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映画「ガールズ&パンツァー 劇場版」感想と大洗など

☆もるがん☆

ガールズ&パンツァー

ふんわかの女子高生の日常とシビアな戦車戦。その二つを上手く同居させている不思議アニメ。この劇場版を見ると、今更ながら人気の出た理由がわかるのですよね。

役人は平気な顔で約束を破り、学園は閉鎖、閉鎖取り消しを求める生徒達に突きつけられたのは理不尽な試合。30台に8台で立ち向かうという殲滅戦。さらに木っ端役人は裏では信じられない兵器を敵に与えていた。汚い、役人どこまでも汚い!!

そこにかつては敵であった他の学校の生徒達が応援にやって来る。

シリーズの後日談ならでは良い展開です。ファンが見たかったあの子もこの子もあの戦車もやって来ます。新キャラも登場、ナデシコからその手の定番になって、どこの能天気アニメでもひとりはいるようなルリルリタイプとか、やたら楽器をかきならす確信犯のスナフキン仕様とか、突貫しかしない旧日本軍を嘲笑するような無能キャラとか。カチューシャ方面はロシア語が強化されてました。

みほの毒親は相変わらず凄まじい。お姉さんのまほがまともで、みほは良かった、毒親から逃げ出して良かった。この先も逃げ延びられると良いのですが。

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「フューリー」の本物の戦争の悲惨さと”特殊な内装”で死人の出ない戦車道を比べるのも何ですが、戦車同士の戦闘なら、普通の戦争映画並みにはスリリングに作りこんであるのが、見所でしょう。これをいうのも今更ですが。

今回は豊洲のオーシャンスクリーン(さすがにスクリーンを目一杯使うサイズでの上映ではありませんでしたが)、爆音ほどではないにしても、砲撃の音響もバリバリ響いてかなり良かったかな。

もろにTDRのパクリのアトラクションがの数々が登場する「ボコられ熊のボコ」シリーズのボコのテーマパークがあったり、富士急ハイランドが試合に使われて凄い有様になっていたり、何よりも大洗の町がボコボコになっていたり。あの近くに別荘があるので、見慣れた場所を戦車が走り回り、撃ち合いで穴だらけにはなるわ、家は破壊されるわを、感慨深く眺めておりました。

ガルパン

大洗との関わりは10数年になりますが、震災の時にかなりの被害を受けた海岸が、その後のガルパンブームで変貌を遂げていくをも見てきたわけで・・あの戦車が通路を疾走していったアウトレットモールも、震災の時は津波のせいで1階部分は酷い状態だったし、水族館のあたりもえぐられたような土砂で悲惨な状態だった事を思えば、その後の復興には、他の安易なアニメコラボの町おこしとは異なる覚悟のようなものが感じられたのですよ。

アニメで町おこしと言いながら「そのへんにアニメの看板でも立てとけば、馬鹿は来るだろう」的なヲタを見下した、成功を最初っから投げ出したとしか思えない杜撰なやり方ではなく「大洗女子学園を町ぐるみで応援しよう」というアニメの中の世界観を、そのままリアルにも作り上げた手腕が成功に導いたのだと思います。単にアニメに寄生するのではなく。

それはともかく・・・

可愛い女の子キャラにアイドル声優ぶちこんで戦車に乗せただけのアニメじゃないんです!この手のアニメにはあまり興味がない人間でも、映画として面白く見られる作品に仕上がっているのが、水島監督の手腕なのかも。

ガールズ&パンツァー

ポップコーンのコンボセット ミニクリアファイル付きです☆

ガールズ&パンツァーガールズ&パンツァー

来場特典のミニ色紙の絵柄この2種類を貰いました!

ガールズ&パンツァー

中が見えない袋に入っています。


ガールズ&パンツァー

せっかくだから、大洗関連の画像も!!

ガールズ&パンツァーガールズ&パンツァー

映画の中でもちらっと登場した大洗アクアワールド

ガールズ&パンツァー

水族館のお土産売り場でもガルパン

ガールズ&パンツァー

皆が乗っていたさんふらわぁ号。先日、火災が起きてニュースになっていましたが・・・

ガルパン

戦車ではないけれど、ガルパンとコラボしていた「あかぎ」

ガールズ&パンツァーガールズ&パンツァー
ガールズ&パンツァーガールズ&パンツァー

大洗で見かけたポスターの数々。

ガールズ&パンツァー

”聖地”大洗磯前神社

映画の中では、この先の石段を戦車が下りて行くシーンがありました。あれ、絶対に石段破壊してますよねw

ガールズ&パンツァー

多くの来場者を物語る磨り減ったスタンプ。

ガールズ&パンツァー

最近はガルパンだけではなく「艦これ」の那珂ちゃんの聖地としても訪れる人が増えているらしい。

ガールズ&パンツァーガールズ&パンツァー

絵馬もかなり・・・・何というかw

ガールズ&パンツァー

大洗タワーのガルパン喫茶


監督 - 水島努
脚本 - 吉田玲子
考証・スーパーバイザー - 鈴木貴昭
キャラクター原案 - 島田フミカネ
キャラクター原案協力 - 野上武志
キャラクターデザイン・総作画監督 - 杉本功
ミリタリーワークス - 伊藤岳史
プロップデザイン - 竹上貴雄、小倉典子、牧内ももこ、鈴木勘太
モデリング原案 - 原田敬至、ArKpilot
3D監督 - 柳野啓一郎
3DCGI - グラフィニカ
音響監督 - 岩浪美和
音響効果 - 小山恭正
音楽 - 浜口史郎
アニメーション制作 - アクタス
製作 - GIRLS und PANZER Film Projekt
配給 - ショウゲート
主題歌(劇場版)[編集]
主題歌「piece of youth」[93]
作詞・歌 - ChouCho / 作曲・編曲 - 酒井陽一
イメージソング「GloryStory」[93]
作詞・歌 - ChouCho / 作曲 - 田村ジュン / 編曲 - 酒井陽一


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