SCORPION/スコーピオン 第5&6話 感想

「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」のヘティ登場!!!
第5話 過去との決別 Plutonium Is Forever
不法侵入で兵に捕らえられた男マーク・コリンズが「ウォルター・オブライエンと会わせろ」と要求する。彼はIQ190の天才で、スコーピオンの元メンバーだった。ウォルターに引き合わせられたコリンズはある警告をする。
悪意の天才登場。ウォルター達を苦しめるのが目的らしい。
ウォルターが自分よりも他のメンバーの方を選んだ事を恨んでいる。
IQ190の天才コリンズ、彼にはモラルがない。人を操るのに快感を感じている。ウォルター達もモラルに欠けているが、意図的に人を陥れる事はしない。原子炉をわざとメルトダウンする事もしない。天才=特権階級だという意識がウォルターにもあるが、だからといって多くの人を殺していい権利があるとは思っていない。彼の悪意でケイブが死にかける。あれだけ被爆しておいて何もないはずはないが。コリンズはペイジの心にも悪意の種を蒔いていく。すべてはウォルターの実験、みんな彼に利用されて用済みになったら捨てられるだと、ペイジにささやく。
今後もスコーピオンに暗い影を落とす存在になりそうだ。ウォルター無双では単調になるので、彼を出し抜けるヴィランの存在はドラマを盛り上げる良い要素だ。もっとも天才だけどバカなので、一般人にも騙されてしまうウォルターだがw
第6話 名画の行方 True Colors
スコーピオンに、美術館のセキュリティ・システムをアップグレードする仕事の依頼がくる。ドイツの画家フランツ・ビーアマンの絵の展示会のためのセキュリティ強化だった。ビーアマンの名画は1億ドルの価値があると言われており、闇サイトで美術品の窃盗団が狙っているというチャットも上がっていた。

「NCIS:LA 極秘潜入捜査班」ヘティことヘンリエッタ・ラング登場。
声も一城みゆ希さんでした!こういう所はうれしいですね!!
冒頭で事件の顛末を見せて、各自のカウンセリングの会話から何かあったかを再構成していくシナリオ。そしてその裏にはナチスの悪事に今も苦しむ人々の悲劇がある。唐突過ぎるきらいはあるが、ウォルターが合理主義を曲げてまでも、自分にとっては単なる画材でも誰かにとっては計り知れない価値がある事を認めた形になっている。それが彼の本心なのか、一般人の道義上そうするべきだという”実験”なのか。そのあたりは曖昧のまま。ウォルターの得体の知れなさは残しておく、今後の展開に良い選択。
ヘティの協力で事件は思わぬ解決を見る。お役所仕事では出来ない事をやってのける。彼らと関わってしまった事はヘティとしてはありがた迷惑な部分もあるのだろうが。ヘティの部下にもネルという天才がいるので、天才の扱いには慣れている気配。「感情がない」と言い張るウォルターがペイジに惹かれている事をちゃんと見抜いている。さすがヘティ。彼女なら反省をしないウォルターを締め上げる事が出来そうなので、再登場して欲しい。NCIS:LAとのコラボ、またあるといいな。今度はあのお気楽ディークス刑事あたりがウォルター達とどんなやりとりを見せるのか見てみたいかも。トビーとは良い調子で掛け合いが出来そうだし、ハッピーにはナンパな態度を見せてこっぴどくやられそうだしw
ウォルター・オブライエン
エリス・ガベル/Elyes Gabel 杉田智和 天才ハッカー
ペイジ・ディニーン
キャサリン・マクフィー/Katharine McPhee 小林沙苗 シングルマザー
ケイブ・ガロ
ロバート・パトリック/Robert Patrick 谷昌樹 国土安全保障省特別捜査官
トビー・カーティス
エディ・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas 福田賢二 天才行動心理学者
ハッピー・クイン
ジェイディン・ウォン/Jadyn Wong 田村聖子 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド
アリ・スティダム/Ari Stidham 原田晃 天才数学者、潔癖性で臆病

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