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(終)京都人情捜査ファイル 第6話

☆もるがん☆

京都人情捜査ファイル

「支援、させてもらいます」

公式HPよりあらすじ
元京都府警捜査一課の中山大蔵(綿引勝彦)の娘、智美(小宮有紗)が何者かに射殺される。殺害には特殊な改造銃が使われており、捜査一課はかつて中山が逮捕した人物の中に犯人がいるとみて捜査を開始する。現役時代の中山は取り調べの強引さから“鬼の中山”と恐れられていた。そんな中山への恨みが事件の引き金になったとにらんだのだ。その思いは妻の陽子(山下容莉枝)も同じだった。大切な娘を失った衝撃から中山を責めてしまう陽子。犯罪被害者支援室の吉崎仁美(松下由樹)は、そんな陽子が気がかりでならない。一方、戸隠鉄也(高橋克典)は中山が復讐に手を染めるのではないかと危惧する。犯人を憎む思い。それは、かつて妻を殺された自分が抱いたものと同じだった。戸隠は急ぎ岩瀬警務部長(松平健)から特捜の許可を取り付け、智美の周辺調査に着手する。同じころ、中山は自分が逮捕した人物の中に、改造銃を作っていた男がいたことを捜査一課に報告していた。だがそれは、中山が自ら犯人に手を下すため捜査一課をミスリードするための策略だった。はたして戸隠たちは中山の復讐を止めることができるのか…!?


初回の印象通りで最後まで来ました。

時代劇のセオリーを現代劇に組みなおして、只野と暴れん坊将軍の最強タッグが事件を解決、そこに松下由樹のいたわりが被害者の心も救う。この構図が上手くはまったドラマ。チームの面々もベテランの尾美としのりにはおよばないものの、他の二人もそれなりに役割をこなして貢献。

私は好きです(ノ∀`)

人情で何でも強引に解決しようとする傾向の強い日本の刑事ドラマに比べ、米国の刑事ドラマはどこまでも証拠、関係者の事情はどうでもいいと切り捨てるものが多いのですが、それが国民性の違いなのでしょう。

その日本のドラマの良くある親方日の丸的なお説教や最近の科捜研的な鼻に付く善意の押し付けではなく、いったん時代劇の仕組みの取り入れて再構成して、上から目線ではなく人の心に寄り添う形で情に訴えるのが好印象。

脚本や演出も勿論、役者の力も大きい。

時代劇が消滅して、大物俳優の活躍の場がなくなってしまったのはあまりにももったいない。ワイドショーやトーク番組で、芸のないタレントやお笑い連中にいじられている姿は、磨き上げられた銀のオブジェが価値も扱い方を知らない人間にベタベタと平気で指紋をつけられているようで、涙が出そうでしたからね。

他のドラマと比べて贅沢な部分も多いので、定番となるのは難しいかも知れませんが、季節ごとのSPでも良いのでお願いしたいドラマです。

主題歌 山下達郎「マイ・ガーディアン・エンジェル」

戸隠 鉄也(とがくれ てつや) 高橋克典
京都府警警務部・犯罪被害者支援室・戸隠班の班長。

吉崎仁美(よしざき・ひとみ)松下由樹
京都府警警務部・犯罪被害者支援室の室長。臨床心理士の資格を持ち、カウンセラーとしての一面も持ち合わせている。

清水安裕(しみず・やすひろ)尾美としのり
犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。しゃべりに長けた男。元・捜査二課の刑事。

星野佳世(ほしの・かよ)高部あい
犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。元・交通課刑事。

花園健(はなぞの・けん)鈴木貴之
犯罪被害者支援室・戸隠班メンバー。元・サイバー犯罪対策課の刑事で、コンピューターの天才。

仲田周平(なかた・しゅうへい)渡辺邦斗
捜査一課の刑事。

加藤善浩(かとう・よしひろ)石丸謙二郎
京都府警捜査一課・係長。

岩瀬厚一郎(いわせ・こういちろう)松平健
京都府警・警務部長。


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Posted by☆もるがん☆

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