NHK-BS「ゴジラ生誕60年 日本の特撮 驚異の技」

ゴジラ

時代遅れとして、安価なビデオ合成に追い出され、CGですべて可能だと瀕死の状態に追い込まれた特撮。今になってやっと持ち上げるとは。パチンコでよみがえったエヴァのご威光は凄い、ゴジラより凄いらしい。

円谷英二の残光はかろうじてまだ残っている
彼の技を受け継いだ職人が残っているうちに・・・

とは思うものの、特撮がいくら凄くても、映画として完成度の高いものを作ろうとする環境も需要もないのが現実。おもちゃのためのおもちゃっぽいヒーロー、ドラマ部分はイケメンとアイドルの学芸会。それで大人も子供も満足しているのだから。

マニア以外に、本気で特撮が必要だと思うのだろうか。

人間がまったく登場しないウルトラマンゼロのウルトラライブステージの延長のような作り方は、クオリティをあげるという点では良かった。声優なら少なくともセリフの演技には問題はないからだ。だが不満な点もある。特撮の目玉の変身がないからだ。俳優や女優目当ての層も困るだろう。

もう、特撮技術は伝統芸能として、保護するというのでどうだろう。

そうでなければ、実に単純なことだが・・特撮のみでなく老若男女が面白いと感じる映画として優れた作品を撮れる監督、脚本、スタッフ、お金、その他諸々、万全のバックアップ体制が必要だ。

スタジオで楽しそうなセイン・カミュ。子供の頃、ウルトラマンや怪獣にあこがれたのなら、その現場に自分がいるという喜びは計り知れないだろう。黙々と仕事をこなす人々と対照的な笑顔。数十年前の技術、いつまでも同じ人々が最前線ではダメなのだ。それは未来に繋がっているとは思えない。

そんな風にしか、思えない番組だった。

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