寄生獣 セイの格率 第6話 日はまた昇る 感想

ミギーの治療で一命を取り留めた新一だが・・
公式HPよりあらすじ
パラサイトと化した母・信子に胸を貫かれた新一。ミギーの懸命な処置のおかげで一命を取り留める。目覚めた新一は一連の出来事が夢ではなかった事に呆然とする・・・。そこへ病院から連絡が入り、父・一之が重傷で入院していることを知る。父の身を守るため!そして母の仇の為、桜崎へと向かう。
シナリオ:米村 正二 絵コンテ:青山 弘 演出:山城智恵 作画監督:桜井邦彦
自分が貫かれた心臓の代わりになり、脳が死なないように血液を巡らせ、全身から少しずつ細胞を集めて心臓の代わりを作る。周囲にあった砂糖や水などで栄養補給、何とか新一を蘇生させるが・・入れ物を開けたり、大きな口を開けて水道から水を飲むミギーが楽しい。

新一が強化された分だけミギーが弱体化?
ミギーと更に混じってしまった新一の身体は能力が向上、高い壁もひとっ跳び出来るようになってしまった。ミギーにも変化が起きていた。今までは眠っていても敵の気配を感じ取る事が出来たが、1日に4時間の睡眠中はまったく何も感知する事が出来なくなってしまった。
父親が生きていると知った新一は病院に急ぐ。
パラサイトと化した母親が目撃者である父親を殺しに来る前に。
父は医者に言い含められて、惨劇は記憶違いだと思ってしまっている。こういう固定観念に縛られた不勉強な医者は多い。ろくに検査もしない、知識もないので自分の少ない手持ち札の中で決め付けて病気を悪化させるパターンの医者。警察もやる気なし。
父を守りたくてもミギーが眠っている間に襲われたら勝ち目はない。村野里美の新一への好意、それを面白く思わない永井、民宿の少女との出会いなどを挟み名から、身心共にギリギリの状態で奔走する新一の姿が描かれる。

憎き母のかたきとばかりに、新一は人影に迫る・・・
ここで次回へ。どう見ても人違いに見えるが。
蘇生するまで気弱なだけだった新一が、徐々に戦闘的になっていく過程がいい。悲惨な場面だけにならないように、適当に女の子も挟んでの息抜きもいい。
原作の土台がしっかりしていると、アニメも作りやすいのかも知れない。

原作 岩明均(講談社「アフタヌーン」所載)
企画 田村徹、田村学、成島誉
監督 清水健一
シリーズ構成 米村正二
キャラクターデザイン 平松禎史
音楽 Ken Arai
ミギー 平野綾
泉新一 島﨑信長
村野里美 花澤香菜
君嶋加奈 沢城みゆき
立川裕子 安野希世乃
鈴木アキホ 前田玲奈
田宮良子 田中敦子
浦上 吉野裕行
泉一之 相沢まさき
泉信子 笹井千恵子
長井和輝 浜添伸也
ミツオ:KENN
真樹子:芹澤 優
宇田守:鈴木琢磨
宇田のパラサイト:村瀬 歩
島田秀雄:石田 彰
広川剛志:水島 裕

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