（新）THE MENTALIST / メンタリスト シーズン6 第1話 感想

ジェーンに口止めされたのに、さっそくレッド・ジョンの容疑者リストの事をペラペラとヴァンペルトにしゃべってしまうリズボン。ヴァンペルトにしゃべった時点で恋仲のリグスビーに知れ、リグズビーがそわそわしたらチョウが気付くと思わない時点で、部下の性格も把握していない自称デキる上司リズボン。

みんな嘘をつくのが下手な人間ばかり。
これではすぐに容疑者に怪しまれてしまう。

リズボンに教えたのを自分のミスだと悔やむジェーン。

しかし「浮気を疑われたから」と上司からの電話の内容を恋人に易々と話してしまうヴァンペルト。守秘義務というか情報漏洩といか、その手の認識はまったくないのでしょうか。レッド・ジョンの手先を婚約者にしてしまい、捜査やチームの事をしゃべりまくって大変な事態になった事をまったく反省していないようで。

ジェーンはレッド・ジョンがGPSを追跡されているのを逆手にとってリズボンを罠にかけると警告する。「私はバカじゃない」と怒って出て行ってしまうリズボン。十分にバカです（苦笑）これまで何度そのバカさ加減で、みんなを危険な目に合わせて来たのかと。自分に能力がないと自覚のない「デキる私」が一番迷惑。今までの手柄だって、ジェーンありきでしょ？何でもひとりでデキるなら、ジェーンを捜査に駆り出さないでレッド・ジョンの事を追わせてあげればいいのに。

「職場は絶対安全」と疑わないリズボンの能天気さ

これまでも身内にスパイがいたのに、局内のシステムで24時間の監視をしてレッド・ジョンにバレないと本気で思っているでしょうか。意味ありげな監視カメラの目線もあったけれど、自分達が逆に監視されているかも知れないとは思わないのでしょうか。

ジェーンの懸念通りに、デキる上司さんはあっさりと罠にかかってしまう。なんてデキる上司さんなんでしょう。ひとりで突っ込んでひとりで自爆。デキる警察官は単独では動かないものではと思うのですが。

今回でパートリッジが一応リストから消えた事になるのでしょうか。

霊能力者を名乗る女性をまんまと騙したり、ファンならジェーンらしさを存分に堪能出来る場面が幾つも。ヴィジュアル的にも美しい海岸の風景もあり、リズボンの顔に血であのマークを描いたり、「虎よ・・」など、レッド・ジョンの得体の知れなさがドラマ世界全体を覆っているのも印象付けられた上手い初回でした。




The Mentalist Season 6

パトリック・ジェーン サイモン・ベイカー 郷田ほづみ
テレサ・リズボン ロビン・タニー 加納千秋
キンブル・チョウ ティム・カン 喜山茂雄
ウェイン・リグスビー オーウェン・イオマン 江川央生
グレース・ヴァンペルト アマンダ・リゲッティ 斉藤佑圭


fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい