CSI:13 科学捜査班 第7話 ウォリック・ブラウンの墓 Fallen Angels 感想

元副保安官のマッキーンよって殺害された元CSI捜査官ウォリック・ブラウン。彼の墓の前で牧師が殺された。元同僚と事件の関係は?ニックやサラ達元同僚の熱意と、ウォリックを知らないラッセルとフィンの冷静さとが、真相を暴く。
公式HPよりあらすじ
殉死したウォリック・ブラウンの墓の前でレンケン牧師の射殺体が見つかる。近くにはウォリックの元妻ティーナと息子のイーライが住んでおり、4年ぶりに彼女を訪ねたサラはその荒れた暮らしぶりにショックを受ける。ティーナの家には牧師が死ぬ直前に訪れた痕跡があり、さらに薬物中毒の男の影もうかがえた。そしてその男もまた自宅アパートで死体となって発見され、現場にはウォリックの指紋が付いた鑑識用の懐中電灯が……!
CSIの元同僚の元妻は、最低の屑な男を引き入れて、家の中はゴミだらけ、幼い息子は母に暴力をふるう男に怯えてベッドの下に隠れている日々。元妻はCSIの同僚が、夫が死んだ時に息子にだけ話しかけ、自分を無視したのが許せなかった。ニックやサラに敵意をむき出しにする。
やはり殺されたのが身近な人間の関係者だと、心乱れるのが人間。外部からやって来たラッセルとフィンにはそれがない。勿論、気持ちは理解出来るとしても「事件を解決する」事、それが彼らの仕事である事から、ぶれる事はない。

元妻のティーナの連れ込んだ男が殺される、それも亡夫ウォリックの指紋のついた懐中電灯で。
そこでまさかティーナが?幼い息子が?・・の線が出て来るけれど、それはあっさり崩される。元夫の持ち物の鑑識道具をティーナはあっさりと他人にくれてやっていた。二人が離婚したものも頷ける。相手への尊敬も何もない女。ただ、息子を可愛がっていた。息子は母親になついていた。「何であんな女が(CSIの優秀な職員の妻に)?」とフィンが思わず口走るほどの女性であっても。
児童保護局が問答無用で母と子を引き離す。これも劣悪な環境から息子を救い出すため。米国ドラマでは理不尽に家族を引き離す悪役として描かれる場合が多いが、今回は妥当な職務なのだと思える描き方。「天使でも、ぐれる」とブラスが評した環境では。

身内の事件としては、淡々と進んだ印象
次回はフィン活躍の回らしい。彼女の過去にまつわる事件、あの気の強さでガンガン行くらしいですよ!予告のラッセルのナレーションに少しばかり「やれやれ」というため息が混じっていたように感じたのは、気のせいでしょうか(ノ∀`)
wowowにて視聴
Crime Scene Investigation
D・B・ラッセル テッド・ダンソン 樋浦勉
ジュリー・フィンレイ エリザベス・シュー 田中敦子
キャサリン・ウィロウズ マージ・ヘルゲンバーガー 高島雅羅
ニック・ストークス ジョージ・イーズ 家中宏
サラ・サイドル ジョージャ・フォックス 浅野まゆみ
ジム・ブラス ポール・ギルフォイル 麦人
グレッグ・サンダース エリック・スマンダ 村治学
アル・ロビンス ロバート・デヴィッド・ホール 西村知道
デヴィッド・ホッジス ウォレス・ランガム 咲野俊介
モーガン・ブロディ エリザベス・ハーノイス 桑島法子

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい