オリエント急行殺人事件(フジテレビ)感想

オリエント急行の殺人 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

アガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」を三谷幸喜脚本で舞台を日本に改変したもの。第一夜は小説の筋に沿って、第二夜は犯人の視線で犯行までを描く。

これが舞台だったらもっと楽しめたと思う。
野村萬斎は好き。あの誇張されたスタイルも舞台なら映えたと思う。

豪華な出演者。たとえどんな内容であっても、これだけの顔を揃えたら学芸会にはなりえないとはいえ。セットも豪華。お金がかかっているのは伝わるが・・台詞回しも美術も演出も舞台風。同じ三谷幸喜でもホームズを学園物にした人形劇が面白いのを思うに、やはり餅屋は餅屋なのかも知れない。

佐藤浩市が上品過ぎる。殺されるのが当然と思いたくもなる下卑た憎々しさがないと話が盛り上がらない。そこまで突っ込んだ演技が出来ないなら悪役専門の適任者がいたと思うのだが。

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英国のTVドラマ「名探偵ポワロ」の影響が感じられる。デヴィッド・スーシェの素晴らしいポワロ、熊倉一雄さんの名吹き替えの印象は強い。英国の古き時代の生活や社会の再現も丁重で何度見ても飽きない。

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豪華寝台列車「特急東洋」の元ネタのオリエント急行。箱根ラリック美術館に展示されているもの。

オリエント急行殺人事件

中でお茶をいただく事が出来ます。ラリックのデザインした内装も美しい。また訪れたい場所のひとつ。


原作 アガサ・クリスティー『オリエント急行の殺人』
脚本 三谷幸喜
制作 大多亮、石原隆
音楽 住友紀人
演出 河野圭太
制作著作 フジテレビ
制作協力 共同テレビ

勝呂 武尊(すぐろ たける) 野村萬斎 本作の主人公。名探偵。
馬場 舞子(ばば まいこ)松嶋菜々子 家庭教師。原作のメアリー・デブナム。
幕内 平太(まくうち へいた)二宮和也 事件被害者の秘書。原作のヘクター・マックイーンに相当する。
安藤伯爵夫人 杏 安藤伯爵の妻。原作のアンドレニ伯爵夫人。
安藤伯爵 玉木宏 外交官。原作のアンドレニ伯爵。
能登 巌(のと いわお)沢村一樹 陸軍大佐。原作のアーバスノット大佐。
剛力 曽根子(ごうりき そねこ)吉瀬美智子 剛力大佐夫人。
剛力大佐(ごうりき たいさ)石丸幹二 陸軍大佐。
羽佐間 才助(はざま さいすけ)池松壮亮 万年筆の販売員。原作のサイラス・ハードマン。
三木 小百合(みき さゆり)黒木華 剛力家のメイド。
呉田 その子(くれた そのこ)八木亜希子 教会に勤務する女性。原作のグレタ・オルソン。
昼出川 澄子(ひるでがわ すみこ)青木さやか 轟侯爵夫人のメイド。原作のヒルデガード・シュミット。
保土田 民雄(ほとだ たみお)藤本隆宏 輸入車セールスマン。原作のアントニオ・フォスカレリ。
羽鳥夫人 富司純子 おしゃべりなマダム。原作のハバード夫人。
莫(ばく)高橋克実 鉄道省の重役で車掌の上司。原作のブック。
須田 笹野高史 外科医。原作のコンスタンチン博士。
益田 悦夫(ますだ えつお)小林隆 事件被害者の執事。原作のエドワード・ヘンリー・マスターマン。
轟侯爵夫人 草笛光子 原作のドラゴミロフ公爵夫人。
三木 武一(みき ぶいち)西田敏行 「特急東洋」の車掌。原作のピエール・ポール・ミシェル。
藤堂 修(とうどう おさむ)佐藤浩市 実業家。殺人事件の被害者。


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