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映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」感想

☆もるがん☆

オール・ユー・ニード・イズ・キル

桜坂洋によるライトノベル「All You Need Is Kill」原作の映画として話題に。

ヘタレな主人公がヒロインと出会い、色々あって強くなって、落ちこぼれ仲間の協力を得て世界を救ってしまい、すべてはメデタシメデタシという内容に、戦争、軍隊、パワードスーツ、宇宙生物、タイムリープ等、ネタを盛り沢山に突っ込んで。

厨二な内容でも、本気の映画人が本気で映画を作ればここまでの作品になるという好例。

もし同じ原作を日本で実写化したら、間延びした顔のお笑いとアイドルの棒読みとチープなセットのお寒い映画にしかなりそうにない。映画に対する業界の姿勢が根本的に異なるので仕方ないとはいえ。

昔の漫画やアニメで見たような既視感を覚える場面も多いが・・今の日本に、これだけのものを作る土壌はもはやないという寂しさばかりが映画館に木霊する。かつての日本のアニメや特撮にインスパイアされた「パシフィック・リム」や「ゴジラ」のような作品は、日本ではもう・・・過去の栄光の残渣を、自分達の文化だの財産だのと他国に誇るより、遺産を資産に再生する道を探すべきではないだろうか。

\(・_\)ソノハナシハ (/_・)/コッチニオイトイテ

娯楽映画として、十分に面白かった!!!!

実戦経験のない名前だけの将校が、将軍の命令に逆らった事から最前線に送られて、そこで同じ日を繰り返す体験をする。繰り返した数だけ、彼の知識は増え、敵の攻撃を避け或いは反撃し、少しずつ出来る事が増えていく。そして敵の正体を知る・・最初はオドオドしているだけのトムが、段々と戦士の顔になっていくのがいい。凛々しいヒロインも魅力的。最終的には計画は成功するのだろうなと予測しながらも、ハラハラドキドキ、ピンチの連続なのもいい。

どうして血液を浴びただけで・・等、最初から無茶な設定はあるものの、それもまあ、お約束の内と思ってw

トムがバイクでやって来る場面は、何となく「トップガン」!?

All You Need Is Kill

Edge of Tomorrow

監督 ダグ・リーマン
脚本 ダンテ・W・ハーパー 他
原作 桜坂洋 『All You Need Is Kill』
製作総指揮 ジョビー・ハロルド
音楽 ラミン・ジャヴァディ
撮影 ディオン・ビーブ
編集 ジェームズ・ハーバート
製作会社 ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ スペース・トラベル K/Oペーパー・プロダクツ(英語版)
配給 ワーナー・ブラザーズ

ウィリアム・ケイジ少佐 トム・クルーズ 森川智之
リタ・ヴラタスキ軍曹 エミリー・ブラント 東條加那子
ファレウ曹長 ビル・パクストン 大塚芳忠
ブリガム将軍 ブレンダン・グリーソン 勝部演之
カーター博士 ノア・テイラー 隈本吉成
グリフ キック・ガリー 山内健嗣
スキナー ジョナス・アームストロング 西凜太朗
キンメル トニー・ウェイ 金光宣明
クンツ ドラゴミール・ムルジッチ
ナンス シャーロット・ライリー橘凜
フォード フランツ・ドラメー 田尻浩章


吹き替えは、トムはMI:シリーズで不動となった森川さん☆

漢字や日本語のアナウンスが流れるのは、あちらさんには異国情緒というかSFチックに感じるのでしょうかね。

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Posted by☆もるがん☆

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