
ランスロット卿は残念なイケメン、ヒュー・ジャックマンは残念なヒュー・ジャックマンでした(オイw
ストーリーは単純です。
魔法の石版が輝きを失い、博物館の仲間達に異変が起きる。このままでは皆が動けない元の展示物に戻ってしまう。皆を救おうとラリーは息子のニックと共に石版の謎を知るというアクメンラーの父マレンカレに会いに行くことに。石版を持ち込んだ事で、今度は大英博物館の展示物が動き出す。
そこに親子の愛情、子供の巣立ちなどを混ぜて・・
映像的に一番面白かったのは、ランスロット卿とトリケラトプスの骸骨との戦い。軽々と剣で戦う姿は素晴らしい。それだけにその後の行動が残念過ぎるのですよねえ。鼻も溶けてたけど(^^;

ランスロットとの絡みで登場した本人役のヒュー・ジャックマンも残念。
アーサー王を演じていたヒュー、ランスロットにかぶれた観客が乱入したと勘違いして、ウルヴァリンを演じて追い払おうとしますが、元々蝋人形のランスロットはウルヴァリンの映画など知るはずもなく・・空振りに終わってしまうのが可哀想。もっと可哀想なのは「裸で爪をつけなきゃ解らないんじゃない?」とツッコミを入れられてしまうという(^^; 映画の流れのテンポからもずれていて、かなりもったいない使われ方をしていたような。まあ、素のヒューが「ウルヴァリンやってー」とねだられたらこんな感じかなと思ったりもしましたがw
石版の謎があまりにもあっさりしているのと、解決法もあっさりしているのでやや拍子抜け。ラリーのギャグも何となくチグハグというか。正直、あまり笑えなかったです。ジェドとオクタヴィウスのコンビも出番は多かったけれど。一番笑えたのはウルヴァリンだったかも(^^;

ロビン・ウィリアムズの遺作
エンドロールには追悼のメッセージも流れました。博物館の面々の中でも風格があって映画に深みを与えていたし、もう彼の演技が見られないのが残念でなりません。かつて来日した時、舞台挨拶を運良く見る事が出来たのですが、スタンダップコメディアンとして鍛えられた腕前で、拙い司会や日本の芸人をフォローしていたのと優しい笑顔が印象的でした。
ミッキー・ルーニーも遺作。彼の追悼のメッセージもありました。「ティファニーで朝食を」の酷い日本人(?)ウニオシの人。
ディック・ヴァン・ダイクの再登場もうれしい。「メリー・ポピンズ」のバートは今も軽やかなダンスで人生経験たっぷりのご婦人をも魅了していましたw吹き替えは大ベテランの中村正さん。「奥様は魔女」のナレーションは忘れられない。御歳85だそうですがこれからもまだまだお声を聴かせて欲しいです。

FFVII好きの私には、セフィロスの森川智之さんとシドの山路和弘さんもうれしい(ノ∀`)
ラストは良かったかな。失ったはずの自由を3年後に再び手にした自然史博物館の面々がにぎやかに踊る大団円。アクメンラーがあの格好で華麗にダンスをするのも楽しく。
一番楽しかったのは、デクスターでした!!!

Night at the Museum: Secret of the Tomb
STAFF
監督 ショーン・レヴィ
脚本 デヴィッド・ギヨン マイケル・ハンデルマン
原作 キャラクター創造 トーマス・レノン ロバート・ベン・ガラント(英語版)
製作 ショーン・レヴィ クリス・コロンバス マーク・ラドクリフ
音楽 アラン・シルヴェストリ
撮影 ギレルモ・ナヴァロ
編集 ディーン・ジンマーマン
製作会社 21ラップス・エンタテンンメント(英語版)1492ピクチャーズ
配給 20世紀フォックス
CAST
ラリー・デリー ベン・スティラー 堀内賢雄
ニック・デリー スカイラー・ギソンド(英語版) 千葉翔也
マクフィー博士 リッキー・ジャーヴェイス 佐藤晴男
ティリー レベル・ウィルソン 渡辺直美
セシル・フレデリックス ディック・ヴァン・ダイク 中村正
ガス ミッキー・ルーニー 浦山迅
レジナルド ビル・コッブス 坂口芳貞
セオドア・ルーズベルト(テディ) ロビン・ウィリアムズ 岩崎ひろし
ジェデダイア・スミス オーウェン・ウィルソン 森川智之
オクタヴィウス スティーヴ・クーガン 水野龍司
アクメンラー ラミ・マレック 小森創介
アッティラ・ザ・フン パトリック・ギャラガー 間宮康弘
サカジャウィア ミズオ・ペック 本田貴子
デクスター(猿) クリスタル・ザ・モンキー ノドジロオマキザル
ラー ベン・スティラー 小山力也
モアイ像 ブラッド・ギャレット 玄田哲章
ランスロット ダン・スティーヴンス 徳井義実
マレンカレ ベン・キングズレー 佐々木勝彦
シェップスハレット アンジャリ・ジェイ(英語版) 山崎紘菜
ガルーダ ロビン・ウィリアムズ(声)
ヒュー・ジャックマン ヒュー・ジャックマン 山路和弘
アリス・イヴ アリス・イヴ 御沓優子

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