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メジャー・クライムス ~重大犯罪課 season3 Vol.8-10

☆もるがん☆

メジャー・クライムス ~重大犯罪課 season3

裁判所も警察もストローに翻弄される。ラスティはストローから二人きりで話したいと要求され・・・

第8巻

第14話 裁けない罪 Trial by Fire

殺人の罪に問われていたギャングのメンバーが無罪を言い渡され、釈放となった後に殺害される。その後、敵対していたギャングの1人が容疑者として浮上し、レイダーの元夫ジャックが弁護士として事件を担当することに。一方、ラスティの憧れの人物がロス市警を訪れ、ラスティは、その人物に対して思いきった行動に出る。

「法律で善悪を計れない」

司法制度を機能させるための理不尽、どこかおかしい。証人であるラスティの立場と絡めて。

証人クローディアが証言を覆す。いくら警察が守ってくれるといっても、それが果たされない場合が多いと誰もが知っている。無罪となったルイス。ルイスに息子カーティスを殺されたワイアット家の悲しみに無力感を感じるフリン。ルイスは殺害される。ギャング同士の報復なのか。フリッツ本部長補佐がシャロンに圧力をかける。現場をすぐに撤収してギャング抗争を防ぐようにと。容疑者の弁護士はレイダーの元毒夫ジャック、シャロンを利用しようとする。シャロンは応じない。卑劣な人間は離婚しようがどうしようが、骨の髄までしゃぶる気満々。反省はない。

ラスティは「正義のバッジ」のスタッフの8歳上のジェフを連れて来る。過去を知られないために、シャロンを「母さん」と呼ぶ。ジェフはラスティを「ベッキン(皆の手足)」と呼ぶ。あまりラスティを尊重していない呼び方。ラスティはジェフを好きだが、告白しようと悩むラスティ。シャロンは理解を示して「デートに誘え」という。さすがシャロン、ゲイ位では動じない。ラスティは、若すぎると断られてショック。それも人生とシャロンは諭す、ハンバーガー付きで。

第15話 サンタ殺人事件 Chain Reaction

サンタクロースの格好をした強盗が銀行を襲い、逃走したところを警備員が射殺する。犯行現場の近くでサンタクロースのイベントが行われていたため事態は混乱を極め、強盗事件とイベントとのつながりは明らかになるが、射殺されたサンタクロースが強盗犯ではなかったことが判明する。そんな中、休暇でレイダーの息子と娘がやってくる。

バズの赤いセーターが似合ってなくておかしい。確か妹とクリスマスにはこだわりがあったよね、バズ。そのセーターも汚されて、またおかしなセーターを着る。真面目だが何処かズレてるバス。予備警官になる学校にも通い始めたらしい。エミリー、リッキー、ラスティとクリスマスの買い物中に呼び出されたシャロン。子供達は上手くいっているようだ。プロベンザはパトリスとクリスマスを過ごす予定だったが、事件でダメになる。みんな一緒に署でクリスマス。

息子の才能を育てるために犯罪を犯す親。子供の才能の開花に喜ぶ母親としてのシャロン。そしてジャックの酒びたりをシャロンに打ち明けるかどうか迷う子供達。楽しい夜には打ち明けない事を選択。だがラスティはシャロンにいつまでも隠しておけない事を知っている。


第9巻

第16話 LEAP OF FAITH

フリンが、陸橋から身投げしようとしている男に遭遇し何とか思いとどまらせるが、男のトラックからは少女の遺体が発見される。その後、男は性犯罪者として登録されていたことが判明するが、少女の殺害に関しては潔白を主張する。一方、フィリップ・ストローの事件にこれ以上関わりたくないラスティは、ある陳述書を作成し始めていた。

失踪課のオデルノとドクター・ジョーが再登場。どんなに悔い改めても、周囲からは一生罪人扱いされる。そして今度は犯人に仕立て上げられる。誰も自分の話を信じてはくれない。絶望から死を選ぼうとしたジョージ。自閉症の娘を育てる苦労、それも実の娘ではない。妻には実の娘、不憫だから可愛くて仕方ない、夫にも自分と同じように娘を愛する事を強制する。夫は自由を奪われ、人生を奪われた。

エマはラスティを騙して陳述書を書かせようとしていた。ホッブス検事はそれに気付き、エマの本音をシャロンに教える。いよいよ、ストロー事件の裁判の正念場がやって来る。プロベンザはパトリスと別れようとするが、未練たらたらでドクター・ジョーに愚痴って呆れられる。

第17話 INTERNAL AFFAIRS

サンチェスの母親の介護士が遺体で発見される。その数時間前にサンチェスが介護士の不審な行動をとがめ、2人はもみ合いになっていたことから、サンチェスが容疑者として浮上する。重大犯罪課はサンチェスの潔白を証明すべく全力を挙げ捜査を進める。一方、ラスティが帰宅すると、驚いたことにジャックが待っていて、レイダーに話があると言う。

