相棒 season13 第12話 学び舎 感想

眼鏡は顔の一部です(o|o)
公式HPよりあらすじ
公園でホームレスと見られる男性の死体が発見された。前夜、付近で若者たちが騒いでいたという情報があり、捜査一課は不良グループによるホームレス襲撃事件と目測を立てるが、右京(水谷豊)は、遺体の状況から身元を見抜く。男性は、池本(長谷川公彦)という私立大学の生物学教授で、研究のための虫を採取していたらしい。池本の研究室を訪れた右京と享(成宮寛貴)は、そこで彼の研究とは無関係の本の山を目にする。助教によると、それらの本は読みもしないのに借りてこさせていたらしく、「図書館で大発見をした」などとも言っていたらしい。そんな中、右京と享は、大学の一角で女子大生が大声をあげながら大勢の前で服を脱ぐ、不可解な行動を目の当たりにする。騒ぎはすぐ収まったものの、不審に思った右京たちが彼女を問い詰めるとパフォーマンスをせざるをえなかった驚くべき理由が明らかに!教授殺害事件との関連は!? そして真犯人は誰なのか? 孤高の生物学者は誰に、なぜ殺されたのか?彼が口にしていたという図書館での“大発見”とは? 複雑に入り組んだ事件の真相を、特命係が解き明かす!
ゲスト:早織 長谷川公彦 内田滋 中林大樹 脚本:藤井清美 監督:橋本一
ネットの危険性を口にしながら、ネットを使って学生を脅迫する屑。ネット近眼の世界では、自分のためなら何でもしていいらしい。それで結婚だの何だのというのだから呆れる。これでは結婚してもDQN子供の製造機でしかない。学校の先生のモラルの低下もネタのひとつだろうけど。
殺害の捜査を混乱させるために、生徒を脅してゴミをばらまかせる。ハッキングだけが原因なら単純過ぎる。その裏にはひとりの生徒の事情が・・
一度は人生を失った男が、学問に生きた亡き教授に教えられたのは、金儲け以外にもやるべき価値がある事がこの世界にあるという事。その同じ教授が残酷にも学問に生きようとした生徒の希望を打ち砕いた。

「月がきれいですね」
漱石の有名な逸話。直訳と名訳の違い。
今回もカイト君と神戸を入れ替えてもまったく違和感のない作り。しかし図書館の物がなくなった位で学科が廃止されますかね?教授にしてもいちいち大学の持ち物の管理はしていないだろうし。漱石の研究者ならいざ知らず。投資に失敗して売り払った理事長には責任が問われるだろうけれど。

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