" Reddington James Spader 大塚芳忠
エリザベス・キーン メーガン・ブーン
Elizabeth Keen Megan Boone 甲斐田裕子
ドナルド・レスラー ディエゴ・クラテンホフ
Donald Ressler Diego Klattenhoff 宮内敦士
ハロルド・クーパー ハリー・レニックス
Harold Cooper Harry Lennix 山野井仁
トム・キーン ライアン・エッゴールド
Tom Keen Ryan Eggold 荻野晴朗


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Posted by☆もるがん☆

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