NCIS: ニューオーリンズ 第2話 黒い思惑 Carrier 感想

ペスト患者が発見された。ニューオーリンズの危機にプライドは?
公式HPよりあらすじ
クラブに出かけたジェロニモの乗組員コリアー大尉がタクシーにはねられて死亡する。死ぬ前の様子が変だったという証言を受け婚約者に話を聞くが、コリアーがドラッグをやっていたとは考えられず、上官であるベイツ中佐にも思い当たることがない。検視ではコリアーが風邪薬を服用していたことしか分からなかったが......。
トニー、アビー、ヴァンスが登場。
艦内にまかれたペスト菌、テロかと思いきや、敵は身内にいた。金の為なら祖国も裏切る・・いや、裏切ったとも考えていない。宗教でも報復でもない、そこには大義はない。あるのは私利私欲のみ。同国民に犠牲者が出ても気にしない。躊躇なくペストをばらまき、薬を売って儲けたかっただけ。
昔、その手の感染で死に掛けたトニーが登場、変わらぬ軽口でプライドに協力する。アビーもネット越しとはいえ顔を見せる。本家NCISのバックアップも抜かりない。
必要なものをぎっちりと詰め込んである艦内の複雑も興味深い。迷子になって当然の入り組んだ構造。丁度、元祖のシーズン1も放映中だが、そちらでは空母エンタープライズが舞台になっていた。あそこまでは行かなくても、それを生かしたネタがもう少し欲しかったかな。
ニューオーリンズの護り手として強烈過ぎる程の自負を持つプライド。
リーダーとしては、ギブスとは異なるタイプだけれど、頼りになるオーラが感じられる。アーチャー船長の時はあまり好感度が高くなかったけれど、こちらでは好きになれそう。
それぞれのキャラの個性も見えて来る。セバスチャンは作り過ぎのきらいもあるが、そのうちにこなれて来るかな。クリスは悪くないけれど、声が「クリミナルマインド」のJJの旦那の声なので、何となく信用が出来ない気分になって来るw
けだるさとゆるさと寛大さの中に、暗く複雑な社会の構造が垣間見られる土地。陽気さは苦悩に足元を救われない為の防衛本能。アメリカの広さを生かして、3つのNCISがそれぞれの味を出しているのがいい。
嗚呼、ガンボ食べたい!
NCIS: New Orleans
ドウェイン・“キング”・プライド スコット・バクラ 内田直哉
クリストファー・“クリス”・ラサール ルーカス・ブラック 加瀬康之
メレディス・“メリー”・ブロディ ゾーイ・マクラーレン 皆川純子
ロレッタ・ウェイド CCH・パウンダー 宮寺智子
セバスチャン・ランド ロブ・カーコヴィッチ 武藤正史

fc2が不調の際はお手数ですがTB用ミラーブログをご利用下さい
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