クリミナル・マインド FBI行動分析課 season9 第13話 感想

デヴィッド・ロッシ役のジョー・マンテーニャ監督回
第13話 帰郷 The Road Home
公式HPよりあらすじ
ロッシのもとに、ベトナム時代の上官ハリソン・スコットから礼状とともに高価な銃が届く。彼が退役軍人支援施設で再起に向けて努力していたことを知るロッシは、連絡のつかないスコットを心配してカリフォルニアまで会いに行く。一方、チームはスプリーキラーの発生したクリーブランドへ向かう。90分間に3カ所で4人が殺害されるという事件だったが、BAUの到着後も新たな事件が発生。被害者は犯罪者ばかりで……。
ロッシの包容力が生きた回
戦友から送られて来た高価な銃。今のその友人にはそんなものを買う余裕はないはず。不安にかられるロッシに休暇を取るように勧めるホッチ。良き先輩であるロッシへの彼なりの心遣い。一体戦友に何があったのか。ロッシは友の元へと急ぐ。戦友はアルコール中毒者の更生施設を無断で抜け出していた。
二人の父親の歩まねばならなかったそれぞれの道。二人の物語が並行して語られていく。片方は息子に絶縁されて逢えない父親、もう片方は殺された息子の真実を知り絶望した父親。

悪人ばかりを銃殺する犯人
この犯人がロッシの友人なのかとミスリードさせるのがいい。ホッチ達は目撃者達が一様に証言を拒む事態に遭遇する。悲惨な人生から自分を救ってくれた恩人として犯人をかばう人々。だが、その正義は次第に歪んでいく。
友人が隠れていたのは、かつては戦友達であふれていた店。ロッシは傷心の戦友のために、彼の息子に逢いに行く。息子は妻と子と暮らしていた。アル中で荒れた父親の姿を自分の子供には見せたくないという息子。愛情がないわけではない、何度も禁酒を誓っては破る父親に何度も裏切られた失望感が彼をかたくなにしていた。ロッシはベトナムの戦地での過酷さ、息子が今や自身も父親の立場になっている事などから、もう一度父親との仲を考えて欲しいと頼む。
二人の男のやるせなさ、そこにロッシ
少なくとも、片方の男は救われた。もう片方の男も長年の苦悩から解放された・・その方法は良かったとは言えないが。シリアルキラーの恐怖はなかったものの、良い人情話に仕上がっていました。

Criminal Minds
アーロン・ホッチナー /トーマス・ギブソン 森田順平
デヴィッド・ロッシ /ジョー・マンテーニャ 小川真司→菅生隆之
デレク・モーガン /シェマー・ムーア 咲野俊介
Dr.スペンサー・リード /マシュー・グレイ・ギュブラー 森久保祥太郎
ジェニファー・ジャロウ(JJ) /A・J・クック 園崎未恵
ペネロープ・ガルシア /カーステン・ヴァングスネス 斉藤貴美子
アレックス・ブレイク /ジーン・トリプルホーン 安藤麻吹
エリン・ストラウス /ジェイン・アトキンソン 野沢由香里
エミリー・プレンティス /パジェット・ブリュースター 深見梨加
ウィリアム・ラモンテーン・ジュニア /ジョシュ・スチュワート 加瀬康之
エリザベス“ベス”クレモンズ /ベラミー・ヤング
アシュレイ・シーヴァー /レイチェル・ニコルズ 竹田まどか
ジョーダン・トッド /ミータ・ゴールディング 林真里花
エル・グリーナウェイ /ローラ・グラウディーニ 山像かおり
ジェイソン・ギデオン /マンディ・パティンキン 有本欽隆
マテオ”マット”クルーズ /イーサイ・モラレス 金光宣明

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