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ブラックリスト 第18話 ミルトン・ボビット Milton Bobbit (No. 135) 感想

☆もるがん☆

ジェームズ・スペイダー

仮面夫婦とは、普通は外に対して夫婦を演じるもの。リズとトムは互いに素顔を隠して、家の中で夫婦を演じている。

公式HPよりあらすじ
トムがある日突然、「もう一度結婚式を挙げて愛を誓いたい」と言う。リズは「トムの雇い主を知るチャンスだ」というレッドの助言を受け、率先して結婚式をセッティング。疎遠になっているトムの兄クレイグを呼び寄せる。


兄クレイグを演じている男は「キーンは思ったよりキレ者だ」とトムに警告する。リズを完璧にコントロールしている自信のあるトムは、彼の心配を受け流す。

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知り合いや親戚を呼んでの結婚パーティ

それはトムの正体を探るための罠。あれだけメロメロだった夫に裏切られたリズの執念が怖い。今度は自分が隠れ家を作り、トムを徹底的に調査し始める。レッドも協力する。トムの雇い主の目的がレッドである可能性が濃厚なので、本人のためでもあるが。

リズはレッドにとって重要な人物、だから狙われた。
だが、二人の関係について、レッドはまだ明かさない。


トムの”設定”を強化するために雇われた兄クレイグ役から綻びが生じる。リズの手に入れたグラスから彼の本名が割れる。レッドは彼の母親を連れて来て、それとなく圧力をかける。リズがやって来た時、トムとデンベはTVの古い喜劇で笑い転げている。どうやってクレイグに口を割らせたかの場面は見せない。その方が”レッドらしい”とする演出。食べ物やシチュエーションへのこだわり、偽りの人生であっても、刹那を楽しむ余裕は忘れない、それがレイモンド・レディントン。

愚かな女と思われたリズも、トムを騙すために頑張る。

リズがトムの偽りに気づいたと、トムに悟らせないように、レッドはまたリストの人物をFBIに追わせる。余命のない人間に殺人をさせる”アンダーティカー”。依頼された殺人ばかりだと思われていたが、最後の3人には繋がりがあった。薬品の治験と承認に関する癒着と不正、鼻を失った男の復讐。

”ベルリン”とは依頼主のいる場所の名前かと思われたが、別の意味の可能性が出て来た。

普通のクライムストーリーと違うのは、レッドの存在。彼の魅力がこのドラマを支えている。それだけにファッションも登場の仕方も彼が行く先々も、手をかけている印象。レッドが生き生きとしている時が一番面白い。

THE BLACKLIST

レイモンド・“レッド”・レディントン ジェームズ・スペイダー
Raymond "Red" Reddington James Spader 大塚芳忠
エリザベス・キーン メーガン・ブーン
Elizabeth Keen Megan Boone 甲斐田裕子
ドナルド・レスラー ディエゴ・クラテンホフ
Donald Ressler Diego Klattenhoff 宮内敦士
ハロルド・クーパー ハリー・レニックス
Harold Cooper Harry Lennix 山野井仁
トム・キーン ライアン・エッゴールド
Tom Keen Ryan Eggold 荻野晴朗


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Posted by☆もるがん☆

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