クリミナル・マインド FBI行動分析課 season9 第16話 感想

ホッチ役のトーマス・ギブソン監督回。
珍しく鬼気迫るホッチ、容疑者の本性を暴くための演技とはいえ
第16話 天使の失踪 Gabby
公式HPよりあらすじ
シングルマザーのケイトは恋人ロドニーと1週間のクルーズ旅行に出かけるため、姉妹同然のスーにひとり娘ギャビーを預ける。だがある晩、スーがギャビーを連れて買い物に行ったときに、ほんの数分の間にギャビーは連れ去られてしまった。手がかりは黒いワゴン車の目撃証言のみ。わずかな隙を狙った犯行であることから、計画的なものだと推理するBAU。やがて、ケイトの元夫ダグが容疑者として浮上するが……。
母親の恋人が妙な雰囲気だったので、何かあると思ったのに・・何もなかったw
図書館がFBIに犯罪の証拠として使われないために、PCの履歴を消しまくるというのが凄い。公共施設が自分達が犯罪の温床だと知っていて、住民の安全よりも犯罪者の味方になっているという怖さ。何のための”公共”なのか。日本ではどうなのだろう。同じように警察から犯罪者を守るために証拠を消しまくっていたら怖い。
いつもながらの疑問。スーに性的虐待をしていたギャビーのおじいちゃんは、これからも”良い人”として何食わぬ顔で生きていくのだろうか。ケイトはスーを虐待していた自分の父親のせいでギャビーが危ない目にあったのを許せるのだろうか。全部「スーの嘘」とスーのせいに出来るなら、彼女も養女のスーを見下していたという事だろうな。養女だから育ててもらっていたから、それを身体で支払うのは当然だとでも。
それもアメリカの養子制度の暗部という事なのだろうか。養育費欲しさ、或いは変質者のおもちゃ、少し育てば誰かの内臓、誰かの子宮・・・ドラマの中ではの話だが。
BAUは子供が助かればそれでいい、犯人がどんなに傷ついた過去をもっていたとしても関係ない。彼等の冷酷な一面が垣間見られた回でもある。

Criminal Minds
アーロン・ホッチナー /トーマス・ギブソン 森田順平
デヴィッド・ロッシ /ジョー・マンテーニャ 小川真司→菅生隆之
デレク・モーガン /シェマー・ムーア 咲野俊介
Dr.スペンサー・リード /マシュー・グレイ・ギュブラー 森久保祥太郎
ジェニファー・ジャロウ(JJ) /A・J・クック 園崎未恵
ペネロープ・ガルシア /カーステン・ヴァングスネス 斉藤貴美子
アレックス・ブレイク /ジーン・トリプルホーン 安藤麻吹
エリン・ストラウス /ジェイン・アトキンソン 野沢由香里
エミリー・プレンティス /パジェット・ブリュースター 深見梨加
ウィリアム・ラモンテーン・ジュニア /ジョシュ・スチュワート 加瀬康之
エリザベス“ベス”クレモンズ /ベラミー・ヤング
アシュレイ・シーヴァー /レイチェル・ニコルズ 竹田まどか
ジョーダン・トッド /ミータ・ゴールディング 林真里花
エル・グリーナウェイ /ローラ・グラウディーニ 山像かおり
ジェイソン・ギデオン /マンディ・パティンキン 有本欽隆
マテオ”マット”クルーズ /イーサイ・モラレス 金光宣明
今回は、とても小川真司さんと菅生隆之さんの声の違いを感じたような。今更ですが。だからどうというわけではないのですが。

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