CSI:15 科学捜査班 第4話 バーニングマン The Book of Shadows 感想

オカルトと人の心の弱さに忍び寄る悪意と・・
公式HPよりあらすじ
高校の化学教師メスナーが火だるまになって死亡する。同僚や生徒からも好かれていたというが、彼は死亡当日に脅迫メールを受け取っていた。また、死因はやけどを負ったせいではなく、シアン化物を摂取したためと分かる。恨みを買わないような人物が計画的に毒殺されたのだ。クレジットカードの使用履歴からメスナーに覚醒剤製造の疑惑が生まれる。しかも、自宅を捜索すると、そこにあったのは魔術に関する道具の数々だった。
日本ではウィッチを魔女と訳するから混乱するのだよね。ウィッチクラフトをやるのは別に女性だけではないのに。魔術師と魔女的な分類の名残だろうけれど。アメリカンなポップカルチャーの残渣。まあ、男の娘という言葉があるこの国では、男の魔女でも気にしないかも知れないけれど。
原題の「ブック・オブ・シャドウズ」は魔女の必需品のひとつだけれど、それの説明もない。その人の魔女としても行動記録というか覚書のようなものだから、そこに事件の真相がすべて書かれていたというオチ。フラワーチルドレンの両親を持つラッセル主任が、両親が魔女術にはまった人々と交流があった事からその手の知識があり、その意味を知っていたわけで。
別にそんな事は知らなくても、夫の次に息子を失う不安から現実からドロップアウト、オカルトに救いを求めた女の狂った犯行というだけで良いのかもしれないけれど。そして現実社会で敗残者である人間が、幻想の世界で権力者として君臨しようとする滑稽さ。
アメリカの闇は深いわ~と思える回。
マリアン・グリーンも日本に来日したような、そういうオカルト流行の時代が日本にもあったような。ラノベ的な表面だけすくい取ったような”魔術”がすべてを覆い尽くす以前には。
しかしこの手の事件の時は、ホッジスが本当に生き生きとしてるw

wowowにて視聴
Crime Scene Investigation Final Season
D・B・ラッセル テッド・ダンソン 樋浦勉
ジュリー・フィンレイ エリザベス・シュー 田中敦子
キャサリン・ウィロウズ マージ・ヘルゲンバーガー 高島雅羅
ニック・ストークス ジョージ・イーズ 家中宏
サラ・サイドル ジョージャ・フォックス 浅野まゆみ
ジム・ブラス ポール・ギルフォイル 麦人
グレッグ・サンダース エリック・スマンダ 村治学
アル・ロビンス ロバート・デヴィッド・ホール 西村知道
デヴィッド・ホッジス ウォレス・ランガム 咲野俊介
モーガン・ブロディ エリザベス・ハーノイス 桑島法子

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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