ガンダム Gのレコンギスタ 第5話 敵はキャピタル・アーミィ 感想

45秒の空中戦!!!!
バッグパックなしで飛べないG-セルフでも、落ちるまでの45秒なら戦えるという戦法。「アムロがあんな戦い方を」に通じるアレですな。
公式HPよりあらすじ
メガファウナがアメリア軍の所属艦だと知ったベルリに入隊しろと迫るクリム。そんななか、陽動作戦で艦を浮上させたメガファウナに、新型MSエルフ・ブルック部隊を率いたマスクが襲いかかる。ベルリはG-セルフから外していたコア・ファイターで戦闘空域に飛び出してしまう。

ベルリのいるメガファウナがホワイトベース的な役割。
マスクの正体はルインだとバレバレw
親友同士が敵同士というパターンで、分かり合えるのかどーかなんたらクンタラみたいな展開かな。まあ、ルインがいくら優秀でもクンタラは要職につけないから、顔を隠して捨て駒的に前線で使われるという方向なのかな。ルイン自身も上昇志向だし互いの利害が一致したという事か。

それにガンダムにマスクは付き物だし(´∀`)
美人のお姉さまミック登場、天才中尉も一目置く人らしい。
ポジション的にはマチルダさんぽい。
天才中尉はラライヤに優しいし、ラライヤはなついている。
ベルリと姫様とに対峙するカップリング。

カーヒルを殺した敵のパイロットのベリルにメガファウナ救われた礼を言わねばならず、悔し涙にくれる姫様。ベルリは姫様に一目惚れだけれど、姫様には頼りにしていたカーヒルを殺した敵(かたき)。
ノレドは逃げ出してキャピタルに帰りたい。ベルリも帰らないつもりはない。情報収集をして戻る気はある。けれども成り行き上、G-セルフで戦う事には抵抗がない。そのあたりのいい加減さは、臨機応変と言い換えれば「あり」という事か。実際、その場で主義主張や理屈を振り回すのではなく、ベルリの考える最善の選択肢を選んでいくと、G-セルフが操縦可能な3人の内の1人であるベルリは、必然的にG-セルフに乗る事が一番の得策と判断するのは間違いではない。それは自分やノレドの身の安全を保障する手段でもある。
聖地のはずのトワサンガでMSが作られてる。宗教はいつの時代でもキナ臭いものだけれど、スコード教の法皇も怪しい。調査部のクンパ・ルシータと結託しているのかも。盲信や狂信は悲劇しか生み出さない。騙されて指導者の都合の良いように使われるだけの信者。構図はいつも同じ。宗教の教えを守るのに厳格なベルリの母ウィルミットは、そのうち彼らに排除されそう。死亡フラグが見え隠れする。その時にベルリの出生の秘密(何故G-セルフが操縦出来るか)が明かされる展開かな。
アメリア軍に入隊しろと迫られ「中尉なら」というベルリ。クリム・ニックにいじめられたくないから。クリムも負けていない。「自分が大尉になったら」と応戦する。クリムは鼻持ちならない奴だけれど、根は悪い人間ではないと思われる会話。だからラライヤも懐いているのかも。
色々とあれこれ考えるのが楽しいアニメ、久しぶり!
「スリリングすぎるから、観なくていい」

STAFF
原作 矢立肇、富野由悠季
総監督 富野由悠季
脚本 富野由悠季
キャラクターデザイン 吉田健一
メカニックデザイン 安田朗、形部一平、山根公利
音楽 菅野祐悟
アニメーション制作 サンライズ
製作 サンライズ、MBS
CAST
ベルリ・ゼナム 石井マーク
アイーダ・レイハントン(スルガン) 嶋村侑
ノレド・ナグ 寿美菜子
ノベル 高垣彩陽
ルイン・リー(マスク) 佐藤拓也
ラライヤ・マンディ 福井裕佳梨
ウィルミット・ゼナム 田中敦子
ゲル・トリメデストス・ナグ 藤真秀
デレンセン・サマター 小山剛志
ケルべス・ヨー 須田祐介
クンパ・ルシータ 広瀬彰勇
ジュガン・マインストロン 諏訪部順一
クリム・ニック 逢坂良太
カーヒル・セイント 森川智之
ドニエル・トス 辻親八
ミック・ジャック 鷄冠井美智子
YG-111 G-セルフ 佐竹海莉
クリム・ニックはヴヴヴのハルトですが、神谷浩史系の演技。悪くない味出してます。しかしカーヒル大尉、頼れる人格者の雰囲気を森川さんが出していたので、あっさり死んだのは残念。ギャラが高すぎたのかなwずっと姫様がその死を引きずっているのも納得のキャラ作り、さすが森川さん。
声優さんが誰もが富野作品らしい声と演技なのは、当たり前といえばそうですが、人気声優を押し込んでるバラバラな声のアニメよりは断然に聞きやすい。

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