相棒 season13 元日SP 第10話 ストレイシープ 感想

SPらしい力のこもった回
公式HPよりあらすじ
年の瀬の夕方、6歳の少年が何者かに公園で誘拐される。その頃、杉下右京(水谷豊)は、西田悟巳(石田ひかり)という女性の葬儀に参列していた。彼女の遺品に右京宛ての手紙があったため、呼ばれたという。そこには右京への思いが綴られていた。一方、警視庁では、元東京地検特捜部のエースで、現在は衆議院議員の橘高誠一郎(三浦浩一)の要請で、飛城雄一(平岳大)という男について報告が行われていた。飛城は新タイプの犯罪を次々と考案し、「犯罪の神様」とまで言われている男だというが、正体は警察でも掴めていなかった。同じ夜、誘拐犯から「子供を返してほしければ、生みの親である梶井素子(川上麻衣子)に1億2千万円を用意させろ」という電話が掛かってくる。指示された身代金の受け渡し方法は、素子が現金を背負って指定場所まで走って来いという奇妙なものだった。警察は万全の警備態勢で臨むが、そこで予想だにしない事態が! 右京と享(成宮寛貴)だけは即座に状況を察し、単独で犯人を追跡するが…!?同じころ動画サイトに「12月25日、衆議院議員の橘高は必ず罪を犯す」という映像が投稿される。警察庁次長の甲斐峯秋(石坂浩二)は念のため警視庁広報課長の社美彌子(仲間由紀恵)に橘高について調べるよう指示する。さらに、ある料理屋の女将(大家由祐子)が拉致されてしまう。警察は飛城の尻尾を掴むことはおろか、その目的すら分からないでいた。そんな中、右京と享は、すべての事件にある共通点があることを掴む。それは、右京にも繋がりがあるものだった。右京に恋した女性の謎の自殺。犯罪の神様とまで呼ばれる飛城の正体とは?相次ぐ誘拐と謎めいた予言。その驚愕の目的とは…!?
ゲスト:平岳大 石田ひかり 川上麻衣子 三浦浩一 寺島進
脚本:真野勝成 監督:和泉聖治
視聴率も低下、やっと本格的にテコ入れする気になったようで。「右京さんの友達」などの真野勝成さんの脚本、他のドラマでも面白いものが多い。今回も期待を裏切りませんでした。演出は安定の和泉監督だし。
大河内さん、スナイパー日野警部補とファンを喜ばせる顔も。
紅茶に関する部分や、カイト君が映像をストップもせずに逮捕をするわざとらしさや、色々とツッコミ所はありますが・・・大仕掛けな内容に右京さんのプライベートも絡めて風呂敷は広げてもたためる範囲での展開。このあたりの見極めが良いドラマになっていました。
無駄使いだった石坂浩二さんも単なる出世と保身だけの小者から脱却させようとしていますね。彼なりの正義、彼なりの息子への信頼を見せたり。次長の存在がドラマにもっと深みを与えてくれるように今後に期待ですかね。

バルテュス欲しい。東京駅のテレアサショップにはまだありませんでした。また相棒テラスまで行かないといけないのかな(ノ∀`)

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