日本でも大手の介護会社では盗癖のあるヘルパーがいてもスキャンダルを恐れて会社がもみ消すらしい。相手は認知症、決定的な証拠がない限り、いくらでも誤魔化せるらしい。当人は転勤させてまだ噂がない新天地でまた伸び伸びと盗みをしてバレたらまたの繰り返し。他のヘルパーは不満でも文句を言えば制裁を加えられるので言えない。信頼より金儲け、それが介護の実態。

サンチェスの母親は息子と娘が自分を施設に入れようとしてると騒ぎ出す。証言の嘘はすべてそのため。サンチェスは内部調査で殺人の疑いがかけられているのに。近所はギャングだらけだが、母親は47年住んでも安全だという。だがギャングの親玉に睨まれるのを恐れていた。”安全”とはその程度。サンチェスの無実は証明されたが、暴力的な性格を治すセミナーに通う事を義務付けられる。母親を安心させるために同居するサンチェス、母親の過剰な要求にウンザリ。

酔ったジャックが合鍵でシャロンの家に泥酔して入り込む。ラスティはすぐにシャロンに知らせる。「またジャックが飲酒をはじめたと知ったら家の鍵を変えていた」というシャロンに、リッキー達の頼みを聞いて、ジャックの飲酒を黙っていた自分にも責任があるとラスティは感じてしまう。馬鹿父の息子は、一見まともそうでもやはり馬鹿だった。ラスティが正しかった。ラスティはシャロンを仕事に行かせ、ジャックの面倒を見る。起きたジャックを説得するラスティがいい。苦労した彼だからこそ言える言葉。


第10巻

第18話 SPECIAL MASTER PART ONESPECIAL MASTER PART ONE

シーズンフィナーレ 前編。フィリップ・ストローが検察官エマに新たな取引を持ちかけ、取引に応じるなら、これから起こる女性3人を標的とした殺人の情報を提供すると言う。もはや一刻の猶予もない。重大犯罪課は限られた時間と闘いながらストローから得た手がかりを分析し、罪のない女性の命を救おうと奔走する。

威勢は良いが無能リオス検事はストローに踊らされるだけ。ストローは何故これから起きる殺人事件の事を知っているのか。ストローはラスティとの面会を望んでいた。ストローの話は嘘と決め付け、リオスはラスティの件を黙っていた。ラスティの命の危険を感じ、シャロンは激怒する。「運命」と口にして、ラスティを惑わすストロー。

第19話 SPECIAL MASTER PART TWOSPECIAL MASTER PART TWO

シーズンフィナーレ 後編。フィリップ・ストローが示唆した連続殺人の標的が明らかになり、重大犯罪課のメンバーたちは決死の覚悟で犯人を追跡する。レイダーは謎めいた手がかりの意味を解き明かすため、外部の相談役、クラリッサ・フィールズの協力を仰ぐ。十数年にわたり悪事を働いてきたストローとの戦いは完結するのか?衝撃の結末がついに訪れる。

テイラーが勝手に記者会見を開いて事件を大きくしてしまう。ラスティの警護も許さない。テイラーは市民に情報を公開したので市民全員が協力してくれると能天気に言い放つ。馬鹿はどこまでも馬鹿、最後まで捜査の邪魔をする。殺人は占星術のコンジャンクションに関係して起きていた。タオの知り合いの占星術師クラリッサを呼び寄せる。シャーファー判事はストローと馴れ合い過ぎて簡単に罠に引っかかり殺害されストローは逃亡する。射手座の形に死体が遺棄されているのにクラリッサが気がつく。残りの星は3つ。ストローがライフルを買った、用意周到な彼らしくない。追い詰めるとやはりストローではなかった。ストローは逃走、ラスティは恐怖で錯乱。また戦いがはじまる。


シャロンとラスティ、シャロンの子供達、元夫ジャック。家族の崩壊と新しい家族の誕生。そしてストローとの決着は振り出しに。重犯課の面々の家族も含めて、家族とは何かを問う内容が多いシーズンでした。フリッツのFBIからロス市警への転職も。「クローザー」からのファンにはうれしいけれど、ブレンダとの仲がかんばしくない気配が気になります。


MAJOR CRIMES

シャロン・レイダー メアリー・マクドネル 小林美奈
ルイ・プロベンザ G・W・ベイリー 宝亀克寿
アンディー・フリン トニー・デニソン 稲葉実
マイク・タオ マイケル・ポール・チャン 小高三良
フリオ・サンチェスレイモンド・クルツ 日向とめ吉
エイミー・サイクス キーラン・ジョヴァンニ
ラッセル・テイラー ロバート・ゴセット 石住昭彦
バズ・ワトソン フィリップ・P・キーン 田島裕也
ドクター・モラレス ジョナサン・デル・アルコ
フリッツ・ハワード ジョン・テニー 藤真秀
ラスティ・ベック グレアム・ パトリック・ マーティン



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