(終)SCORPION/スコーピオン 第19-22話 感想

「感情はない」と言いながら、すぐに不機嫌になる、怒る、すねる、人の言う事は聞かない天才ウォルター君の物語。十分に感情的ですけどw
第19話 恋は火のごとく Young Hearts Spark Fire
スコーピオンに、エンジェルス国立森林公園の行方不明者の捜索支援の仕事が舞い込んできた。登山コースを外れた男女6名が遭難したという 。ところがヘリに乗り込み、上空から登山者たちの足あとを発見したスコーピオンだったが、ヘリは強風にあおられ、なんと山中に墜落してしまう…。
危険で強引な作戦。いつもの自分の頭脳頼み。だが自然の力とヘリのパイロットの無能さは想定外だったらしい。墜落してパイロットは負傷、シルヴェスターと共に現場に取り残される。悪しき軍人魂の権化のようなパイロットは、見るからにヲタクで気弱そうなシルヴェスターが気に入らず、罵倒しまくる。彼にとって優れた頭脳など何の価値もない。シルヴェスターもマッチョ至上主義の家族の圧迫に耐え切れなかった過去があっただけに、両者の関係は最悪。
遭難したグループは俺様したい男がいて事態を悪化させる。スコーピオンも絶体絶命の危機を結果オーライで脱する。その中で共に苦難を乗り換えて結ばれるカップルも出て来る。それはウォルターとペイジも同じ。でもウォルターは認めたくない。
第20話 岐路 Crossroads
DLという犯罪組織の検挙のため、証言者マヤ・ヘルナンデスを護衛してヴェンチュラまで送り届ける役目を引き受けることになったスコーピオン。だが証言当日、DLに襲われる。ロス市警か連邦保安局に内通者がいて、情報が漏れていると睨んだウォルターたちは、スコーピオンだけでマヤを護衛すると決意する......。
移動の細部が敵に筒抜け、内部に内通者がいる。スコーピオンだけでマヤを守らねばならなくなる。また計算上は可能でも肉体がそれを実現出来るかは神様頼みの計画。マヤは実は天才、シルヴェスターの計算違いを指摘するほどの。なので彼らとは何処か気があう。マヤが証人とならずにすむようにスコーピオンは工作、彼女は別の人間となって逃げ延びる。
第21話 二度目の裏切り Cliffhanger
コンピューター化された神経毒研究所で、20名以上の科学者たちが何者かによってサリンガスの漏れ出すラボに閉じ込められてしまう。犯人は大統領に「90分以内にバグダッド空爆の真相を明らかにする記者会見を開け」と要求。神経毒研究所の人質事件として現場に呼ばれたスコーピオンだったが......。
「私の息子を貴方みたいにしたくない」
ラルフが学校を抜け出して、ウォルターの手伝いをして死に掛けた事に、ペイジは耐えられない。ケイブもいなくなればウオルターの歯止めもなくなる。ペイジはスコーピオンを去り、ドリューと3人でメイン州で暮らす決意をする。バクダッドの空爆の件でケイブとも決裂、「ペイジもケイブも必要ない」感情がないと言うくせに感情的なウオルターは車を暴走させ、事故を起こしてしまう。
第22話 崖っぷちのメッセージ Postcards from the Edge
ウォルターと連絡がとれなくなり、フェラーリの搭載コンピュータの信号を頼りに、ハッピーたちは崖に引っかかっているフェラーリを発見する。しかも中にいたウォルターは怪我をしていて動けず、また不安定な土壌のため、一歩間違えば車は崖下へ転落する危険な状態だった......。
スコーピオンの優秀さを恐れる長官に辞職に追い込まれたケイブ、だがまだ国土安全省の人間のふりをして、ダメ人間の現地の人間からウォルターの救出の指揮権を取り上げる。後半クロ-ズアップされるようになった医師としてのトビーのスキルが活躍する。ウォルターは死ぬ前にペイジに言いたい事があるという。メイン州にラルフは行きたくないがペイジは強行、行き違いでウォルターの事故も知らないままに空港へ。空港のニュースで事故を知り現場へ急ぐ。チームの尽力でウォルターは救出される。ペイジはメイン州行きを取りやめる。二人の意志が疎通したのかどうか、微妙なままエンド。それも彼ららしくていいかも。
次シーズンは観られるのでしょうか。
チーム的にはケイブという後ろ盾を失ったのは大打撃、ウォルターをシンクタンクへ引き抜こうとする人間もいるし、どうなるのでしょうね。ハッピーとトビーも良い感じになったし、個人的にはこの先があるなら、シルヴェスターとウォルターの姉メイガンのカップルにももっと幸せになって欲しいです。
シルヴェスター、結構好き(^o^)
何でも自信満々で失敗しても反省しないウォルターは鼻につく時も多い分、ダメな部分が多い自分を知りながら懸命に頑張ろうとするシルヴェスターの好感度が上がった感じです。
ウォルターの性格付けには杉田智和ボイスの影響も大きいような。欠点も多いけれどいざとなったら頼りになる男・・銀さん的な意味でw
ウォルター・オブライエン
エリス・ガベル/Elyes Gabel 杉田智和 天才ハッカー
ペイジ・ディニーン
キャサリン・マクフィー/Katharine McPhee 小林沙苗 シングルマザー
ケイブ・ガロ
ロバート・パトリック/Robert Patrick 谷昌樹 国土安全保障省特別捜査官
トビー・カーティス
エディ・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas 福田賢二 天才行動心理学者
ハッピー・クイン
ジェイディン・ウォン/Jadyn Wong 田村聖子 機械工学の天才
シルヴェスター・ドッド
アリ・スティダム/Ari Stidham 原田晃 天才数学者、潔癖性で臆病

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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