(新)アオイホノオ 第1話 長き戦いのはじまり 感想

「この物語はフィクションである」
そういいながらも、沢山の実在の人物が実名で登場する。
公式HPよりあらすじ
焔モユル(柳楽優弥)は、クリエイター志望の大阪芸術大学1回生。先輩の森永とんこ(山本美月)に憧れてバドミントン部に入部するが、自分の才能には、かなりの自信家だ。最初の課題・パラパラ漫画もかなりの自信作だったが、教室では庵野ヒデアキ(安田顕)の作品に人だかりが出来ていた。あまりのレベルの高さに驚愕するモユル。次でリベンジを誓うが、山賀ヒロユキ(ムロツヨシ)、赤井タカミ(中村倫也)など、強力なライバルが頭角を現し…。

「勇者ヨシヒコ」の福田雄一監督が、島本和彦の熱過ぎる漫画を見事に映像化
あのDAICONとか「帰ってきた」とか、伝説をいきなり持って来るとは。アニメが「クール・ジャパン」などともてはやされる時代、ここまで来たからこそ、作られたドラマなのだろうけれど。

アニメも漫画も同人誌も、現在のように手軽に作れなかった時代。アニメなら自分でセルを切り、漫画なら紙を切り枠線を引いて、道具も専門的なものは遥々と買いに行かねばならず、わずかな資料本を頼りに技術を学び、同人誌も引き受けてくれる印刷所はなく、頼み込んでも高額で、コピーをとって自分で製本。コミケのようなイベントも一般的ではなく、自分達で場所を作るしかなかった時代。
柳楽優弥は福田演出に良く乗っている。ヨシヒコ的に開眼するかも知れない。

「炎の言霊 島本和彦名言集」が私の本棚にあったりする。これではなくて古い方の版ですが。

オープニングテーマ ウルフルズ「あーだこーだそーだ!」(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ 柴咲コウ「蒼い星」(ビクター / カラフルレコーズ)
STAFF
原作 島本和彦『アオイホノオ』(小学館「ゲッサン」連載中 / 小学館)
監督・脚本 福田雄一
音楽 瀬川英史
助監督 井手上拓哉
原作画監督 一本木蛮
オープニングタイトル 本郷伸明
ロゴデザイン ベイブリッジ・スタジオ
特別協力 小学館、大阪芸術大学、円谷プロダクション
CAST
焔 モユル 柳楽優弥
森永 とんこ 山本美月
庵野 ヒデアキ 安田顕
山賀 ヒロユキ ムロツヨシ
赤井 タカミ 中村倫也
岸本 大水洋介(ラバーガール)
高橋 足立理
津田 ヒロミ 黒島結菜
矢野 ケンタロー 浦井健治
村上 川久保拓司
南 マサヒコ 遠藤要
MADホーリィ 佐藤二朗
岡田 トシオ 濱田岳
武田 ぎたろー(コンドルズ)
凩 マスミ 小嶋陽菜
ミノムシミノコ 上地春奈
大学教授 きたろう
岩瀬 ジュン 市川由衣
みゆき 竹富聖花
山賀の妹 葵わかな

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