ST 赤と白の捜査ファイル 第4話 感想

山吹さんのバリバリだった過去が明らかに?
公式HPよりあらすじ
とあるマンションの一室で男女4人の遺体が発見される。七輪を使った一酸化炭素中毒による集団自殺の線が濃厚だと報告する菊川吾郎(田中哲司)。しかし、現場の状態から自殺と判断するには不自然な点が多い事に気づいた赤城左門(藤原竜也)は他殺あるいは自殺ほう助の可能性が高いと告げる。亡くなった4人は苦楽苑という宗教法人の信者だった。赤城と百合根友久(岡田将生)、山吹才蔵(三宅弘城)は早速苦楽苑を訪ね、事件が起きた部屋の所有者でもある教祖の阿久津昇観(松田悟志)に話を聞く。そして現場となった部屋には普段、鍵が掛けられていたことや、阿久津と意見が対立した一番弟子の篠崎雄介(鈴木一真)が苦楽苑から独立しようとしていたことが判明する。 続いて赤城たちは亡くなった4人と一緒に修行していた町田智子(須藤理彩)を訪ねる。警戒していた町田だったが僧籍を持つ山吹には心を開き、篠崎が自殺を肯定しかねない思想を持っていたことを話してくれる。しかし当の篠崎はその場で思いついたことを言ったまでだと主張。また部屋の鍵は郵便受けに置いており、信者が自由に使えるようにしていたと話す。阿久津と篠崎の言うことが微妙に食い違っているなど、捜査はなかなか進展しない中、百合根はとある喫茶店で山吹が町田と楽しそうに話をしているのを目にし…。人間の《欲》を描いた第4話。不動心の男・山吹が遂に動き出すー。
「謎がぁぁぁぁぁ~」
今回は新しいver.
畳にゴロゴしながら悔しがる赤城さんです( ゚д゚) カワイイ
とある女性の死が、山吹さんが実家を継ぐきっかけに。誰よりも激しい心の持ち主だった山吹さん。百合根の心のより所だった山吹さんの不動心は修行の末に得たものだった。

新興宗教の教祖様が松田悟志、対立する部下が鈴木一真
またSTメンバーに負けず劣らず癖のあるゲストをw見る度に森進一を思い出す松田さん、教祖様「らしくない」所を逆手に取った配役らしい。鈴木一真さんは「またこいつかよw」と思われるのを逆手に取った配役らしい。なかなか楽しめました。畳ゴロゴロしても良い位です。
話としては、新興宗教の具体的な設定はほとんどなく、ただ人が集まって共同生活をするとか一緒に修行するとか、その程度しか言及されず。おそらくオウムなどを連想させてマイナスイメージがドラマの邪魔をしないようにという配慮かも。僧籍というから、仏教系ではありましょうが。
山吹さんの献身が町田智子に自白させる
昔救えなかった悔いをここでも繰り返したくなかったためでしょうか。智子に首を絞められて殺されかけても、彼女を拒絶しなかった。拘留された彼女に面会にいく山吹さん。僧侶の格好ではなく普通の服装で。それは僧としてではなく、ひとりの男として智子を救おうとする山吹さんの心の表れ。ぼっちの人生をずっと送って来た智子と山吹さん、地味なカップルです。それだから山吹さんの誠実さが際立つのかも知れません。

「俺を心の寄り所にしろ」
そういう赤城さんが、百合根の心を一番ゆさぶっていると思うのですがwでも山吹さんにいきなり対抗心を燃やしてしまう(?)赤城さんが楽しい。百合根とのじゃれあいのような掛け合いをしている時は、この人が天才だとは思えませんけど、そこが魅力なのね(´∀`)
三枝さんがマスターになった本当の理由は何なのでしょうね?
それとなく突っ込んだ赤城さんを笑顔でかわしていましたが・・・
次回は青山の秘密が明らかに?

STAFF
演出 佐藤東弥
原作 今野敏「ST 警視庁科学特捜班」シリーズ
脚本 渡辺雄
CAST
赤城 左門 藤原竜也
百合根 友久 岡田将生
青山 翔 志田未来
結城 翠 芦名星
黒崎 勇治 窪田正孝
山吹才蔵 三宅弘城
筒井桃子 柴本幸
池田厚作 林遣都
菊川 吾郎 田中哲司
松戸紫織 瀬戸朝香
三枝俊郎 渡部篤郎

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