SCORPION/スコーピオン 第17-18話 感想

SCORPION

自分の能力を過信するウォルターの暴走、それに巻き込まれるチームの面々というパターンが出来てしまったような。

第17話 国境を越えて Going South

スコーピオンに新たな仕事が持ち込まれた。クライアントはIT業界の大物リチャード・エリアで、娘のゾーイがメキシコのドラッグカルテルに誘拐されたという。ウォルターは、自分たちならゾーイの居場所を正確に絞り込めると明言し、メンバーの反対を押し切ってプライベートジェットと200万ドルを借り受けてしまう…。

ウォルターの姉メーガンと恋人になったシルヴェスター。シスコンのウォルターに何とか穏便に打ち明けたいと思うが。いつものいきあたりばったり。土壇場でしか発揮されない彼らの才能。でも全員死んでもおかしくない状況に毎度陥る点で、このチームというか、ウォルターの無能っぷりをさらけ出す展開。結果オーライだけではいつか手詰まりになりそう。


第18話 毒と平和 Once Bitten, Twice Die

リトアニア、ベラルーシ、ラトビアの3カ国の首脳が、平和条約締結へ向けて内密に米国で会談することになり、スコーピオンが技術スタッフとして補佐することになった。だが、重苦しい会談の雰囲気を解きほぐそうと、振る舞われた蜂蜜酒の中に毒が盛られていたことから事態が急変する…。

FBIさえ見破れない自分の作った3D映像システムに夢中のウォルター、おもちゃに夢中な子供のようだと評するペイジに「おもちゃで遊んだ事はない」といつも通りのウォルター。だが彼にとって世界そのものがおもちゃのようなものなのかも知れない。

政府の要請とはいえ、空港の管制を騙す事に手を貸したシルヴェスター。「政府が国民に事実を隠すと、結局皆が苦境に陥る」とぼやくシルヴェスター、それを政府関係者のメリック長官に率直に言ってしまえるのも天才らしいトーク。

リトアニア、ベラルーシ、ラトビアの秘密会談。ケイブは会談の場所が名作西部劇の舞台である事にちょっとときめいている。ヨーロッパ史の夜学に通っているペイジは知識を披露する。円滑に話し合うには相手の国の歴史や風習などバックボーンを理解する事が大切と力説しても、数学と科学以外を無意味だと思っているウォルターに嘲笑される。それがウォルターにもっとも欠けている部分。それを強調するシーンでもあり、そのためにチームが苦境に陥る前振りでもある。そろそろ飽きて来た、馬鹿な天才に。

ムニョス嬢は国務次官補。この会談の見張り役。ウォルターとペイジに何もするなと高飛車にいう。秘密会談の途中で暗殺未遂、トビーは人々の様子から犯人を割り出そうとする。ペイジは落ち着かせようとする。祖国の子守唄を流して、その場の雰囲気を和らげる。高飛車女史ムニョスよりずっと有能。もっとも自分は有能と思っている人間ほど無能なのは、いつものウォルターを見ればわかるが。メリックは責任転嫁で保身に走る。自分の事しか考えてない。治療の機会まで封鎖。だがマニアのケイブが秘密のドアを知っていた。そこから毒の元のヘビを探しにいくウォルター、蛇の檻を彷徨う。予測不能な蛇の行動に戸惑うのがおかしい。毒を盛ったのは大統領の身内のミッコだった。命をかけて血清を用意したウォルターたち。そしてウォルターの装置で代表達を騙し、平和条約を締結させる。

メリックはケイブとチームの有能さを快く思っていない。自分の地位を脅かすとして。心の狭い保身だらけの男が、世界平和に関わっているとはお笑い草だ。だがムリョス嬢の事も思うに、一番その仕事に向いていない連中が仕切ろうとするのが、世界の歴史を狂わせる要因になるのも、いつも繰り返される歴史という事なのかも知れない。


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ウォルター・オブライエン 
エリス・ガベル/Elyes Gabel 杉田智和 天才ハッカー
ペイジ・ディニーン 
キャサリン・マクフィー/Katharine McPhee 小林沙苗 シングルマザー 
ケイブ・ガロ 
ロバート・パトリック/Robert Patrick 谷昌樹 国土安全保障省特別捜査官
トビー・カーティス
エディ・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas 福田賢二 天才行動心理学者
ハッピー・クイン
ジェイディン・ウォン/Jadyn Wong 田村聖子 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド
アリ・スティダム/Ari Stidham 原田晃 天才数学者、潔癖性で臆病


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