相棒 season13 第13話 人生最良の日 感想

カフェで注文の仕方に困っていた女性を助けた右京さん
彼女の抱えていた袋の中に多額の現金が入っていたのが気になって・・
公式HPよりあらすじ
茨城県郊外の小さなガソリンスタンドで、経営者の男性の遺体が見つかり、現場から現金が持ち出される事件が発生した。その頃、都内で危険ドラッグの摘発に協力していた右京(水谷豊)と享(成宮寛貴)は、大金を隠し持った挙動不審な中年女性・淑子(床嶋佳子)を見かけ、尾行することに。一方、伊丹(川原和久)をはじめとする捜査一課の面々は、ホテルで若い女性の変死体が発見された事件を捜査していた。バッグから大量の覚醒剤が見つかり、女は麻薬の売人と思われた。警察は、殺人の可能性も視野に入れ、現場から消えた男の行方を追う。しかし、姿をくらませた男・四宮(湯江健幸)は、暴力団関係者に拉致され、押収されてしまった覚醒剤の穴埋めをしろと脅迫されていた。右京と享が追う中年女性は何者なのか? 麻薬絡みの変死事件の真相は? 茨城と東京で起きたふたつの事件が、思わぬ形で繋がっていく!
ゲスト:床嶋佳子 湯江健幸 脚本:山本むつみ 監督:橋本一

舞台で良くある、別々の出来事が最終的にひとつの事件に収束される構成。いささか強引、こんな偶然が重なってなるものかという部分をドラマという作り事の中にはめ込んで”嘘”を見る側に楽しませる常套手段。
夫に虐げられ続けた妻のつかの間の自由、過去の栄光にすがりつく歌手、頭の悪いヤクの密売人など。そこに殺人捜査と絡んで、特命係、イタミン達、暇課長とその部下、先日はNHKで海老を美味しそうに食べてた米沢さんが入れかわり立ちかわりでファンを喜ばせる。
今回も相棒を誰にでも置き換え可能にした脚本。”右京さんと相棒”というコンセプトを明確にして、相棒そのものの個性は役者にゆだねられる。これなら亀ちゃんでも神戸でもカイト君でも可能。何よりもドラマの中身で勝負かな。

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