THE MENTALIST / メンタリスト シーズン5 第8話 感想

ローレライを脱獄させたジェーン。サイモン・ベイカー監督回。
第8話 夕陽に包まれた船 Red Sails in the Sunset
公式HPよりあらすじ
ジェーンはスタイルズに手を回してもらい、ローレライを脱獄させる。ひそかにトラックに乗せられ砂漠で下ろされたローレライ。そこへジェーンがダイナスティに乗ってやってくる。ここに来る前にジェーンは、シトロエンを運転していたところを、ローレライとその仲間に拉致されたと見せかけるために、シトロエンを駐車場に止め、リズボン宛てのメールを携帯に残し、窓ガラスを割って立ち去っていた。
ローレライはレッド・ジョンに救われたと思ったのに、ジェーンが迎えに来たのに腹を立てている。絶対にレッド・ジョンの情報は渡さないと宣言するが・・
レッド・ジョンの手下にジェーンが誘拐されたとして警察は捜査を始める。ジェーンの目くらましだが、リズボンには通用しなかった。だがリズボンは、最近仲良し度が増しているFBIのカークランドにもその事を言わなかった。バレたら一生連邦刑務所に入れられてしまうからだ。
ローレライの母親は「母親の責任は果たした」というばかりで、何年も会っていない娘の事にはふれて欲しくない様子。言葉とは裏腹に親として欠陥だらけの母親に腹を立て、リズボンは皮肉をいう。「子供がいない人にはわからない」とこの手の人間の決まり文句を吐き捨てる母親。人間としてダメどうかは、親であろうとなかろうと区別はつくものだ。特に四六時中、ダメな犯罪者を見続けて来たリズボンにとってみれば。

ローレライとジェーンの道中は、緊張の中に不思議な静けさがある。
見えないレッド・ジョンの存在が、二人を敵対させ、親密にもさせる。
二人とも強烈にレッド・ジョンに執着する者、奇妙な連帯感と共犯意識。
ローレライの妹は5年前にレイプされ殺されていた。
リズボンから現場の写真を送ってもらったジェーンは、そこに”ロイ”という署名を見つける。レッド・ジョンの偽名。レッド・ジョンはローレライを操るために、妹を殺し、精神的に弱ったローレライにたくみに取り入って信用させ、ローレライを操っていたのだと、ジェーンは推測する。
写真を見せられたローレライは、レッド・ションの関与を否定するが動揺する。
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警察の捜査の手が二人に迫る。
あらかじめその事態を予想していたジェーンは、別の車でローレライを逃がし、自分は車の助手席に乗って木に激突する。リズボン達に救出されたジェーンは、拉致されていたが事故でローレライだけが徒歩で逃げたと証言する。
ローレライは消えてしまった。
レッド・ジョンへの疑惑を持った彼女はこれからどうなるのだろうか。ジェーンに協力する気になるのだろうか。まだまだ、この先にもレッド・ジョンの謎は続く。この回でジェーン=レッド・ジョン説はひとまず否定されたような。

FBIの手からローレライを奪還する重要なエピソードをジェーン役のサイモン・ベイカーが監督。普段の街中ではなく、ロードムービー的な逃走劇、海岸の風景など見所も多い回。砂だらけで海岸に横たわるジェーンなど、本人が監督だからこそのシーンかも。
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The Mentalist Season 5
CAST
パトリック・ジェーン サイモン・ベイカー 郷田ほづみ
テレサ・リズボン ロビン・タニー 加納千秋
キンブル・チョウ ティム・カン 喜山茂雄
ウェイン・リグスビー オーウェン・イオマン 江川央生
グレース・ヴァンペルト アマンダ・リゲッティ 斉藤佑圭

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