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北欧サスペンス「凍てつく楽園」~死者は静かな海辺に~ 第2話 感想

☆もるがん☆

ヴィヴェカ・ステン

ベリグレン兄妹の秘密、事件は急展開、そして・・・

公式HPよりあらすじ
クリステル・ベリグレンに続いて妹キッキが死体となって発見され、トーマスは手がかりである漁網の所有者ヨンニ・アルムフルトの家に急ぐ。昨夜ヨンニはキッキと過ごしていたが既に姿を消しており、室内からは血痕が見つかる。監視下にあったキッキが殺害されたために捜査から外されたトーマスは、市内の病院に向かうノラと偶然同じ船に乗り合わせる。ノラは彼にヨンニを見かけたと伝え、2人でその行方を追うが……。


ヨンニに逃げられたトーマス。ヨンニの母親からヨンニがキッキらしい女性といたとの証言を得る。やって来た上司マルギットは、カリーナがひとりで何も出来ずに、監視中のキッキを見失い、そして殺された事に怒る。トーマスが寝過ごした事から起きた大失態。

姑は息子を「完璧な夫」というが・・妻には冷酷なだけの夫

理解者のいない家庭、夫ヘンリクは自分に都合のいい女である間は機嫌がいい。気に食わなくなると暴力。子供は敏感に感じ取っている。お隣の婦人シグネにトーマスの事をうっかり打ち明けてしまうノラ。同じ学校だった事を。何か意味ありげな顔をする婦人。

偶然のふりをしてトーマスと出会い、ヨンニのボートが向かった先へ案内するとノラは持ちかける。途中でトーマスのサマーハウスに立ち寄る。ベビーベットと夫婦の寝室、トーマスの心の傷を見てしまうノラ。

エンドー COOL KIDS(クール キッズ) ゆりかご

2年前に死んだ娘・・突然死

夜泣きが酷くていつも起こされた。ある日、ぐっすり眠れた。おかしいと思った。娘は冷たくなっていた。生後二ヶ月だった。それが不眠症になった理由なのか。

GA No.62〈エリック・グンナアル・アスプルンド〉森の火葬場・森の礼拝堂1935-40/ストックホルム公立図書館1920-28 (グローバル・アーキテクチュア)

ヨンニが小屋にいた。トーマスが確保する。ヨンニは犯行を否定する。クリステルの事も知らないという。キッキは自分で倒れて頭を打ったと。トーマスと船で戻って来たノラを夫が発見して詰め寄り、殴る。所有物が自分の思うとおりにならないのに腹を立てて。息子が怯える、舅も見ていた。

マルギットは動機も不十分だが、容疑者が捕まったのでそれで終わりにしたい。だが真犯人を見つけるまでやめたくないトーマス。警察はどこも同じ。犯人がいればいい、それが無実かどうかは関係ない。

外気の演劇のビルマ人の Saing Waing バンド写真の古い印刷物

サンドハムン島の古い写真から、ベリグレン兄妹の父親の秘密が明らかに。クリステルの父親は実父ではなかった。母親のセシリアはクリステルの本当の父親の名前を言わずに死んだ。キッキはそれをどこかで知った、それでサンドハムン島に行った。島に兄の本当の父親がいるから。

検死の結果、クリステルとキッキの体内から殺鼠剤が発見される。キッキはヨンニと逢う3時間前に、すでに毒を飲まされていた。トーマスに懐疑的だったマルギットも、やっと重い腰を上げる。

ノラの気持ちはわからないではないけれど、いわゆる”よろめき”があまりに一方的で、まったくその気のないトーマスは巻き込まれた状態。夫のヘンリクにはでくの坊呼ばわりされて恨まれるし。家庭の空虚さを身近な男で埋めようとするのは感心しない。

淡々と進む事件。派手なシーンはない。でも、それが灰色の海に似合っている。


STAFF
原作 ヴィヴェカ・ステン
製作 ラース・ブロングレン ジョセフィン・テングブラッド  ニヴァ・ウエストリン

CAST
トーマス・アンドレアソン ヤコブ・セダーグレン 小原雅人
ノラ・リンデ アレクサンドラ・ラパポルト 林真里花
ヘンリク・リンデ ヨナス・マルムシェー 内田夕夜
カリーナ・ペーション ソフィア・ペッカリー 浅野真澄


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Posted by☆もるがん☆

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